League 2017 vol.2


13.Leg.19 vs. Kawasaki Frontale

2017.07.30(Sst)

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 スタメン:カミンスキー・大井・高橋・森下・櫻内・宮崎・ムサエフ・川辺・中村俊・アダイウトン・川又。
 サブ:三浦・中村太・小川大・上田・松本・松浦・太田。


良くてドローと踏んでいた。得点力もあって守備も堅い川崎に勝つのは至難の業。勝っても胃の痛くなるような展開の後の勝利ではないかと。たぶん、皆さんも同じだったと思う。まさかあんなゲームになろうとは。。。

 この日の磐田は前からプレスをかけるコトをしなかった。気持ち高めにラインを引いてリトリート。確実に起点を潰して川崎の攻め手を封じた。8分に先制し優位にゲームを進める。川又のパスに抜け出した駿がゲット。ところが、セットプレイからスグに追いつかれる。その後はポゼッションを強める川崎の攻撃をかわし続ける展開。ギャップを作らせず良いバランスで守っていた。そして、24分にセットプレイから渚が頭で押し込んで突き放す。その後も同じような展開で前半終了。

 後半は川崎が攻勢に出てくる。磐田はカウンターを狙っている。55分、奪ったボールをトップの川又に付け、それを上手くスペースに流すと走り込んでいた駿がドリブルでヴァイタル侵入。さらにペナにも入ってGKの股間を抜くシュート。この3点目で楽になったなあ。
 さらに、アダイウトン、川又と得点を重ねて信じられないスコアとなった。ただ、73分に、ムサエフがこの日二枚目の警告を貰って退場になってしまった。正直、スタンドからだとよく分からなかった。危ないと言えば危ないプレイだったが、警告を与えるほどのプレイだったか?さらに謎だったのは一枚目の警告。こっちは誰が何で貰ったのかさっぱり分からなかった。DAZNの映像を見ても分からない。この日の村上さんは冷静さを欠いていたんじゃないか?アディショナルの6分も納得のいく長さじゃない。

 ともかく、一人少なくなって、さらにそれがチームのキモたるムサエフだったためにディフェンスがガタガタに。思い切りギャップを作りまくって、よくぞ一失点ですんだ(トータル2失点)と思うような惨状だった。好事魔多しとはこのことで、次節の広島戦はムサエフに加えて、契約の関係で駿も出られないワケで、ボランチどーする?な状態だ。まー、いるヒトでどうにかしていくしかない無いんだけどねー。康太とか宮崎とか昌也とか。

磐田 5-2 川崎海豚隊



12.Leg.18 vs. VENFORET KOFU

2017.07.08(Sst)

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 スタメン:カミンスキー・大井・高橋・森下・櫻内・宮崎・ムサエフ・川辺・中村俊・アダイウトン・川又。
 サブ:八田・小川大・上田・松本・松浦・松井・齊藤。

 小瀬でのアウェイ戦は、甲府の術中に嵌って塩試合を余儀なくされ、宮崎の退場によってドローで御の字というゲームとなった。今節も相当難しそうなにおいのするゲームであった。が、ゲームを塩漬けにして終わらせたのは甲府ならぬ磐田だったというオチがつくとは思わなかった。

 前半、甲府は最初の十分間だけは前からプレスに来たがその後は引いて守る想定内の展開だった。先制点は見事だった。駿さんから駿にグラウンダーのパスを通すと、駿はワンタッチでウラへ流し込んだ。これに川又が反応してGKと一対一。股下をぶっこ抜いて先制。駿さんからパスが出る瞬間には川又は動き出していたから、直接合わせるのかと思ったらワンクッション入るとは。。。お見事でした。駿さん、盛大にガッツポーズして喜んでた。
 その後は次第に手詰まりとなっていき、そのままハーフタイムへ。
 後半。甲府が攻勢に転じた。前半は前線に長いボールを放り込むだけでちっとも怖くなかった甲府だったが、前から厳しくプレスをかけ、ポゼッションを高めて押し込んできた。磐田は五バック気味に対応したが、WBの前に起点を作られて苦しい展開が続く。甲府のラストパスが雑だったり、シュートが枠に来なかったりで助かった。
 結局、そのまま逃げ切ってuno a zeroの勝利。いや、こんなゲームが出来るようになったのかと、ちょっと感慨深い。確かに後半は押されっぱなしでいいとこ無しの内容だったが、それでも何とか勝点3を引き寄せる戦い方ができていたと。これが昨年までの磐田だったら、こらえきれずに失点し、良くてドロー、下手したら逆転されていたね。

磐田 1-0 甲府隊