今季の終了
2014.11. 30(Sun)
残念だが、今の磐田にはこれが精一杯だろう。選手たちは良く遣ったと思う。明らかに力が上というチームに良く食らいついて92分まではプラン通りに戦えていたんだから。問題は別のところにあるのだ。
磐田は昨シーズンからずっと同じ過ちを繰り返してきている。すなわち、すばやい攻守の切り替えが全く出来ていない。攻から守へ、守から攻へのシステム化がまったく行えていない。ゲームの中で起こりうる様々な局面についてひとつひとつきちんと戦術として落とし込んでいくことをはたして遣っているんだろうか?共通のイメージを持たせるような練習を遣っているんだろうか?山形はそこんところをかなり緻密にやっているんじゃないかと思わせるサッカーをしていた。磐田がそこ、つまりトランジションのシステム化を遣っていない理由は、たぶんそれをきちんと出来る選手がいないことにつきる。2列目、中盤の底で攻守の切り替えに90分対応し続けるだけの選手が、いないのだ。今季のシャムスカはもとより、昨シーズンの森下も関塚でさえも出来なかった。そして名波もそこは放棄してしまっている。ということは、どこに問題があるかと言えば、それはチームの編成にあるということだ。関塚を見れば分かる。昨シーズンの磐田でどうしてもできなかったことが、千葉ではあっさりと出来ている。今の二部ではトランジションで上回らなくては昇格圏内に留まれない。ところがクラブはその根本的なところに手を付けず、その場しのぎのサッカーで何とかなると思っていたとすれば二部を舐めていたとしか思えない。小手先のその場しのぎでは勝ち抜けないことがわかったわけだから、来シーズンに向けてはトランジションサッカーをきちんと植え付けられる監督とそれを90分表現できる選手たちで新たなチームを作り直して欲しい。多くの選手がチームを去ることになると思うが、名の売れたロートル選手なんていらない。名では無く実を取って欲しい。サボらない、走りきる。そういう極々当たり前のことが当たり前に出来る選手だけで来季はスタートして欲しい、ってこんなこと書かんならんなんてどんだけ情けないんじゃ、わが軍は。
今日のゲームで一番切なかったのは足がつるまで走ってたぎゅんぎゅんの号泣だったなあ・・・、
決戦前夜
2014.11. 29(Sat)
レギュラーシーズンを4位で終えた磐田は、明日J1昇格プレーオフ準決勝に臨む。早々と自動昇格が消え、最後の最後で4位に転落。北Qが5位に入ったために3チームでのプレイオフだっただけに3位なら1ゲームで済んだところを2ゲーム戦わなければならない仕儀と相成った。シーズン終盤に監督を代えたわけだが、名波カントク就任以来9ゲームの勝ち点が11にとどまり、結果4位でフィニッシュした。ま、正直なところよくぞ4位に止まったものだと思っている。(ちなみに同時期に山形は18、千葉は20の勝点を獲得している)プレイオフに残った3チームの中で間違いなく磐田が一番、弱い。誤解しないで欲しいが名波が酷いと言っているわけでは無い。たぶん、誰がカントクになっても同じような結果だったと思う。たとえ大佐の続投であったとしても。何度も言っているが問題はチームの構成にある。誤解を恐れずにざっくりと言ってしまえば中盤から前にきちんとディフェンス出来る選手がいないことだ。これは一部に居た昨シーズンから全く変わっていない。
11月になってからほとんど何も書いていないが、実のところ山形戦を生観戦している。ところが、とても戦評や日記を書く気にならなかったのでそのままになってしまったわけだ。そして、明日プレイオフを迎える。おそらくリーグ戦とは全く違った雰囲気でゲームが行われることだと思う。かつて経験したチャンピオンシップや入替戦がそうであったように特別な雰囲気の中でゲームは進んでいくと思う。そのなかでどう戦うか。普通にやれば山形かも知れないが、一発勝負の戦いではリーグ戦の結果は参考にならない。ホームで戦えるアドバンテージを活かして欲しい。今後の磐田のあり方決める重要な一戦となるからだ。
荒田元社長ご逝去
2014.11.12(Wed)
元ヤマハFCの社長の荒田忠典氏が昨日お亡くなりになりました。ヤマハ発動機サッカー部時代からクラブに関わり、J参入から強いジュビロへの道筋を付けてくれた偉大な社長でした。気さくな人柄でホームでもアウェイでもスタンドのファンと歓談する姿が見受けられました。歴代社長の中で彼ほどサポやファンに愛された方は居なかったんじゃ無いかと思います。昨シーズンまではメインスタンドで観戦される姿をお見受けいたしました。ただ、シーズン途中には全くお見えにならない時期がありまして、ひょっとしたらそのころから具合がよろしくなかったのかも知れないと今になって思います。ご冥福をお祈りいたします。合掌。
雨の敷島
2014.11.09(Sun)
この日はシッカリと雨の予報。二日前までの予報ではゲーム中は曇りだったが、前日の午後になってガッツリ雨予報。そこで着替えも含め完全なる雨装備を用意して敷島に向かった。よってちゃんとしたカメラを持っていくことは諦めた。写真を撮りたいと思う展開でもなかったので、ゲーム中のショットは皆無。よってこの日のフォトレポートはありません。
前橋は結構遠い。少しは安く行きたい。そこで出した結論は東京までは新幹線、東京からは在来線の各駅停車。上野から高崎まで快速。ここで乗り換えて二時間と少々。東京から沼津くらいの距離か?
前橋には初めて降り立った。県都だけあって立派な町だ。高崎とどっちが大きいんだろうか?静岡県に於ける静岡市と浜松市の確執みたいなものがあるのだろうか?(どうでも良いか)
敷島まではシャトルバス。駅のコンコースに案内があったかどうか?見落としたかも知れないが、ザスパの旗が目に入った側(北口か?)に行ってみるとバス乗り場はすぐに知れた。草津と名のつくチームが前橋でゲームをすることはどうなのだろうか?あ、それで群馬ってつけたのかなどぼーっと考えるうちにスタジアムに着いた。15分くらいで到着。到着と同時に雨が降ってきた。その後、ゲーム中はずっと降っていた。終わる頃になって止んできたのには納得がいかないw。スタジアムに屋根はないわけではないが、一般客が座るところにはほぼなし。
メインスタンドのアウェイ側に座ったわけだが、結構内側で、ペナルティアークよりセンタサークルよりだったが、周囲はベッタリ磐田ファンばかりだった。
あんなチーム状態なのでこんなゲームだったわけだが、正直、チーム状態通りの結果なんだよね。ふたつ前の席の若者が失点に際して椅子を叩いて激昂していたが、やられるべくしてやられた感があって、私としては、はいはいやられましたーってなもんだよ。理詰めにやられたからね〜。
そんなわけで散々な遠征で、来年もココ来るかもねーなアウェイ行であった。上野東京ラインも開業して便利になるしねー(棒読み)。ついでに、帰りのシャトルバスのお話。第一便で帰ってきたんだけど、乗客はほぼ磐田ファンばかりだったことを報告しておく。やれやれ。
で、次節の山形戦はガチの勝負となったわけだが、ここはきっちり勝ちましょう。