躍動の夕べ

2017.06.21(Wed) 

 この日の雨模様のどんよりした空気を吹き飛ばすような素晴らしいゲームを見られて、『待っていたのは最高の週末!』と快哉を叫んだ方は多かったんじゃないか思う。そして、あの不躾で無遠慮なガスサポを黙らせたことに大いに溜飲を下げたムキも多かったものと推察いたすわけだ。

 今年の梅雨は雨降らないねーって行ってた矢先にすっかり梅雨らしくなってきた週末。雨のヤマスタはすっかりサックスブルーに染まっていた。チケットは完売。でもね、雨降るといるトコないんだよね。な声に応えてか、ジュビロ広場には雨が凌げる場所が作られるようになってきた。でも、このところマイゲーム売り切れてるのに何で13,000台しか入らないんだろ?この日は雨だやになっちゃったヒトいたんだろうな。

 F東には前田さんがいる。ミッドウィークの天皇杯にたしかフルで出場していたハズで、来ないかも?と思ったりもしたんだがしっかり遠征メンバーに入っていた。サブだけど。で、この日は珍しくアウェイチームが磐田より送れてスタジアム入りした。磐田の選手が入ってしまっても入り待ちの人垣は崩れず、『前田待ちなのね。』な風情を漂わせていた。そこへ前田さん。磐田のいるときと同じように飄々と登場。万雷の拍手と歓声。アップの終わりがけに松井と何事か話していた。松井は前田とおしゃべりする前にすいぶん長いこと大久保土話し込んでいた。松井おしゃべりしすぎだったw。メンバー紹介との時も前田には大きな拍手。前田さん、愛されています。(大久保へのブーイングが少なかったのは意外だったんだけど。)結局、前田さんの出番はなくゲームは終わってしまった。

 G大阪、浦和、F東の三連戦で勝点を9も取れるとは、正直思っていなかった。一つは勝ちたいよねーと思っていただけに、これはほとんど僥倖なんだけど、勝つべくして勝ったと言えるようになりたいと思う。上位チームは磐田相手に引いたりしないから、むしろやりやすいのかも知れない。下位のチームはがっちり引いて守ってくるだろうから、これをこじ開けるのが大変だよね。現状で下位に沈んでいるチームに磐田は思うように勝てていない。で、次節は最下位に沈む新潟。新潟とは選手の交流がwあっていろいろあるし、どっちかって言うと苦手にしているチームだ。キッチリ勝ちたいものだが簡単にはいかないだろうな。

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25年目の天竜川決戦

2017.06.21(Wed) 

 前回の天竜川決戦はJリーグ以前。ヤマ発vs.ホンダの同業対決と言うこともあってJSL時代でもそーとー盛り上がったものなのだが、その後の環境の変化により両チームが対戦することは無かった。
 仕事を早めに切り上げてスタジアムに向かいます。天皇杯はいつもとちょっと雰囲気が違います。ホンダのファンがバスで乗り付けるところに遭遇しました。
 リーグ戦と違いお店が全く出ていない。グッズ屋はもちろんのこと食べ物屋もほぼ、無い。協会の仕切りだからということは頭にはあったがこれほど少ないとは思わなかった。
 スタンドに上がる。この日はいろいろ考えたすえ、メインスタンドの真ん中のリーグ戦の時なら10,000円ほどもする立派なシートの席を奢った。ホンダのファンもアウェイサイドスタンドを埋めている。これだけのアウェイファンが押しかけることはリーグ戦でも珍しい。さすがは隣町のチームだw。普段、都田に足を運んでいる人たちはあらかた来たんじゃないかと思われる数の人がいた。アウェイサイドだけで1,000人くらいはいたんじゃないかと思う。とは言え、雨のミッドウィーク。しかもカップ戦。観衆は4,000人強と少ない。人がいるのは両ゴール裏とメインだけだから。

 多くの磐田ファンはホンダサポの奏でるチャントが新鮮に聞こえたんじゃないかと思う。『はままつっホンダ!』ってコールも初めて聞いたって方もいただろう。この日ゴール裏に詰めかけた人たちはホンダやホンダ関連企業の従業員だけでなく、ホンダのサッカーが好きでいつもスタジアムに足を運んでいる人も少なからずいたはずだ。企業チームとは言え、すでに四十有余年の歴史と伝統を持つサッカークラブなのだ。
 ゲームは白熱した。無駄に盛り上がった。磐田がほぼサブメンだったとは言え、ホンダはいつも通りの素晴らしいサッカーをして、優勢勝ちがあればホンダに分があっただろうと思う。ホンダお得意の粘りを見せて、結局はPK.戦により3回戦進出チームを決めることとなったわけだが、そのPK戦もこれまた盛り上がった。一転二転の末に磐田が競り勝ったが薄氷の勝利だった。たぶん、このゲーム、公式の記録では120分戦った上でのドローというコトになっていると思う。ドローでは次に進むチームが無くて困るから抽選と同じ意味合いで行われれているワケだ。同じフットボールでもラグビーの方はホントに抽選だからね。知りあいの高校サッカー部の監督がよく言っていた。『PK.戦はサッカーじゃない。』ということで、四半世紀ぶりの天竜川決戦はドローと言うことで終わった。
 若い磐田のファンでホンダさんに興味を持ったという人は、是非ともホンダのホーム”都田”に足を運んでみたらいかがだろうか。そこにはあなたの知らない世界が広がっているハズだ。筋金入りのサッカー好きが集まるディープなw世界が。

 ともかく、この日のゲームは白熱の展開ののち、結局上位カテゴリーである磐田が次に進むことになった。わたしの周囲は安堵した雰囲気に包まれていた。ジャイアントキリングは起きなかったわけだが、4部リーグ相当のチームにPK戦までもつれることになっても磐田ファンからはブーイングや不満の声はあまり聞こえてこなかった。(例えば、延長に突入、PK戦に突入の場面とかで)それだけホンダに対するリスペクトがあったのだとわたしは感じた。
 こうして25年目の天竜川決戦は終わりを告げた。かつてのような熱い戦いが展開された。磐田は次ぎに進む権利を得たことでJ1面目は施した。ホンダは勝てはしなかったもののJFLにホンダを示す一戦だったように思う。


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してやったり

2017.06.18(Sun) 

 さいスタには行きませんでした。日曜のナイトアウェイマッチってのは敷居が高いね。もちろん、気合い入れて行ってくればその日のうちに帰ってくることは可能なんだけど。お金と時間とその他諸般の事情から行きませんでした。ま、チケットアライアンス契約を結んでいるクラブならともかく、浦和にためには鐚銭一文使いたかないってハラもあるんだけどねw
 さて、昨日のその時間。白状するとDASH見ながら浦和戦を見てました。。が、逆転されてからはガッツリDASH〜直虎へ移行m(_ _)m。20:30になろうとしたころ、思い出してDAZNにアクセスすると。『!!はっ?』スコア見てビックリ。何があったのか、と。そこで、改めて見逃し配信で視聴。
 見終わった感想は、磐田が上手く戦った点と浦和の自滅という一面とが混在していると感じました。選手の起用も当たったし、さいスタで浦和サポを黙らせる胸のすく勝利なんですが、手放しで喜べる内容だったかと言われればちょっと違うかなあという気もします。もちろん、俊輔なしで勝ったことは大きな意味があるとは思います。しかし、松浦ってのは何なんでしょう?こおゆうことがあるから外せないんでしょうね。

 さて、今週の水曜日に天皇杯の2回戦が行われます。相手はHonda FCということで四半世紀ぶりの天竜川決戦が実現。今風に言えば、天竜川ダービー?遠州ダービー?でしょうか?ホンダさんは目下JFLで首位を走っています。14戦して1敗しかしていません。もし勝っても、J2チームでも下位に沈むチームならジャイアントキリングとは呼ばないであろうホンダさんを舐めてかかるコトはないと思いますが、油断をすると簡単に足下をすくわれます。できればガチメンで行って貰いたいと思いますが、名波カントクはメンバーを落としてくると思います。ホンダさんにはジュビロユース出身の選手が2人在籍しています。まずは、柴田潤一郎。磐田ユースからホンダに入団後、ホンダ一筋。今年で17年目を迎え、ホンダの10番と言えば潤ちゃんです。リーグ戦前節、怪我から復帰してサブメン登録されていました。二人目は原田開。磐田ユースから湘南に入団したものの1年で退団して順天堂大学へ進学。その後、ホンダに入団しました。開のチャント、一風変わっています。
 ついでに一つホンダ情報を。目下のところJFLトップスコアラーの大町が怪我で離脱。長期離脱の模様です。

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完勝の午後

2017.061.04(Sun 

 結局、5月は一つも勝てないまま終わってしまいました。そして迎えた6月。ホームに迎えた相手は優勝を争うガンバ大阪。梅雨入り前の晴天。気温は30℃近くあっても湿度は30%程度と低く風も涼を運んでくれる。

 スタジアムにはキックオフの1時間半前ころに到着。かみさんには出かけるのが遅くて気合いが足りないじゃないのと言われるが、わたしが気合い入れたところで負けるときは負けるのだよ。正直、あんまり勝てる気がしないままスタジアム入りしたのは内緒。

 日差しが強く陽向にいるとかなり暑いが、日陰はそうでもない。この日はチケットが完売していた。ホームゲームが3ゲーム続けてソールドアウトになるのは何時以来のことだろうか。ってゆうかそんなこと以前にあったか?ジュビロ広場は人で溢れかえり、通路は人の行き来でとても通りづらい状況となっていた。それでも公式発表によるとこの日の観衆は13,953人。完売になっていた3ゲームとも観衆は13,000人台って一体どおゆうことなんだろう?札幌戦は14,000余の観衆を集めましたが、このゲームって前売り完売だったかな?この日はガンバな方々も大勢いらして、ゴール裏2F席は一番後ろに立っている人も見られました。この日は選手入場の際にブルーやホワイトのボードを掲げるコレオグラフを実施。バックスタンドの一部が青くならなくて??。あゞ、あの一角はガンバな方々が陣取る場所なのね。

 そう言えば、ガンバの選手紹介のとき、ガヤさんと堂安に拍手。ガヤさんは以前磐田に在籍していましたし(浜松出身で磐田東高卒)まぁそうかなと思っていましたが、堂安にはちょっとビックリ。ま、U-20で航基のチームメイトで怪我した後のゲームで航基のユニを掲げてくれたってコトでのことなんでしょうが。そして、何人かの選手にブーイングをした後、カントクの健太にでかいブーイング。お隣に座っていたおねいさんが思わず笑ってしまうほどの大きなブーイングでした。

170604gamba9.jpg ゲームは予想外の理想的な展開で、先制、中押し、そして後半の駄目押し。5試合も無得点で6試合勝ってないなんてウソみたいな快勝。ゲームプランがピッタリはまって、プランに見合った用兵も嵌って完勝。川又もケチャップ、ドバッっと。しかも、相手は優勝を争うチームっていうんだから、待っていたのは最高の週末だな。たまにはこおゆうゲームがないとモチベーションが下がってしまうんで良かった。しかし、俊輔が居ると居ないとではこうも違うものなのか。


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