今季初のナイトマッチ

2016.03.23(Wed) 

 今季初のナイトマッチはナビスコ杯グループリーグの緒戦。いや〜、久方ぶりのナビスコカップという響き。1部に戻ってきたことを感じる一瞬なのだ。
 ナビスコ杯は、言うまでもないがリーグカップという位置づけでヤマザキナビスコ社を冠スポンサーとして1992年のJリーグのリーグ戦開幕前年から開催されているJ史上もっとも歴史のある大会なのだ。そして皆さんご存じの通り、ヤマザキナビスコ社は今年の8月一杯でNABISCO社とのライセンス契約を解除し、社名をヤマザキビスケット社とすることがアナウンスされている。今季については9月以降もヤマザキナビスコカップの名称を使うことになっているが、来季以降についてはスポンサー契約も含めて今のところ不透明だ。いつだったか決勝戦で観客全員にオレオを配っていたなあ。たぶん決勝戦は毎年何かを配っているんだろうと思う。

 さて、そのナビスコ杯グループリーグである。カップ戦のお約束としてミッドウィークの開催だ。仕事場からスタジアムまではクルマで10分ほど。定時を過ぎて軽く残業してスタジアムに向かうつもりで段取りをとってあるわけだが、そろそろかなーと思っていると、こおゆうときに限ってなんやかやと突発的なお仕事が舞い込んでくる。まるで狙ったとしか思えないタイミングで「こないだの件なんだけどさー」って。何とかやっつけて帰り支度。「Aさん今日は早いぢゃん」なんて声をかける野暮なヤツはわが課には存在しない。わたしが何故早じまいなのかみんな分かっているからな。

 クルマに乗り込み、どの道を通っていったらいいかをシミュレート。水曜日は駐車場の予約ができないのでどこに駐めるかも考えながらルートを決める。南側からスタジアムにアクセス。セブンの信号まであと少しというところで、駐車場¥1,000のプレートを掲げた女性を見つけてハンドルを切る。スタジアムには20年以上通っているが初めて駐める駐車場だ。(帰りに場所が分からなくなりかけて迷いそうになった)ジュビロ広場は閑散としている。来場ポイントを付けてもらう場所に宮崎が居た。ってことは彼はサブにも入っていないと言うことか。入場する前に食事をすることにして、いろいろ迷った末にタイ風豚トロ丼ということに。最近、オーバーライス屋にお目にかかっていないのが残念。入場する。やっぱりお客さん少ないなあ。水曜の夜ってコトもあるんだろうけど、リーグ戦とカップ戦とでどーしてこんなに客の入りに差があるんだろうといつも思う。カップ戦にはカップ戦の楽しみがあると思うんだけれど。バックスタンドの向こう側に満月が上っていた。ちょっぴりおぼろ月だったけど。

160323vissel10.jpg ゲームはチームの問題点を再確認するようなしょっぱいものだった。サブメン以下の選手の中にはトップで普通にやれそうな選手は、いなかったな。とーぜんのことなんだろうけど。
 ゲーム後、しおしおとスタンド裏を歩いていたらゴール裏の伊野波コールが聞こえてきた。連れと一瞬顔を見合わせた後、再びスタンドへ。ゴール裏にはThank you 伊野波の断幕。ややあって伊野波がピッチに現れゴール裏まで進んで深々と一礼。請われて、ハンドマイクを持って挨拶。何を言っているのかは聞こえなかったがゴール裏のメンメンからは盛大な拍手。伊野波、愛されてるぢゃねえか。いいところが少なかったゲームだったけど、最後にいい物を見せてもらって家路についた。


ページの先頭へ

宮崎・駿の夜

2016.03.19(Sat.) 

 前夜からの強い雨は朝まで残った。それでも昼前には上がり、スタジアムに着いた17時ころとなれば晴れ間がのぞくようになっていた。今季、ホーム二戦目。昨シーズンを二部で過ごした同士の戦い。おそらく互いに残留を争うことになるだろうと意識しているに違いない。昨季、磐田にとってみればシーズンダブルを食らったあげくに天皇杯でも負けているわけで0勝3敗なわけだ。でも、必要以上に意識して良いことはない。磐田ゴール裏からは福岡をリスペクトする内容の断幕が掲げられた。福岡は福岡で”藤枝ブルックス"コール。これはどう解釈したらいいものなんだろうか?

 そう、スタジアムに入って最初に気づいたこと。バックスタンド側の広告バナーがLEDの動くヤツになっていた。これはずっとこうなんだろうか?持ち回りって話もあるんだが。そう言えば、出ていたスポンサーはJのオフィシャルもののだけだったんで、持ち回りってのはありかもと思った次第。

 選手入場路にゴール裏メンメンはマフラーを頭上に掲げるが、それがこの日はバックスタンドのホームサイドにフリーゾーンも広がり、メインスタンドでも多くの人たちがマフラーを掲げていてなかなかいい絵になっていた。ぼっとしていて写真に撮っていないのが残念無念。

 この日の観衆は11,02名。開幕戦に続いて1万人を超えた。開幕戦と違ってチケットセールが伸び悩んでいたやに聞いていたので一安心した。やっぱり、1部に上がると観客は増えるのだろうか?でも、2014シーズンあたりは少なかったから、結果も関係しているのかも知れない。サッカー自体は決して褒められた内容ではないが、1勝2分1敗で勝点5は勝点を拾っていくと言う点では悪くない結果だからだ。これからも苦しく難しいゲームが続くと思うがしぶとく泥臭く勝点を重ねていって欲しいものだ。

 この後、代表戦のためリーグ戦は一週空く。その間、来週の水曜日にはナビスコ杯が行われる。ホームゲームだ。ウィークエンドにリーグ戦、ミッドウィークにカップ戦というスケジュールがしばらく続く。一部に帰ってきたんだと感じることろだな。



西紀寛情報を一つ。2011シーズンまで磐田に在籍していた西。2012-2013シーズンを東京Vで過ごした後、タイ・プレミアのポリスユナイテッドでプレイをしたところまでは皆さんご存じかと思う。ポリスUには一年しか在籍しておらず、2015シーズン以降の動向が全く分からなくなっていたが、本日ひょんなことから西の現在の状況が分かったた。現在のところは無所属だが、近く昨年末に高原直泰らが立ち上げた沖縄SVへ加入する予定だとか。選手としてなのか、コーチとしてなのかは不明。ソースは西紀寛の実弟西望実談話。



ページの先頭へ

寒いぞ日立台

2016.03.12(Sat.) 

今季初めてのアウェイ遠征だ。前節の方が遠征費が安くすむのだが、浦和のためには鐚銭一文だって使う気はないので今節の日立台への遠征とあいなった。
 しかし、寒いぞ。なんだってこの日に限ってこんなに寒いの。予報では柏地方の最高気温が9℃。これって浜松ぢゃあ真冬の気温だよ。であるからして、この日は全くの真冬装備、年末の富良野行と同じ服装での出発での遠征となった。
出来るだけ安くあげるため、往路は在来線利用とした。3月はのびのび(18切符のことね)が使えるんで助かる。三回の乗り継ぎで柏まで行かれるが乗りっ放しはシンドイので熱海で途中下車して大休止の予定を立てた。しかし、静岡県内の東海道線は何でロングシートしかないのか?

 片浜駅を出たあたり、読書に疲れてぼっとしていたわたしの耳に聞き慣れないアナウンスが流れた。『列車行き先の変更を致します。この列車は次の沼津までとなります。』とな。何でも函南ー三島で線路の点検をしているとか。行き先の変更ってか運転打ち切りぢゃねえか。そんな訳で訳も分からず沼津駅で放り出されちまった。しかし乗ってるお客さんからは何の声も上がらず反応の薄かったが意外だった。ま、焦ってもしゃあないんで取り敢えず昼飯を掻き込んだ。改札を抜けるとき駅員にくってかかっているヤツがいたんだが、たぶん駅員さんにも何が何だかわかんないと思うよ。駅に戻ると未だ不通。いつ運転再開するかわからないってことなので御殿場線周りで向かうことを決断。御殿場線って言やあ元を正せば東海道本線だからね。って関係ないだろw。そんなわけで御殿場周りの国府津行きに乗り込んだ。同じコトを考えた人たちがたくさんいたと見えて車内は激混み。途中から乗って来た高校生が『え〜、何でこんな混んでるの?』 と目を丸くしていた。お気の毒様。
 とゆーワケで予定よか小一時間ほどの遅れで柏に到着。実は、わたしの乗った国府津行きが沼津を出て間もなく東海道線は運転再開したらしいのだが、多分ダイヤは乱れきっているはずだから例え運転再開した東海道線で行った方が早かったとしても、ちょっとずつでも前に進んでいく御殿場線経由の方が精神安定上は良かったのではないかと思っている。

 柏駅から日立台までは概ね30分位と思っていた方がいいかな。こぢんまりしたスタジアムは磐田のように狭い。スタジアムってよりサッカー場って感じかな。成り立ちも磐田と似てるかな。屋根がないところも磐田と一緒。ここはチームの持ち物だ。拡張後は初見参。これまた磐田のように改修でホームとアウェイが入れ替わった。拡張に際してはゴール裏席とホーム側のメインスタンドを増設している。ゴール裏の感じは遠目に見てNack5のような雰囲気だ。嫌いぢゃないっす日立台。狭さやスタンドの雰囲気も含めて。売店で買うことのできる食材の少なさも含んだ上で好ましいアウェイ感なのだ。 ただ、以前に比べてディープな感じが薄くなった気がするなあ。柏バカ一代は止めちゃったの?あれ良かったのに。(何時の話してんだって突っ込みは許可するw)
 ゲームは痛み分け。追いついてドローに持ち込んだ磐田だけど、一度はひっくり返されてるし、文字通り痛み分けなんだな。しっかし、関東アウェイは盛り上がるな。ゴール裏の声出し隊も良く声が出ていた。終了間際の同点弾はアウェイ指定席も総立ちの大興奮だったよ。ゲーム後、選手の挨拶を待って離脱。復路は新幹線利用。でないとその日のうちに帰れない。東京発名古屋行最終のひかりを掴まえての帰還は予定通り。今季初の遠征はドロー発進。いろいろと寒い日立台であったわけなのだ。
 帰りの電車の中で知ったんだが、柏の監督が辞任だそうです。ん〜辞めなきゃいけないようなサッカーしてないよ。柏ふつーに強いぞ。解任?いやぁ、ウチのレジェンドよりずっry(自主規制)。 って思ったんだけど新聞の報道によると11日のクラブとの話し合いで辞任が決まっていたとの由。家庭の事情だとか。後任はヘッドコーチの下平氏。下平ってあの下平だよね。



ページの先頭へ