反面教師とはこのこと
2013.10.27(Sun)
素晴らしい天候の日曜日だった。満員に近い観客が入りゲームはいやが上にも盛り上がった。ゲームはどちらが勝っても不思議のない展開だった。不運なハンドが明暗を分けた。終盤、怒涛の反撃を試み、何度も決定的なシーンを作りながらもゴールを割れない。隣のお嬢さんは『どうして入らないの』と涙ぐんでいた。
ま、負けたことは仕方ない。磐田は弱いのだから。清水も相当しょぼいサッカーをしていたが、磐田はその上を行っちゃったんだから、悔しいけれど看過するほかはあるまい。
しかしである。勝った清水側がゲーム後にとった態度はとてもリスペクトできるものでは無かった。掲げられるゲートフラッグには、王国の恥、J2片道切符、チャレンジJ2いちねんせい、GOODBYE FOREVERとか書きたい放題。中にはわざわざ磐田のフラッグに赤いきったない字でJ2と書き込んだ物まであった。さらには、勝利は続くよを歌い、磐田コールをするなどやりたい放題。人ん家にきてここまでするか?この人たちは因果は巡るという言葉を知らないんだろうか?知らないんだろうな。こんなことをしてるといつか必ず自分達の身に降りかかって来るものなんだ。ついでだから天に唾するという言葉も添えておこう。
しかし、嘲笑ゲートフラッグや段幕はいろんな人が画像データをネット上に流しているから、これらのデータは魚拓化されるんだろうな。そして、清水が降格に危機に瀕したときに蒸し返される、と。そしてことあるごとに貼り付けられる。こっちの方がFOREVERじゃん。他山の石としておこう。それにしても、こうしてまたひとつ遺恨が醸成されていくわけだ。いつからダービーはこんなにもくだらない煽り合いになってしまったんだろう?実に不毛でばかばかしい。
二部が。。。
2013.10.19(Sat)
バスで向かうことも考えたが、時間が読みづらいんでパス。安さは魅力なんだけど。
新横浜で横浜線に、菊名で東横線に乗り換え。で、ちょっと面食らった。ホームの案内板には特急川越市行の表示が。特急小手指行なんてのもある。さらに入線してきた電車は東武の車輌。ここはどこ?
武蔵小杉の駅は来るたびに変わっているような気がして、バス停にたどり着くに苦労する。スタジアム直通バスに乗ったが路線バスの方がいいかもです。スタジアム直近まで乗り入れてくれるのはいいんだが、渋滞がひどくて進まない。
相変わらず大盛況な屋台村にはこの日はどこぞの動物園?かなんかの出張があっていろんな動物が来ていた。磐田もかつてやってたな。そーいえば、次のホームゲームの時には東急さんの協力で、"鉄"分たっぷりなイベントを繰り広げるらしい。川崎さんは相変わらずユニークだわ。
さて、やっとスタジアムへ向かう。あれ!?ここからバックスタンドって見えたっけ?よく見るとメインスタンドが、無い。改築中ならしい。ゴール裏の二階席に上がる。東京のKさんに席とりをお願いしてあったため助かってしまった。
スタンドはビックリするくらい寒かった。風の強いのに閉口した。ゲームもまぁアレな、というか今季のいつものようなゲームで、鮮やかな逆転負け。怒りを通り越して、もはや笑うしかないね。帰り道、武蔵小杉までの間、Kさんとサッカーの話はほとんどしなかった。スタンドにテルモス(ステンレス製魔法瓶)を忘れたことに気づいたが、戻る気にはなれなかった。
新横浜で時間があったんで高島屋とかLoFtとかで時間を潰し、テルモスを忘れがお詫びにカミさんへの土産を奮発してホームに向かった。
列車に乗り込むと、通路を挟んだ反対側に初老のご婦人四人がボックス席を占領して座っていた。指定席だから占領してという表現は不適切かなと思うが何でもいいや。で、そのご婦人方、新横のホームを行き交うマリノスやら広島やら磐田やらのファンの姿を見て、
甲『今日はJリーグあっただかいねえ?』
乙『あったよ。』
丙『ジュビロは勝っただ?』
乙『負けたよ。』
丁『また負けただ。はぁ駄目だね。』
乙『決まりだね。J2降格。』
丁『情けないねえ。』
甲『落ちたら見にいかん。J2なんて。』
丙丁『そーだよねえ。。。』
乙『だいたい、これは去年からだけど、川口なんか使うのがいかんだよ・・・(ry。』
と、ここから的の外れた能活批判をしたり顔で一くさりする乙さん。今日は八田が先発したことはご存知ないんだろうなあ。二部落ちしたら行かない?一部にいたって見に行かないでしょ。今日、ゲームがあったことを知らなかったんだから。ここに川崎帰りで傷心の磐田ファンのいることも、もちろん、ご存知ないでしょ。口さがないとはこういうことをいうんだろうな。たいして興味も関心も無いのに言いたい放題。あげくの果てはラグビーは強いのにねぇってほっとけ。早く降りてくんねえかな。(言葉遣いから掛川下車と踏んだが、その通りだった)帰りの電車の中でもストレスを感じるとは踏んだり蹴ったり。やれやれ。弱いことは罪だな。
今、そこにある危機
2013.10.16(Wed)
先日の札幌戦(天皇杯3回戦)は今季を象徴する拙いゲームだった。札幌とて、これでは昇格は厳しいだろうなと思わせるチームだったわけだが、勝敗を分けたのは何だったかというと、陳腐な話で申し訳ないが、勝負への拘りだったように思う。磐田の選手たちからはこの一戦に懸ける気持ちが伝わってこない。こんなもんでいいや、という曖昧なプレーが多すぎる。ボール際でのプレーに如実にそれが現れていた。ゲーム後は当然大きなブーイングが響いたが、その声はもっと大きくて良いと感じたほどだ。そもそも、今季の磐田はいつも自信なさそうにプレーしている。仕掛けが少ない。消極的なプレーが多すぎる。勝てない故の負のスパイラルなのかも知れないが、開き直りでも良いから吹っ切ったプレーが出来ないかものかと歯がゆい。たぶん、今季はこのまま終わっていくんだと思う。来期以降のことも視野に入れた戦いをしなくてはいけない時期になったんじゃないかな。
この日の観衆は3,000人ほど。もともと天皇杯はお客さんが入らないが、こんなゲームを見せられたのではますますお客さんが離れて行ってしまう。クラブはいま、難しい舵取りの時期を迎えている。今後の磐田をどうしていきたいのかを含めて、すべてを考え直さなければいけない局面だ。たぶん、今後の浮沈を握る決断になるだろう。きちんと作り直す力が、それはとりもなおさずクラブとしての総合力なのだが、今の磐田にあるのだろうか。
ただ嘆息のみ
2013.10.05(Sat)
10月とは思えない暑さ。午前中、ちょいと一仕事片付けてからスタジアムへ向かった。ジュビロプラッサにはしっぺいクンとか出世大名家康くんが来ていたらしいが、残念ながら見られなかった。ちなみにこの日は鹿児島デーで鹿児島市のキャラクター西郷どんと鹿児島県のキャラクターさくらじまんと鹿児島親善大使のお嬢さんがいらしてました。鹿児島デーではゴールを決めた選手に肉1kgがプレゼントされるんだが、前田くんはやっぱりハズしませんでした。まぁ、前田さんにもう1kg持って行って欲しかったのはわたしだけではないハズです。
まぁ例によって勝ちきれなかったわけで、当然不満の残るゲームだったわけですが、これまた例によって後の席のとっつぁんが口汚く罵るのを聞かされることと相成った。『下手くそ』『ダメだこりゃ』『あ、今日は大人しくしてるんだった』を何回言ったことか?全部合わせると、概ね256回くらいは言ったんじゃないかと思う。前田の得点シーンで喜んでいなかったような気がするのは。。やっぱり気のせいかな。