今季のリーグ戦日程終了

2015.12.06(Sun) 

 今週末はJリーグから地区リーグまで各カテゴリーでエクストラゲームが行われ、昇格・降格・残留が決定したんじゃないかと思います。全国リーグでは昨日J1とJFLのチャンピオンシップが行われ、広島仙台がそれぞれ優勝、そして本日、J1昇格PO Final、J2・J3入替戦が行われました。
 本日は、午前中は地域防災訓練に参加。(静岡県では12月の第一日曜日は地域防災の日とされ全県で地震を想定した防災訓練が行われている)午後はTVの前にかじりついて、J2・J3入替戦〜ラグビートップリーグヤマハ戦〜J1昇格PO Finalと視聴しておりました。

 入替戦とかプレイオフとか、もお人ごとと思えません。高みの見物をするんならこんなに面白いイベントはありません。チャンピオンシップなんかより数倍ゾクゾクします。が、当事者になったときにプレッシャーは半端ありません。絶対、当該チームにはなりたくありません。もう二度とゴメンです、両方とも。

 大分は切ないです。第一戦で狂った歯車は結局修正できませんでした。PKを取ったとき、これを決められないと大分は落ちると思って見ていましたが、その通りになってしまいました。二週間前に磐田が一部に昇格するところを見せられ、今日は対戦相手が二部に昇格し、自分たちは三部に落ちるところを見せられるなんて辛すぎます。しかも、2シーズン前は一部にいて、去年今年と二部。そして来年は三部。わたしなら立ち直れません。が、ゲームが終わったスタジアムに大きなトリニータコールが起こっていて、ちょっとグッと来ました。来シーズンの三部はチーム数も増えいっそう大変だとは思いますが、チームを立て直してまた一部で戦えるチームを作ってきて欲しいと思います。2008シーズンのナビスコ杯Cup Winnerなんですから。しかしなんだよ、田坂カントクって今季指揮を執った2チームとも降格しちゃってるんですね−。

 続けて昇格POです。結果はご承知の通り福岡の昇格で終わったわけですが、順当な結果であったと思います。リーグ戦の勝点が15も離れている4位が昇格したんじゃ後味が悪いです。だいたい、何で会場がヤンマースタジアムなんですか?J1のチャンピオンシップに出場しそうなチームのホームスタジアムはNGってことで昨年、一昨年と使った味の素スタジアムはNGとなってしまったようですが、だったら二部チームのスタジアムや準ホーム扱いのスタジアムで比較的アクセスの良い東海道山陽新幹線沿線を使うってのはなかったでしょうか?例えば、シティライトとか西京極とか。(シティライトスタジアムが先週から改修に入っていることは承知で書いています)あるいはチャンピオンシップに絡みそうもなかった神戸のノエビアとかユニバーとか。大阪からは近くてセレッソサポは大挙して押し寄せたでしょうが、でもホームゲームではありませんから全然ましなハズです。何度でも書きます。リーグ戦で15も勝点差をつけたチームと戦うのに相手のホームスタジアムでやらねばならないのは絶対におかしいです。スタジアムが見つからないのならレベルファイブで行うべきだったと思います。ともかく、セレッソが勝ったのでは釈然としないことが多すぎるので福岡が勝利して良かったと思います。というか、POなんてシステムはいらないと思います。確かにリーグ戦は活性化する間かも知れません。ですけど、正しい文法ではありません。そんな無駄なエンターテイメントはいりません。どーしてもPOをやりたいのなら、上位チームとの間に勝点差によるしばりをいれるべきです。例えば今回のように3位と4位との間に15も勝ち点差があるような場合はPOは実施しないとか。改善を求めます。

 しかし、セレッソは昨年の磐田を見るようでした。いくら良い選手が集まっていてもそれを組織化する監督がいなければ強いチームは作られない。ひょっとしたらセレッソは昨年の磐田がそうであったように主力がごっそりと引き抜かれるかも知れません。ただ、これまた磐田のようにそれを補う補強ができれば問題はありませんが。

 追記 磐田U-18が東海プリンス2位となり12月11日、12日に行われるプレミアリーグ参入戦に出場することが決定しました対戦相手は未定です。


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最終戦に至るもろもろのこと(回想)

2015.12.05(Sat) 

 シーズン終盤は40節、41節とホームゲームが続き、最終節がアウェイという日程でした。今シーズンは終盤に向かって次第に観客動員が伸びてゆき最終節に13,500人の観衆が集まったことでホームゲーム平均観衆数が10,000人を越えました。昨シーズンより2,000人近くも増加しています。特に41節の横浜戦は、福岡の結果次第では復帰決定か?な状況でもあったためか、久しぶりに『今日は多いなあ』と感じました。天候が不安定であったのにもかかわらずにこれだけのお客さんが入ったことにちょっとビックリしました。雨の日って皆さんポンチョを被るんでスタンドがサックスブルーに染まって綺麗なんですよね。でも、磐田って昔からお客さんがたくさん入ると勝てないんですよ。この横浜戦も低調な出来でドロー。ボッサンがいなかったことを差し引いても酷いゲームでした。むしろ負けなくて良かったという内容でした。福岡はきっちり勝って勝点で並ばれました。それでも得失点差で上回り2位は死守。自動昇格争いは最終節に持ち越しとなりました。この日の勝利した大宮さんは復帰と優勝を果たしました。

 ゲーム後、スタジアムでシーズンエンドのセレモニーがありました。ヤマ発サッカー部出身という木村社長が語る語る。その愛溢れる話を聞き次節の大分遠征を決意したことは以前に掲載した通りです。

 ホーム最終戦の翌日、シーズンシートホルダー対象の感謝の集いがありました。今年の会場はコンコルドホテル。何故、グランドホテルでは無いのか、何か大人の事情とかあるのかも知れませんが、私にとってはむしろこちらの方が好都合。会場は狭くて混雑しましたが、お料理もしっかり食べられて不満はありませんでした。この時のしゃっちょの話も良かったです。前日のセレモニーでの挨拶について1番とか4番とかが『ハナシ長げーよ』とかチャチャ入れたことも暴露してました。この時、社長は最終戦のパブリックビューイングの実施を考えていることを明かしました。『昇格はお約束しますが、PVはちょっと確約できません。』とか言い放っていました。この日の会では、まだJ1復帰は決まっていませんでしたが非常に良い雰囲気で会は進みました。昨年はプレイオフを前にした集いだったのですが、ちょいとびみょーな雰囲気が流れていて、チーム状態も雰囲気も良くなかったんだなあと思います。復帰決定後にいろんな番組で選手たちを目にしましたが、今季のチームの雰囲気の良さが伝わってきます。とりあえず、名波のモチベーターとしての力は感じます。去年のこの会で写真を撮って貰った選手の多くが今季はいなかたったりしちゃったりしたので、今年は長蛇の列をものともせずカミックとかボッサンとか康太とか来季もいてくれそうな選手と写真を撮って貰いました。お土産は、昨年はカップと紅茶。今年はクッキーでした。

 最終節までの一週間は、3泊4日で東京への出張がありまして準備を含めて慌ただしく過ごしていましたので、最終戦のことはあまり考える余裕もなくかえって落ち着いた心持ちで過ごしていました。が、週末となってヤマスタにラグビーを見に行ったあたりから落ち着かなくなってきました。前日は紅葉ドライブと洒落たワケですが、車の中で歴代のシーズンソングを全部聞きながら、半ば開き直ってこの緊張感を楽しもうくらいに思っていました。ドライブの途中、秋葉神社と山住神社でJ1復帰祈願をしておきましたw。そして当日、勝利して復帰を喜ぶ姿をイメージしつつ大分に向かいました。

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東京遠征(回想)

2015.12.03(Thu) 

 さて、ストーブリーグ(野球用語ですが)突入の磐田は、契約のハナシが公式発表・新聞ネタ・うわさ話を含めてイロイロ飛び交っています。ここでは大本営発表(公式発表または中日新聞掲載)以外のネタは取り扱わないご作法としておりますので、今は伊野波と靖奈の話のみを話題とします。伊野波は今シーズンの始まる前から今季でおしまいな感じが漂っていたので、うすうす来年はいないんだろうなあと感じてはいました。いろいろ総合するとチーム側から契約満了を通知したんじゃないかと思われます。2013シーズンに神戸からやってきて(2012シーズン神戸は降格の憂き目に)、磐田も2部落ちとなったとき、伊野波は出てっちゃうのかなーと思っていたりもしたんですが、結局今季まで残ってしっかり昇格を果たした上での退団。最終戦での先制ゴールは文字通りメモリアルゴールとなったことでしょう。彼に出て行かれると、正直、一部に上がってで使えそうなCBはいなくなっちゃうんだけど、チームはちゃんと考えてくれているんですよね。ハットと名波のことだからだいじょぶだと思うけど。。。靖奈は、ん〜プレイしている姿をあんまり覚えていないんだなあ。天皇杯に出ていたかなってくらいしか。。。両選手とも次のチームは決まっていないんだけど、これからの活躍をお祈りしています。

 二ヶ月ほど更新が滞っていて、その間にホームゲーム3回とアウェイゲーム1回が行われていました。今日はアウェイのヴェルディ戦を振り返ってみたいと思います。

 味スタでのゲームはほとんど勝ったことがありません。1部のころはF東さん。これは負け続け。タコ殴りにされたり、終了間際に決勝ゴールを取られたり(赤嶺とか赤嶺とか赤嶺とかに)散々な思い出しかありません。昨シーズンからは相手は緑隊に変わって何とか勝てました。
 そんなわけで負け続けたときに観戦していたアウェイ自由席を回避することにしました。メインスタンドMB自由席の一番ホーム側に陣取ってみました。まぁこんな事をしてみたところで、勝つときは勝つし、負ける時ぁあ負けるんですけどねえ。

 この日は新幹線で往復(したと思う)。キックオフの2時間ほど前に新宿に到着したはずです。飛田給に準特急が停まりません。F東さんの時は停まったように思いますが、一部と二部の違いなのか、F東と緑の違いないのかそのあたりは詳らかではありません。ぽかぽかして暖かかったように記憶しています。MS席の一番真ん中より後段に席を確保して食事を調達に行きました。カレーを食したように思います。わたしの右手アウェイゴール裏席はたくさんの磐田サポで埋まりぱっと見ただけでホームサイドより多いことが分かります。そりゃあたくさんのヒトたちが集まっていてまるでホームのようでした。磐田にホームジャックされてしまうなんてかなり拙い状況だと思います。

 ゲームは忘れられないものとなりました。最終戦を除けば一番印象深いゲームとなっています。前半24分(だったかな?)エリア内で手を使って決定機を阻止したということで森下がレッドカードで退場。スローで見ると何となく避けているようにも見えますし、少なくとも意図をもって手で扱おうとしている風には見えないんですが、レフェリーには意図的にボールを手で扱ったと見えたんでしょうね。仕方ありません。もちろん、PKです。この時に負けを覚悟したことを白状しておきます。ところが、これを神がセーブ、いやカミックがセーブ。周囲は得点したような大騒ぎでした。そこでわたしも軌道修正。何とかドローに持ち込めるかも。。。しかし、悪夢は続きます。
 今度はボッサンが怪我で交代。(結局、この怪我は最後までなおりませんでした)その後、防戦一方でいつ失点してもおかしくない状態が続きました。それでもスコアレスでハーフタイムへ。
 カントクはどう修正してくるのか?後で聞いた話では、点を取りに行って勝つぞと檄を飛ばしたようです。後半はじまってすぐになんと磐田が先制。右サイドで祐希のキープからのパスをスルスルっと上がってきた駿が受け、そのままエリア内に侵入して右足一閃。これがネットを揺らしました。スタンドアウェイサイドは蜂の巣をつついたような大騒ぎ。(ホーム側はお通夜みたい)焦るヴェルディを尻目にカウンターから確実に加点して終わってみれば一人少ない磐田が3点を取って0-3でタイムアップ。狂喜乱舞のゴール裏。ゲーム後、勝利は続くよで勝利を分かち合う様子を眺めつつ、これはひょっとして自動昇格あるんぢゃないか?と思いました。この時点で3位福岡との勝点差は2。残りは3ゲーム。2勝1分で抜ければたとえ福岡が全勝しても得失点差で2位を確保できます。薄氷を踏むような思いでしたが、path to J1がほの見えた気がしました。





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