League 2015 vol.1


15.Leg.21 vs. ROASSO KUMAMOTO

2015.07.04(Sst)

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 お粗末なゲーム。なぜこう前半と後半で違うのか。
 前半は中盤を制してサイドを使った攻撃で熊本を圧倒。ところが、決定機を次々外し結局1点しか取れなかった。
 後半になると熊本は交代出場の巻を狙って蹴り込んできた。巻はサイドに流れて起点を作りポストやら裏抜けやらときっちと仕事をされた。蹴り込む起点を押さえられず、サイドに寄せられて中を空けさせられてピンチのてんこ盛り。結果的にはセットプレイでやられたわけだが、中盤の底から後ろは大混乱のままゲームを終えてしまった。
 このゲームも磐田の守備のやり方を見切った上で対策を立てられていたように見えた。守備の戦術は攻撃のやり方とも関わっているわけだから、これは厳しい。

磐田1-1熊本


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13.Leg.15 vs. The Spa Kusatsu Gunma

2015.05.24(Sun)

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 立ち上がりこそ相手の中盤を上手く動かしてヴァイタルに侵入してシュートまで、と言う形が出来ていたが時間の経過とともに出来なくなっていって前半終了。

 後半も最初こそサイドを使った攻撃が出来ていたが次第に運動量が落ちてカウンターを食らうようになってリズムを失っていった。
このところ、シーズン開始当初には出来ていた素早い切り換えが出来なくなっている。このゲームでも後半半ばより二列目からのチェックが出来なくなってボランチがサイドに釣り出されたり、中央を割られたりと失点前後からやられ放題だった。ボランチ二人の個としてのカバーリングと伊野波・藤田の積極的なチェックで何とかしているディフェンスなんだけど、二列目を含めた、もうちょい組織的なディフェンスにしないと去年と同じ轍を踏むことになる。このゲーム、昨シーズン後半のゲームを見ているようだった。負けるべくして負けたということだ。カントク、どーする?

スタメン:カミンスキー・駒野・伊野波・渚・藤田・祐希・康太・吉彰・アダイウトン・ボッサン。
リザーブ:八田・坪内・俊・清水・松井・駿・森島。

65分 失点
89分 ボッサン
93分 失点

58分 吉彰→松井
67分 康太→駿
73分 アダイウトン→清水

磐田1-2草津


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12.Leg.14 vs. OHMIYA Ardija

2015.05.17(Sun)

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よくぞ引き分けに持ち込んだ、と言うゲームだったね。勝点1を拾った感じだ。
 スタメン:カミンスキー・駒野・伊野波・渚・藤田・祐希・康太・太田・宮崎・アダイウトン・ボッサン。
 リザーブ:八田・坪内・俊・清水・松井・駿・中村。
 前半。
 立ち上がり風下の磐田が攻勢。何度かシートまで持ち込んだがゴールは割れず。ゲームは一進一退に。攻撃の連携は今一つ。攻守の切り替えとプレスもゲーム開始当初はともかく、次第に緩くなり大宮にペースを握られることとなった。細かく繋ぐより簡単に長いボールを放り込んだ方が有効と感じた。時間とともにサイドが蹂躙され始め何度かヤな形を作られた。

 後半。
 立ち上がり一進一退が続いたが、再び大宮がゲームを支配するようになる。
54分 康太→駿
 康太を下げたことによって、サイドだけでなく中央もやられるようになってきた。前線からのディフェンスもできなくなって中盤スカスカ。ところが、
73分 ボッサン
 FKからボッサンのゴールで先制したのは磐田。
 前がかりになって大宮が攻め立てる。体を張ったディフェンスとカミンスキーのビッグセーブで何とか凌ぐ。多少バランスを崩して攻め立てる大宮がスペースを作ってくれる。
80分 太田→清水
 カウンターから何度かチャンスを作ったがゴールならず。逆に83分に失点。さらに、PK献上。(遠目だがビミョウだったと思う)が、カミック神。キッチリと弾いてくれた。
88分 祐希→松井
 追加タイム4分まで激しい攻防が続き互いにチャンスを作りあったが結局このままタイムアップ。 いやぁ大宮さん普通に強いわ。組織された守備とストロングポイントをうまく活かした攻撃と。磐田は昇格を争う上位チームから勝点は取れているけど内容では負けているからね。名波さんこれを立て直せるのか?大佐と同じく迷走するのか?

磐田 1-1 大宮栗鼠組


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11.Leg.13 vs. MITO Hollyhock

2015.05.09(Sat)

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 スタメン。カミンスキー・駒野・伊野波・渚・藤田・祐希・上田・太田・宮崎・アダイウトン・ボスロイド。
 リザーブ。八田・坪内・俊・清水・松井・駿・中村。

 前半。
 なぜ、松浦の名がないのか?
 引き気味の水戸に対してポゼッションで勝る磐田。外を使って攻めようとしているがなかなか崩せない。次第にシュートまで持って行かれるようになって形になってきた。中央からの攻めでうまくペナに侵入したアダイウトンのシュートはポスト直撃。祐希のFKはクロスバー。攻勢を取りつつ攻めきれない時間帯が続き微妙な雰囲気になってきたところでCKから失点。
33分 吉田(水戸)アシストは船谷。
 その後も攻めきれない状態が続いて前半終了。
 水戸にしてみれば、してやった利の展開で5バックにしてがっちり鍵をかけて逃げ切るをはかってくるだろう。だぶん、前半の水戸のシュートは1本か2本。ボッサンがハムストを気にしている感じで、こっちが気になる。

 後半。
 引いて守る水戸をどう崩すか?前半同様の展開で後半が始まった。
 水戸はより後ろに重心を置いた戦い方をしてきたが、前半に比べてディフェンス裏がとれるようになってきた。ただ、最後のところでシュートまで行かれない。
57分 太田→松井
58分 松井 アシスト祐希
 左サイドで宮崎と祐希がパス交換の後、祐希から松井へのダイヤゴナルなパス。松井は1トラップ後に右サイドネットに流し込んだ。交代後のファーストタッチがこの1トラップ目。
61分 上田(FK)
 上田がFKをぶち込んだのってちょっと記憶にない。しかも、バースディゴールだとか。
 これで水戸は前に出てくるが、相変わらずポゼッションは磐田。カウンターの目も上手く摘んでいる。
83分 アダイウトン→清水
 この後、点は取れなかったがピンチもほぼ無く上手くゲームをコントロールした。
92分 ボッサン→中村

 結局、ボッサンをほぼ最後まで引っ張った。途中、引いてきて繋ぎに入ってみたり存在感は大きかった。この日の祐希は攻撃の推進力になっていた。これだけヴァイタルで躍動した祐希を今季始めてみた。反対に太田のパフォーマンスが落ちているようで気になる。
 この日のMOMは上田だったわけだが、これは納得だ。上手く攻守のバランスを取って決勝点まで決めてみせれば当然だろう。

磐田 2-1 水戸葵組


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10.Leg.12 vs. Cerezo OHSAKA

2015.05.06(Wed)

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 前半。
 まあなんだ、両チームとも外国人頼みの情け無いサッカーなんで、どっちが一層情け無いか決定戦ですね。実際、そーだったんだなコレが。でも、勝ったから良し。勝利は正義なんだよワトソンクン。(謎)

大阪の速いプレスになかなか運べず形が作れない。切り替えが次第に遅くなって行く。

大阪はシンプルに長いボールを放って来る。オフサイドが取れていたので決定機にはなっていなかったが、強いプレイが何度かあった。

サイドに蓋をされると苦しい。中での組み立ては祐希が狙われて危ないカウンターを何度か食う。祐希は切り替えと守備に問題アリアリなんだが、カントクは使い続けるのよねー。効いているのはアダイウトンの突破くらいで前半同様攻め手なし。
終了間際に伊野波のオウンゴールで失点。

 後半。

ボッサンがいるといないとでは随分違う。収まるし、競られるし、引いてきて組み立てもできるし。大阪のビッグチャンスをカミンスキーが弾いてくれる。

松浦の投入が流れを変えた。ドリブルでタメをつくり左右にパスを配給し、自らもスペースに走りこみリズムを作った。サイド攻撃が有効となりシュートまで行かれるようになって来る。
60分 吉彰→松浦
69分 ボッサン (宮崎)

 駿が入って中盤で優位に立てるようになって来る。この時間にズバッと縦に通せる選手が出てくると相手はイヤだろう。同時に大阪の足が止まってきた。
82分 宮崎→駿
85分 ボッサン→中村

88分 アダイウトン (祐希)お見事クロスだったが、彼の仕事はこれだけだったと言ったら言い過ぎか?

 後は集中したディフェンスでゲームを終わらせた。


磐田 2-1 櫻大阪隊


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9.Leg.10 vs. Avispa FUKUOKA

2015.04.29(Wed)

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 前節から6人を入れ替えたスタメン。ターンオーバーなのか、けが人なのか?もし、作為的に6人入れ替えたのなら策におぼれた言うことになってしまう。勝っているチームはいじるなの鉄則を無視した形で。

 スタメン。カミンスキー・坪内・伊野波・小川・櫻内・田中・太田・アダイウトン・松井・駿・森島。
 リザーブ。八田・祐希・上田・松浦・清水・清水・井波・中村。

前半。
常にポゼッションは磐田。福岡は前からチェックにこないでリトリートして待ち構えている。最初はタテにも入り、中盤も良く動いてボールをさばき、動き続けていたがなかなかゴールを割れないことから次第にリズムが悪くなっていった。長いボールを多用する場面があったが、有効だったかは疑問だ。結果、森島に入らなくなり攻撃の形も作れなくなってしまい、福岡に余裕を持って守られることとなっていった。しかし、森島持ってないわ。

後半。
前半を終わるとき。ちょっとやな感じがした。たぶん。福岡のゲームプラン通りで後半は前に出てくるだろうと予想されたから。案の定、立ち上がりでやられた。ま、サッカーってのはこんなもんなんだけどね。一点取った福岡はきっちりと守備ブロックを作って守りに入った。カウンターを狙っていたんだろうけど、それは完璧に封じた。だが、こじ開けられなかった。やはり、トップに入らないのが痛かったね。前線でタメができないからサイドからの攻撃も散発的だった。福岡はSBにタッパがないんだからばんばんクロスを送ったら良かったのに(やりたかったんだろうとは思うが)できなかったな。もっとも、中でデカモリシがしっかり競れていなかったんだけど。そのためか、中央突破にこだわって潰される場面が目立った。で、タイムアップ。前節の千葉のような流れで敗戦。

磐田 0-1 福岡


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8.Leg.9 vs. JEF UNITED

2015.04.26(Sun)

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 千葉フツーに強いわ。よくぞ勝った。

 スタメン。カミンスキー・駒野・伊野波・櫻内・藤田・小林・太田・松浦・宮崎・駿・ボスロイド。
 リザーブ。八田・坪内・田中・上田・清水・松井・中村。

前半。
 互角の立ち上がり。中盤でつぶし合い。が、次第に千葉の流れに。千葉のショートカウンター怖い。サイドで裏をとられて何度もチャンスを献上。詰めが甘く助かる。磐田もカウンターで対抗。後は、長いボールをボッサンにつけるくらいしか打つ手無し。

21分 ボッサン 小林が繋いだボールを松浦が受けてドリブルで運び、真ん中で待つボッサンにシュート性のパスを送る。パスは若干ずれて相手DFに当たってボッサンの足下に。これを素早く反転しながらシュート。左上隅に叩き込んだ。

 その後も基本的に千葉ペース。複数で囲みにいき、体を張ったディフェンス。これは90分変わらなかった。この辺りが昨シーズンとは違う。宮崎の神業クリアもあった。



後半も基本的に千葉の流れ。というか、時間の経過とともに攻撃に関する限り、磐田は何も出来ない状況となっていく。ラインが下がり始めヴァイタルで危険なプレイが増え始め、何本か決定的なシュートを放たれた。が、カミンスキーがことごとくはじいてくれた。カミン神。磐田は二列目が盛んにポジションチェンジを繰り返して千葉のディフェンスラインにプレッシャーをかけている。
そう言えば、二度ほどワンタッチのパス回しで相手左サイドを切り裂いてクロスまでいった。中で合わせられなかったけど。

65分 ボッサン→中村
72分 松浦→松井

 ゲーム終盤になって千葉の中盤が緩んできてカウンターが発動できるようになったが、肝心なところの判断が遅くシュートまで至れず。アダイウトンの不在が重いかと思われた。

92分 太田→清水
93分 松井 千葉が放ったロングボールの跳ね返しを中村が拾って前を向くと3対3。真ん中に祐希、ファーサイドに松井。中村の選択は松井。ふわっと優しいボールが松井に渡ると間髪を入れず左足を一閃。GKの頭上を抜いてネットを揺らした。

 ゲームを決める仕事をしっかり果たした。

 宮崎はすっかりボランチが板についた。もはや彼抜きの中盤は考えられない。ボッサンも流石の決定力。ですが、わたし的この日のMOMはカミンスキー。多分、4点は止めたね。登録名を神ンスキーにしましょう、なんてね。なんにしても、アダイウトン抜きで千葉に勝てたのは大きい。劣勢に立たされながらも耐え抜いて2点取ったのもデカイ。しかも、クリーンシートの勝利。松浦が言うように勝点3以上の意味がある勝利だ。

磐田 2-0 千葉連合


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7.Leg.8 vs.Verdy

2015.04.19(Sun)

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 スタメン。カミンスキー・駒野・坪内・櫻内・藤田・小林・宮崎・アダイウトン・松井・駿・ボスロイド。
 リザーブ。八田・小川・田中・太田・松浦・森島・中村。
 前半。
 熱いゲームでした。
 磐田の攻勢で始まったがすぐにヴェルディの反撃。中盤で丁々発止のつぶし合い。中盤で優位に立てればゲームを支配できるわけだが、ヴェルディは中をがっちり閉めて自由にさせてくれない。勢い外からのクロスで打開を図ろうとするモノの、やはり中は堅く有効打を生み出せない。これはヴェルディサイドからも同じだろう。磐田との中盤での争いに勝てず、外からのクロスも跳ね返されシュートまで持って行かれない。

 後半。
 前半同様に中盤でのつぶし合いで始まる。一進一退の攻防。ヴェルディは裏を取るのが上手いので高いラインの裏を狙われて結構怖い。
55分 アダイウトン 中盤でのボールの奪い合いから宮崎→小林→宮崎で右サイドをこじ開けて、追い越してオーバーラップしていく櫻内へパス。右サイド深く切り込んだ櫻内がピンポイントのクロスをアダイウトンへ。頭でゲット。

59分 ボッサン(PK)
左サイドペナ角内側で楔を受けたボッサンが前を向こうとしたところを倒されてPK。これを本人が決めた。

60分あたりからアウトサイドの切り換えが怪しくなってきた。

68分 松井→太田
76分 ボスロイド→森島
80分 アダイウトン退場(警告2枚)
83分 駿→田中
 終盤は中盤を完全にヴェルディに制されて押し込まれる。ラインも下がり、セカンドも拾えずに苦しい時間が続く。それでも体を張ったディフェンスで何とか守りきった。今季3度目のクリーンシート。

 ボッサンはやはり存在感があるな。流石だ。
 駿は良いセンスしているなあ。特に攻撃に関して視野が広いし、何よりいつも動いていて2つ先、3つ先を見ている。動いてもらって、パスしたら動いて。これが祐希にできたらなあと思うことしきり。
 坪内は地味に良かった。MOMだったのにはちょっと驚いたが彼にとっては自信になったろう。

 で、普段であればここでおしまいなんだけど、今日はもう一つ書かせていただく。
 通常、レフェリーのジャッジについて何も書かない。よっぽど酷くない限り、ゲームの趨勢と同じと考えてだ。然るに、この日の池内レフェリーのジャッジは、それはそれはお粗末なモノだった。確かに両チームともガチガチあたって激しいぷりの応酬があったが、総じてクリーンなぶつかり合いであわせて9枚の(磐田6、ヴェルディ3)警告が乱れ飛ぶような荒れたゲームではなかったハズだ。ゲームを荒らしたのはレフェリー本人だ。ジャッジの基準が曖昧で、たぶん彼が一番テンパッていた。アダイウトンに出した2枚の警告は、両方とも出さなくても良かったカードだ。カードを出すことでゲームをコントロールしようとして、結果、ゲームを壊してしまった。残念だが、力量不足ということだ。しばらくJFLで修行のし直しをしていただきたい。(JFLファンでもある私としては、それはそれで困るわけなんだが、都田あたりだと『味噌汁でツラ洗って出直してこい。』くらいはへーきで言われちゃうだろうな。)

磐田 2-0 東京碧隊



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6.Leg.7 vs.FAGIANO

2015.04.11(Sat)

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 前半。
 岡山のハイプレス。 前からきちっとはめられて、FWや上がり目の選手にもしっかりつかれて全く出しどころがない。
前線が押さえられてヴァイタルにスペースがあっても上手く使えていない。勢いミスが増えてリズムが作れない。で、結局ミスから失点。直接的にはカミンのミスだが、前からプレスを受けて出せない、受けられないってことに遠因があると思う。岡山は実によくオーガナイズされたチームだ。
22分 押谷
 ボールは保持しながら劣勢を感じさせる原因は相手のプレスとともに(超ハイプレスは20分程度だった)、磐田の切り替えが遅く、プレスバックが弱かったことももう一つの原因かと。

 それでも、今年はこのままで終わらない、
42分 アダイウトン
 太田のがんばりをデカモリシが上手く太田にリターンする。太田の送ったグラウンダーのクロスにアダイウトンが走り込んだ。
ここまでの展開で、なぜ低いクロスを入れないんだと思い続けていただけにやっとですかの思い。

 後半
46分 田中→駿
 前節と同様の交代。駿はボールが持てるから収まりどころが出来る。これで主導権を握った。デカモリシの惜しいシュート・・・持ってねえ。。。
63分 森島→ボスロイド
 デカモリシ。この日も決して悪くなかった。そこそこ収まっていたし、繋ぎに顔を出して、プレスバックもして。後は点を取るだけなんだけどなあ。交代で入ったボッサンはちょっと時間が足りなかったかな。なかなかボールが入らなかったからなあ。
83分 祐希→松浦
 私の周囲では祐希を変えるの?って声もあったけど、運動量が足りなかったから仕方がないかなあと言うのが私の考え。プレスバックもそうだけど、もらう前、出してからも動きが少ないんで、この日の祐希は残念だった。
 しかし、ディフェンスラインはロングボールを蹴り込まれておたおたするのも何とかしないとなあ。

 結局、1-1のドロー。岡山の倍以上のシュート15本を放ちながら1点とは厳しい気もするし、勝っておかなければいけなかったようにも見えるが、内容を見れば妥当な結果なんだと思う。今の岡山は二部ではトップクラスの質を誇るチームだろうから、そのチームに負けなかったということをポジティブに考えたいと思う。

磐田 1-1 雉岡山隊




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5.Leg.6 vs.YOKOHAMA

2015.04.05(Sun)

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前半。
 磐田がポゼッションで上回るが、有効な崩しには至れない。真ん中を割ることは期待できない。横浜が固いこと以上に、磐田の攻撃が形にならない。素早くサイドに展開したいが、これがまた時間がかかってクロスさえ上げられない。と思っていたら、横浜が磐田の左サイドをぶっこぬいてピンポイントクロス。これがレジェンド・カズの頭にドンピシャ。たぶんファーストシュート。こっちがやりたいことをきっちりやられた。
 栃木戦で見せたアグレッシブさが影をひそめすべてが後手に回っている。裕人がまったく仕事になっていない。
さらに、相手DFに詰められた際のカミンスキーと駒野の連携ミスを突かれて失点。良いところなく前半が終わるのかと思っていた47+分、祐希の笑っちゃうほどスーパーなFKが決まって2-1でハーフタイムへ。

 後半。
46分 裕人→駿

 祐希のFKで息を吹き返した磐田はペースを握るようになる。中盤での繋ぎのミスはあるものの前を向いて持てるようになってリズムが出てきた。アグレッシブさも戻ってきて、サイドからクロスが上がるようになってきた。ウラを狙う動きも出てきた。
しっかし、モリシよいい加減に決めろや!

64分 吉彰→松浦

えっ、吉彰下げるの?と皆さん思ったんぢゃありません?わたしはそう思いました。でもねー。
同点弾は意外な形で入った。

77分 祐希 右サイドの深い位置からゴール前にクロスを送ると、だれにも触らずにそのままゴールイン。

 このあたりになると縦に楔が入るようになっていて、追い越す動きや裏を取る動きも出てきた。

85分 松浦 中央突破からゲット。(駿のアシスト)

 これが決勝点となってタイムアップ。何とも劇的な勝利となった。

磐田 3-2 横浜


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4.Leg.5 vs.TOCHIGI SC

2015.04.01(Wed)

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 前半。
 磐田はポゼッションできるが、リトリートして守る栃木の守備を破れない状況が続いていく。栃木は4-1-4-1なのか?栃木としては、中盤で網を張ってショートカウンターを狙っている。実際、2度ほどシュートまで持って行かれて危なかった。
栃木は真ん中が硬い。なかなか縦に通せないので外からクロスを放るしかない感じ。しかし、合わない。そろそろ取っておかないとまずいなあとか、セットプレイしかないよなあとか思っていると、来た来た。

30分 アダイウトン(CK)
 これで楽になった。無理に攻めないでいなしつつ前半終了。


 後半。
 立ち上がりが大事と思っていたが、前半の流れを壊さずに立ちあがれた。相変わらずのクロス攻撃だが何度かいい形を作った。が、ゴールが遠い。
 中盤から前の構成を変えてきた栃木は前半より組み立てられるようになってきて、何度かディフェンスラインが破られた。が、カミンスキーの好判断で事無きを得た。
膠着した状況で加点できないと、終盤にポコっとやられるのが我軍近年の仕様。が、この日は交代選手がやってくれた。

76分 森島→中村祐輝
83分 吉彰→松井
90分 宮崎→岬
87分 中村

これで余裕ができたか栃木が切れたか、アダイウトンの二点目まで。

94分 アダイウトン

 ということで、思いがけず3点差の勝利となった。
 宮崎が換えの効かないピースになりつつある。康太がいてもいなくてもボランチの1枚はミヤ以外には考えられない選手になった。アダイウトンも良いね。2点取ったことも当然だが、攻守に惜しみなく走り回ってくれる。MOMはそのアダイウトンだったわけだが、陰のMOMははミヤぢゃないかと思う。あと、中村祐輝も良いですね。収まるし落とせるしシュートも打つし・・・モリシと逆でもいいんじゃない?

磐田 3-0 栃木


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3.Leg.4 vs.OHITA Trinita

2015.03.29(Sun)

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 前半
 磐田のペースで始まった。中盤の鋭い出足で主導権を握りボールを支配。大分は5バックにして引いて守る。中に絞って守っているからか外は意外に自由にさせてくれるのでクロスは上げられる。ぼんぼん放っていけばそのうちに合うんじゃないかと思ったりもしていた。(合わなかったけど)雨でスリッピーなこともあってか無理につながないで縦に放ることが多い(双方とも)。デカモリシが落としたところをうまくつなげていない。特に、裏を上手く狙えない。磐田は大分の縦に早い中盤で攻撃をうまく潰しているんで、ずっと磐田の時間が続く。

36分 宮崎 CKのこぼれを叩き込んだ。
42分 風間 CKのこぼれを繋がれてカウンターを受けそのままゴールを割られる。

 失点後、DFラインがバタバタして不安定になったが、前半収量の増えに救われる。


 後半
 立ち上がりは磐田のペースかと思ったが、一進一退の攻防となっていく。クロス一辺倒の磐田とFWにあてて裏抜けを狙う大分。どちらが先にミッションをコンプリートできるかの争い。長いボールを蹴り合う展開となる。どちらかっていうと大分の裏抜けの方に分があるような気がしていた。

76分 アダイウトン→松浦
松浦?と思ったが、この日のマツは切れの良い動きでチャンスメイクした。

87分 祐希(直接FK)うまくタイミングをずらして蹴った。この日の祐希は攻撃だけでなく、守備もきちんと対応してピンチを救った。
83分 太田→中村
91分 宮崎→坪内

 追加タイムに入ってうまく時間を使っていたんだけど、最後の最後で繋がれて突破を許した。カミンスキーが掴んで事なきを得たが最後まで集中していないと困る。

 ボッサンと康太の不在でどうなることかと思ったけど、祐希が攻守に良い仕事をして勝ちを拾う原動力となった。祐希がMOM。これは納得だ。デカモリシはそれなりに仕事していたけど、もっともっとやってもらわないとボッサンの代わりにはならんぞ。しかし、康太の離脱は痛すぎる。その中で、大分に競り勝つことの出来たことの意味は大きい。昨季までならこおゆうタイトなゲームは良くてドロー。終了間際に失点して負けってのがパターンみたいになっていたから。連戦だけど勝っていきましょう。

磐田 2-1 大分


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2.Leg.2 vs.KYOTO Sanga F.C.

2015.03.15(Sun)

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 前半。
 探り合いののち京都がポゼッションするようになるが、磐田の中盤での素早い寄せに京都は形が作れない。康太と宮崎が良いポジションを取っているので中からは無理と見たのか、外に振ってクロスを送ってくるが磐田のDFがこれをことごとく跳ね返す。磐田はラインも高く良いディフェンスをしている。

21分 藤田 CKからボスロイドが前ですらしてウラに走り込んだ藤田が押し込んだ(らしい)。反対側でよく見えんかったんよ。
28分 アダイウトン ドリブルで突っかけていってディフェンスをかわしてゲット。
立て続けの得点でペースをつかんだ。ボールは京都が支配しているが形を作らせていない。持たせているといった状況だ。
この日はボスロイドがサイドに流れるプレイが多いが、なかなかきちんと収まらない。このままハーフタイムに。

 後半。
 前半は大黒にほとんど仕事をさせなかったが、大黒の裏抜けには注意だ。京都がポゼッションを取りずっと京都ペースが続く。磐田は中盤で繋げず攻撃の形が作れない。まぁ二点のアヘッドで無理をする展開でも無いが。二列目のプレスバック、ボランチのポジショニングとボールハント力が昨年とは違い、中盤でのディフェンスが機能している。ただ、吉彰とアダイウトンの個人能力の運動量に追うところが大きいので運動量の落ちる終盤が怖い。誰が入ってもきちんと機能できるようにしたい、それでも二度ほど決定的なピンチがあったが、シュートミスとポストに救われ零封勝ち。中盤での守備力の向上が良い流れを生んでいる。よすよす。

磐田 2-0 サンガ


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1.Leg.1 vs.Giravanz KITAKYUSHU

2015.03.08(Sun)

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 前半開始から磐田が圧倒。人もボールも動く、しかも前に。シュートを意識しているところも良い。中盤での捌きが出来ていて主導権を握った。ところが、FKを叩き込まれて先制された。たぶん、カミンスキーは蹴る瞬間が見えなかったんじゃないかと思う。しかし、あっという間の同点弾。ボスロイド(登録名はジェイ)がうまくGKを交わして流し込んだ。

 北Qはヴァイタルで持たれることを嫌がって中を締めてきたため外が開き始めた。そこで磐田は一発のパスでサイドを変えたり、外からじゃんじゃんクロスを送った。で、それが逆転弾に繋がった。太田からのクロスをボス様が頭であわせた。3点目は渚の弾丸ミドルをGKが弾いたところにアダイウトンが詰めていた。もお、前半は遣りたい放題し放題行け行けドンドンな展開で、北Qが中盤でガツガツこなかったこともあって主導権は握り続けた。


 後半も磐田のペースでゲームは続き、何度かのチャンスをつかんだ。ここで4点目を取っておけばゲームを閉めてしまえた。

 問題はここから。ボス様もアダイウトンも60分前後から目に見えて運動量が落ちてきた。コンディションがまだ万全でないのか、もともとこんなもんなのかわからないんだが相次いで交代した。交代で入ってきたデカモリシも松浦も今ひとつの出来で、一気の昨年の閉塞サッカーに逆戻りしてしまい得点のにおいが消えてしまった。それでもデカモリシはきちんとプレスバックしていた点は評価できる。川辺がいきなりサブに入っていたのには驚いたが、これを使ってきた。非凡なモノは見て取れたが、連携も含めまだまだかな。

 あと前線からの守備もアダイウトンと吉彰の運動量と個の能力でカバーできているのもでかい。オーガナイズされているわけではないところが微妙だが出来ていなかった昨シーズンより何万倍も良い。

 それにしてもボスロイドは何なんだ。完璧なポストプレイ。空中戦に強く、足下も実に柔らかい。DF三人の囲まれながら1トラップで前を向いてしまうプレイにはスタンドからどよめきが起こった。90分走れて、1年間コンスタントに出られればそーとーの破壊力となるだろう。え?戦術ボスロイドの糞サッカー?良いんだよ勝てば

磐田 3-1 北Q


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