The Emperor's Cup

2回戦 藤枝MyFC ヤマハ

2014.07.12(Sat) 

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 前半。
 いつものようにポゼッションで勝る磐田。駒野のサイドで作って中で勝負するシーンが散見。後一歩で得点という形をいくつも作ったが、ポストに弾かれたり、GKに止められたりで得点できない。決めるべきところできちんと決めきれないからゲームは難しくなってくる、
 相手は磐田の横パスや楔のパスを狙っていて、奪ったら前線に当てるか裏へ放るかして縦に速い攻撃を仕掛けてきた。終盤、パスミスが多くなってきてカウンターを食う場面が増えてきた辺りから藤枝にペースを奪われる一幕も。スコアレスのまま後半へ。

 後半。
 頭から阿部ちゃん投入。ポポを下げる。前半、前線で金園が孤立する場面や、中に金園しかいない場面が良く見られたんで、2トップにすることはOKかと。
 後半も最初は磐田がペースを握った。エリア内で金園が倒されてPKをゲット。これを金園自らが蹴り込んで先制。
 さあ。ここから一気の攻勢と思いきや、藤枝の前に出る圧力に押され、押し込まれる場面も出来した。それでもDFラインが体を張ったディフェンスで凌ぎ、決定的なシュートはほとんど無かったと思う。
 中盤の運動量が落ちてスッカスカとなり一気にヴァイタルまで進まれることが増えてくる。
 ボールを奪うと磐田も一気呵成に攻め上がり、ゴール toゴールめまぐるしい展開。ノーガードの、打ちあい上等おペクに代えて松浦を投入。最初、足につかなかった松浦の時間の経過とともに左サイドでポイントを作るようになったことで、ペースを藤枝から奪い返した。残り10分を切ったところで松井を下げて隆を投入し、ゲームを終わらせにかかった。中盤のばたつきが収まりボールを保持しつつ時間を上手く使えるようになってきた。そして、金園のゴール(90分)で勝負あり。やっと決めたゴールだった。その後、まもなくタイプアップ。

 しかし、しょっぱいゲームだった。トーナメントの初戦は難しい。勝ち上がることが出来れば文句は言わないが、リーグ戦が心配になる出来だった。


磐田 2−0 藤枝隊



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