League2013

10.Leg.11 Reysol

2013.05.11(Sat)

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 東京戦と同じメンバー。
 立ち上がり少し押し込まれたが集中したディフェンスで跳ね返した。
 柏は前線からの激しいプレスで磐田の中盤に組み立てを許さない。勢い、磐田は後から長いパスを前線に当てて展開しようとする。が、これは奏功せず。
 それでもバランスを取りながらきちんと攻撃を受け止め、大きな崩れは無い。中盤から後のディフェンスでは互角に戦えているが、前線だよ問題は。トップに全く入らないから形が出来ない。たぶん、30分過ぎまでシュート0だったと思う。


 後半。
 次第に柏のペースになっていく。柏のトップが何度もウラへ飛び出して仕掛けてくる。駒野のクロスから前田がニアで合わせるシーンがあったがシュートがワクに行かない。しかも、ファーサイドに誰も詰めていない。

62分 失点

 失点後、中盤でボールが拾えなくなる。柏の前線での動きがますます活発になり、ラインが下がり始める。
 磐田は交代が遅い。
71分 康裕→山崎
78分 金園→阿部
しかも、交代選手が活きていたとも思えない。

 時間の経過とともに運度量が落ち、中盤がますますルーズになってくる。

87分 小林→松浦
 それでも最後は前にかかって攻め立てたが体を張った柏のディフェンスを破れず対プアアップ。

 これがいっぱいいっぱいのゲームなんだと思う。普通に力負け。監督を変えただけで劇的に良くなるわけは無いわな。監督を変えただけで勝てるようになるなら、そもそもこんなに負けが込んだりしないだろう。
 それでも、あれだけ多かったセットプレーからの失点は減ったわけだから進歩が無いわけでは無い。(柏の拙攻に助けられたわけだが)
 選手の組み合わせとか、交代で誰を入れるのかとか、このあたりは相変わらずうまくいっていないように思う。


磐田 0-1 柏太陽王


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9.Leg.10 FC TOKYO

2013.05.06(Mon)

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 スタメンをいじって田中を使ってきたところと、4-4-2にしたところに変化が見られた。前半は上手くバランスを取ってそれなりに機能していた。立ち上がりの押し込まれた時間帯に失点しなかったのは評価出来る。実際、失点は時間の問題かと思ったし、勝点を1でも持ち帰られればOKと感じながら見ていた。攻撃はFWにボールがまったく入らず、形がまるで作れないでいた。
 それでも、セットプレーから先制。さらに追加点。理想的な展開でハーフタイムへ。ただ、勝てていないチームに二点差と言うのは嫌なもので、ひっくり返される危険を感じながらの後半となった。

 立ち上がりの10分が勝負と思っていた。無難に切り抜けた。そして流れが来た。やっとFWにボールが入るようになり何度もゴール前に詰めた。が、三点目が奪えなかった。ここで決めていたらゲームは決まっていた。監督の中地半端な選手交代もあってチームの勢いが消えた。さらに、前半から飛ばし気味であったことと気温の高さもあってか終盤すっかり足が止まった。そこを衝かれてアディショナルタイムの同点弾を喰った。ま、逆転されなくてよかったと言うこともできるほどの惨状だった。

 ゲーム全体を通して気になったのは、球際での弱さと、プレッシャーに対する弱さ。相変わらずカウンターは下手だし、これはちょっとやそっとでは変わらない、と感じた。ちゃんと守備を作られる監督に預けて、中断期間に一から作り直さないと駄目かも。ただ、そこからで間に合うのか?

磐田 2-2 東京赤青隊


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8.Leg.9 VENFORET KOFU

2013.05.03(Fi)

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 今年のジュビロを象徴するゲームだった。ブロックを作られると足元で繋ぐばかりで何もできない。サイドを封じられ、縦に抜ける動きがなければDFラインで回すばかり。そのうちミスからカウンターを喰ってシュートまでいかれてしまう。この日はあからさまに脩斗のうらをねらわれていた。何度も突破された挙句にPKを献上。後半、頭から変えてくるかと思えばそのまま。結局は交代する訳だが、なぜ松浦が先なのか?変わって入った金園がまた微妙。

 この日は二つもPKを献上したわけだが、あのチョのファウルは元はと言えば中盤でのディフェンスのミス。組織的なディフェンスが全くできていない。(もっともPKの判定はスタンドから見る限り微妙だった。あれを取るなら、前田のも取るべき。)

 やっと脩斗を下げ、山崎、ペクと投入し、4バックに変更したあたりから押し込めるようになった。が、これは後ろからの放り込みを嫌がった甲府がラインを下げたため。最後までパスではリズムを作れなかった。
 得点の匂いがするシーンはほとんどが個の突破によるもの。山崎しかり、ペクしかり。得点シーンがそれを象徴している。カウンターから手数をかけずに放り込んで個の力で取った。監督の志向するサッカーでは勝てないのだ。

磐田 1-2 ヴァンくんと仲間たち


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7.Leg.8 SHONAN Bellmare

2013.04.27(Sat)

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    前田
  松浦  山田
 脩斗    駒野
  康裕  裕紀
伊野波 チョ  藤田
    川口
R:八田・浄・渚・松岡・山崎・金園・阿部

 前半。
 システムを変えてきた。1トップ2シャドーにダブルボランチ。
 開始早々の先制。これがほとんどすべてだったような気がする。

2分 山田 康裕が持ち込んでクロス、松浦が流したところに走り込んだ山田が豪快にゲット。

 磐田は前からきちんとプレスをかけて、中盤でのバランスも良く守り湘南に組み立てを許さない。磐田は中盤で奪うと前線に上手く入っている。DFラインからの長いボールが目立つ。

29分 松浦 個人技で突破してGKと1対1となり冷静に流し込んだ。

 しかし、松浦はキレキレ。湘南の選手が彼のドリブルをいやがっているのが分かる。
その後はプレスの掛け合いという展開の中でハーフタイムへ。



 後半。
 湘南はDFラインを4枚にしてきた。が、前線で起点が出来ていて流れは相変わらず磐田。

56分 脩斗 CKからの流れから右サイドで松浦〜前田〜康裕とワンタッチで繋いで最後は脩斗が流し込んだ。

57分 伊野波→渚(ケガ)

 このあたりからポゼッションして攻める湘南に対してカウンターで対抗する磐田という図式となる。

70分 松浦→山崎 

 サイドを変える長いパスも出ていて攻撃は良い形が出来ている。が、DFラインのボールの持ち方に不安が大きい。相変わらずセットプレーでマークしきれずにフリーで打たれる場面が散見され不安。

77分 前田→金園
81分 山崎 駒野がウラのスペースに流したボールにチョと康裕が走り込み、康裕がクロスをあげた。これを山崎がダイレクトで突き刺した。

 というわけで、今季初勝利。しかも4点取って、クリーンシート。やはり、ボランチは2枚で行くのが正解なのでないだろうか?この日の裕紀・康裕のダブルボランチは悪くなかったと思う。結果も出たことだし次もこの布陣でいってもらいたい。
 交代で入った渚も何度かバタバタするプレーはあったがまあまあの出来かと。さあ、ここからだ。

磐田 4-0 湘南釣鐘王隊


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6.Leg.7 SANFRECCE HIROSHIMA

2013.04.20(Sat)

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 開幕後の7ゲームは全く同じことをやって負けている。攻撃の課題も守備の課題も全く修正ができないままだ。パスは回るがスペースがないから崩しに繋がらない。リズムも単調で緩急の変化が少ない。中央での組み立てのパスが通せないからサイドに逃げる。が、サイドはしっかり蓋をされているからバックラインに戻す・・・以下エンドレス。そのうちにパス回しにミスが出てかっさらわれてハーフカウンターを喰う。中盤でのアプローチが遅れるからボランチのサイドやディフェンスの裏に大きな穴。
 それでも前半はそれなりに出来ていた。能活の失点に直結した繋ぎのミスはあったがガチガチに守る広島の守備に穴を穿つことは出来ていた。前半に詰め切れないで得点できなかった時点で、結果は容易に予想できた。

 ゲーム後の中山隊長のコメントを掲載して今日は終わりとする。
 内容が良かったっていうものをどこで内容が良かったと見るかですよね。シュート数から見たら確かに相手よりも上回っている。ただ結果、スコアは0-2。そう考えるとより効果的な攻め、効果的な守備、できてたのは広島と考えるならばそれが内容のいいものだったのかって思い返した場合、どうなんだろうって疑問に思うところですよね。
 それを思ってじゃあ次に活かす、次にじゃあどう修正していかなければいけないか。例えばカウンターが相手が鋭かったら、そこへのリスクマネジメントは的確にできていたのかという所にまた目を向けなければいけないんじゃないかと。
 内容がいいからそれでじゃあこれを続けていく、当たり前の事なんですけれども、そこで問題点をしっかりと把握した上で、それを継続するもの、そして変化を加えるもの。そういうものに変えていかなければいけないですよね。

磐田 0-2 紫熊隊


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5.Leg.6 Shimisu S-PULS

2013.04.13(Sat)

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 前半開始から15分の間に訪れたチャンスを1つでも決めていたら勝敗は逆であったろうと思う。

 ゲームを支配していたのは磐田。前に人数をかけて、上手く間に入って繋いで、最後は外に開いて・・・。上手く攻めていた。
 清水はDFラインとボランチが素早くブロックを作っていた。前半も半ばを過ぎる頃からはうまくはまっていたように思う。が、FWとは距離が離れすぎてバレーが孤立して全く機能していなかったので、セカンドはほとんど拾えていたため攻撃は恐くなかった。

 後半になっても流れは変わらず磐田ペース。ただ、最後のところでパスがずれてシュートまで行かれないことが気になった。
 さらに気になるのはサイドからクロスを入れられた時に中のマークがずれること。最初のクロスは跳ね返しても、繰り返し入れられるとマークを振り切られてる。後半35分にやれるわけだが、前半にも似たような場面が見られた。

 失点後のゲームの運びにも問題が残る。何故あれほど慌ててしまうのか?組み立てが雑になり中盤でかっさらわれて決定的なシュートを打たれてしまう。勝てていないことが心理的な圧迫となっているのかも知れないわけだが、失点前にできていたことがあっさりと出来なくなってしまうのはどういうことなのか?追い込まれると慌てて何も出来ない。これが尾を引かなければいいが。

 監督の選手交代もよく分からない。康裕はもっと早く帰るべきだったし、実を入れてどーいう布陣にしたんだ?4バックだったのか?そもそもサブメンの人選にも難有りだね。

 これで6戦勝利無し。チームワーストを更新。

磐田 0-1 元祖オレンジ軍団


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4.Leg.4 SAGAN TOSU

2013.03.30(Sat)

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    前田  金園
   山田     松浦
  康裕       脩斗
      ウヨン
   藤田 チョ 駿哉
      能活
R:八田・駒野・浄・伊野波・田中・裕紀・阿部


 前半
 立ち上がりから鳥栖がリズムを握る。鳥栖はシンプルに繋いで縦に速い。中盤での奪われ方が悪いと一気にピンチになる。ボランチの両サイドを使ってくる。磐田は中盤での寄せが甘い。

9分 11(鳥栖) 右サイドで簡単に起点を作られ逆サイドへ長いボールを蹴られた。11には誰もついていなかった。

 失点直後には鳥栖が押し込む時間帯があったが徐々に押し返し、磐田がポゼッションを取る。18分に鳥栖の左サイドを崩してクロスを通した。前で金園が潰れファーに詰めていた脩斗がいわしん。
中盤での緩い守備が気になる。

34分 11(CK)ファーサイドで合わされた。動きに全くついて行っていない。

 ポゼッションで上回っても、いくら形を作ってもネットを揺らさねば何ともならない。ラストパスがアバウト過ぎる。

45分 山田(CK) ペナに放り込まないで、アークのあたりにグラウンダーのクロス。これをダイレクトでぶち込んだ。El Golazo!



 後半。
46分 脩斗→駒野
 主導権を握り早めに追いつきたい磐田だったが、先に点を取ったのは鳥栖。

61分 11(CK) またしてもCKからの失点。11を全くつかまれ切れていない。易々とゴールを許している。何故あんなにやられ放題なのにゾーンを続けるのか?11だけでもマンマークで付けないのか?何点ぶち込まれても仕方ないほどのお粗末な守備だった。セットプレーの守り方は早急に再検討した方が良い。
 この得点で鳥栖はリトリートと決したのだろうか?磐田のポゼッションが高まる。

57分 前田→裕紀 松浦を1列あげる(と言うか0.5列)

 駒野に続き、裕紀の投入で右サイドが活性化した。と同時に、ディフェンスが安定した。松浦が躍動するようになり、駒野が金園めがけてばんばん放り込む。効果はスグに現れた

62分 松浦 裕紀からのクロスを康裕がシュート、防がれたがもう一度拾ってフリーの松浦へ。これを難なく押し込んだ。

 ペースは磐田が握った。

71分 金園 今度は駒野からのクロスをファーに詰めた金園が押し込んだ。

 この後は互いにオープンな展開となり仕掛け合いが続いた。

86分 康裕→浄

 アディショナルタイムに入るあたりから鳥栖をゴールに釘付けにして猛攻を仕掛けたがゴールは割れず。結局、ドロー。


 このゲームの評価は難しい。
 まず、何故このスタメンだったのか?駒野・伊野波をスタメンから外したのは何故か?コンディションの問題なのか?右サイドの緩い守備が失点の要因になっているわけで、コンディションに不安があるというのなら、思い切って前田を外してみても良かったのかも知れない。前田・金園の2トップに松浦・山田の2列目は今ひとつ機能していないように見える。ここは、後半の途中からそうしたように、そしてリズムが生まれたように、金園を1トップ気味に松浦にその周りを回らせ、山田を絡ませるというのが、現状ではfirst choiceなんぢゃないだろうか?
 さらに、何故カントクは右の2列目に彼を置いているのかが前半のスカスカな中盤を見て分かったような気がした。
 さらに難しいのがウヨンの評価だ。時折みせる縦へのパスは魅力だし、意外にボールを奪う力があるんだが、不用意なミスや軽いプレーが多いことやプレーの荒さが非常に気になるわけで、プラスの部分を欠点が相殺してしまうのだ。この日は、わずかにプラスだったかどうか?
不用意なプレーで2度にわたって2点差を付けられ、敗色濃厚だったゲームをドローに戻したと考えれば、これはこれで良しかなとも思うが、そもそも簡単に失点するのが問題なわけで、この点に改善が見られなければこのまま下位に沈んだままで今季は推移して言ってしまう。もお、何とかしいや。カントク。

磐田 3-3 鳥栖隊


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3.Leg.3 Yokohama F Marinos

2013.03.16(Sat)

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 前半。
    前田  金園
   山田     裕紀
  宮崎       駒野
     チョン
  伊野波  チェ  駿哉
      能活
R:八田・脩斗・藤田・康裕・
 立ち上がりから横浜のペース。だが、危険なところは抑えられていた。こちらのチャンスは駒野のクロス一本だけという状態が続いた。
 それでも20粉前後に立て続けにチャンスを作ってペースを取り戻し一進一退の攻防が続いた。少々中盤のディフェンスに軽さが散見されたが、互角に戦えていた。が、

45分 CKから失点

 ここまでは決して悪い内容ではなかったわけだが、もうね、これ何度見せられたか。いい加減なんとかならないのかね。それでもここから粘って山田がゲット。
 前半にせめてもう一点欲しかった。今季は前半は良くて、後半になって相手にきっちりと対策されてしまうことが多いので。

47分 山田


 後半
 流れからいって磐田が攻勢を取るべき後半。攻勢を取ったのは横浜。
 DFラインのウラをうまく狙ってDFラインを下げさせて押し込んできた。セットプレーが続き(横浜のセットプレーは磐田と違い脅威だから)、ここがこのゲームの一番の踏ん張りどころってところであっさり失点。ここを凌げば再び流れが掴めるってところで注文通りの失点。これでは勝てない。

60分 失点

 加えて、ボランチのチョンが報復でレッドカード。リプレイを見た感じでは妥当なカードかと。

68分 チョン退場
    前田  金園
      山田     
  宮崎       駒野
      裕紀
  伊野波  チェ  駿哉
      能活

 これでゲームは終わったか?と思いきや。チョンの位置に下がった裕紀がそれなりに機能し、きちんと捌き駒野を上手く使って左サイドが活性化したのは驚いた。ただ、最後のところで横浜に守られてゴールは奪えなかった。なかなかシュートまでいかないんだな。

78分 宮崎→松浦、 金園→山崎
    前田  山崎
      松浦     
  山田       駒野
      裕紀
  伊野波  チェ  駿哉
      能活

87分 駿哉→阿部
    前田  山崎
      松浦     
  山田     阿部 
      裕紀
  伊野波  チェ 駒野
      能活

 AT4分も横浜に上手く使われてタイムアップ。
 後半をどう戦うか?大きな課題だ。

磐田 1-2 三色鴎隊


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2.Leg.2 OHMIYA Ardija

2013.03.09(Sat)

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 前半。
   前田  金園
 山田      裕紀
宮崎         駒野
     ウヨン
 伊野波 チョ 藤田
     能活
R:八田・駿哉・脩斗・実・山崎・松浦・阿部

 悪くない立ち上がり。大宮は思ったほどガツガツ来ない。磐田は中盤でのプレスが効いて主導権を取っている。中盤で奪って繋げている。が、シュートまで行かない。ラストパスが雑な気がする。
 一方の大宮は、リトリートして守備ブロックを作り、簡単にウラを狙ってくる。ノヴァコビッチ怖い。
 この日は磐田はDFラインからの長いボールが多い。互いにウラを狙い合う、
 2トップには旨く入っているんでそこそこ組み立てられるが、ウラを狙っているのが金園だけでは厳しい。これは今日に始まったことでは無いがパスが足元ばかりでは崩せまい。それでも3度ほど決定機を作った。流れの良い前半にゴールを割りたかった。

 後半。
 金園が良い動きをしているんだが、シュートがワクに行かない。悪い点はココだけなのに。この日は縦を意識した攻撃が出来ている。が、肝心のラストパスが上手く通らない。そんなことを繰り返すうちに

59分 失点
 大宮が俄然元気になるが、水際だった守備で何とか凌ぐ時間が続く。

69分 裕紀→松浦
78分 前田→山崎
 前田を替えたのには驚いた。確かに出来は良くなかったかも知れないが昨年までなら替えていないように思う。ただ、交代で出てきた2人が全く機能せず。これなら前田を残しておいた方が良かったんじゃ無いかとさえ思った。

86分 宮崎→阿部
 最後は大宮を自陣に釘付けにして攻め立てたが最後の工夫が足りずにタイムアップ。

 昨年同様に攻撃の連動性がほぼ見られない。引いて守るチームに対しては、たとえばヴァイタイルでダイレクトでパスを回すとか、スペースを動きであるとか。攻撃の約束事って無いんだろうか?さらにFWもDFを引きはがす動きや2列目がウラを狙う動きとか・・・。足りないなあ。とにかく、点を取らなきゃ勝てない。そう言うことだ。

磐田 0-1 橙栗鼠隊


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1.Leg.1 Nagoya Grampus

2013.03.02(Sat)

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   前田  金園
 山田     裕紀
宮崎       駒野
     ウヨン
 伊野波 チョ 藤田
     能活
R:八田・脩斗・櫻内・祐希・松浦・実・山崎

 前半。
 悪くない立ち上がり。互いにプレスを掛け合って中盤がコンパクト。ラインを高く取ってサイドを押し込んでリズムをつかんだ。2トップと2列目がうまく連動して相手の裏を取れている。が、次第に手詰まりとなり、20分過ぎからは名古屋のペースとなってくる。サイドからただ放ってもCBに高さのある名古屋相手では有効とは言えない。中盤での繋ぎがうまくいかないとたちまちピンチとなる。それでも切り替えが早く球際も厳しく行っている点は悪くない。
セットプレーと相手の高さ対策に不安がある。

35分 OGによる失点。左サイドを崩された。


 後半
 立ち上がりから攻勢に出る。49分の金園のシュートを皮切りに立て続けにチャンスを作るが決められず。
 前半同様、2トップと2列目がうまくスペースを使っている。金園のウラへの飛び出しも良い。

71分 山田 ドリブルで突っかけて持ち込んで、そのままシュート。ポストに当たってインゴールへ。山田がパスを出せるコースに前田と金園がちゃんとポジションを取っていたのもアシストになっていると思う。(しかし、入ったのも入らなかったのもふくめて、この日は何本ポストにぶっつけたかなぁ。)

 この後も基本的には磐田のペースが続く。後半はトップに縦パスが入るようになり、左サイドで作れるようになったのが大きかった。中へ入れるボールも低くて早いボールを入れようという工夫も感じられた。

 4分のATも攻め続ける展開でタイムアップ。勝てたゲームだったように思うが、前半のできでは負けても仕方が無かったとも思う。ということは、ドローで妥当な結果と言うことか。
ちなみにこのゲームは選手交代無し。


 さて、個人評だが、前線はおしなべて良かったと思う。特に金園が非常に良かった。スペースへ飛び出し、シュートにはちゃんと詰めに行って、名古屋ディフェンスラインにきっちりプレスをかけていた。裕紀もポジション故か積極的にシュートを放っていた。間山田は流石です。体が切れていました。前田さん・・・シュートはもうちょい押さえて。

 注目のウヨン。パスセンスに良いものを持っていることは分かったが、いかんせんミスが多い。ディフェンスの軽さも気になる。PSMの清水戦よりはずっと良い出来だったと思う。彼の1ボランチと言うこともあってか、彼の出来不出来でチーム全体のパフォーマンスにも影響が出てしまうように思う。後半半ば過ぎになるとバイタルがスカスカになってしまう磐田の悪い癖はちょっと直らないかも、と思ったりもする。
 チョ兄貴ですが、PSMの時に感じた不安は、このゲームに関しては大丈夫だった。高さに対してはやはり有効なんだろうね。

 PSMの清水戦とこの試合と見て感じたんだが、手詰まりとなったときにDFラインからのロングパスを使おうという意図が感じられたことと、サイドを変える長いパスが増えたね。この手のパスは伊野波が上手い。

 最後にもう一つ。カウンターがカウンターにならない点が寂しい。

 ということで、PSM清水戦の時に感じた漠たる不安は少し薄らいだわけだ。今季もなんとかやっていかれるかもって。でもまあ、始まったばかりだし、これからだ。

磐田 1-1 赤鯱隊


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