League2011

21.Leg.34 KAWASAKI Frotale YAMAHA Stadium

2011.12.03(Sat)

写真はこちらから

前半
GK:能活
DF:駒野・古賀・藤田・那須
MF:西・小林・ソウト・康裕
FW:ジウソン・金園
R:八田・鑑真・脩斗・金沢・岡田・船谷・荒田

 前半
 この日はジュニーニョの退団を受けて川崎が2割増しで入ってくると思われたわけだが、いつもの2割増して動いていたのは磐田の方だった。連携こそ今ひとつで崩しきれなかったが、プレスも効いて中盤を圧倒している。気合いが伝わってくる。 右サイドの攻撃がが効果的で西が流動的に動き、駒野から良いクロスが入る。

17分 ジウソン! ゴール前の混戦で那須の放ったシュートのこぼれを豪快に蹴り込んだ。

 磐田は切り替え早く、いつになく球ぎわにもきびしい。磐田ペースでゲームは進み、1−0でハーフタイムかと思われたが、

43分 ジウソン!! CKを頭で押し込んだ。

 このままハーフタイム。




 後半
 互いに攻め合う落ち着かない展開から、

52分 失点 川口キャッチミスをつめられた。

 中盤の運動量が落ちてやられっぱなし。ボランチ下がりすぎてヴァイタルにスペースを作ってしまう。前半の動きが嘘のように動き出しが遅くこぼれを全く拾えなくなっていった。川崎に合わせて縦に急ぎ過ぎ。慌てないでゆっくり繋いて後ろで回せばいいと感じた。
60分 西→脩斗
65分あたりから川崎の動きも落ちてきて、一進一退の展開へ。でも相変わらずこぼれが拾えない。おまけにヴァイタル空いてきたぞ。
75分 康裕→金沢
91分 金園→荒田
終盤は余裕を持って川崎の攻撃を跳ね返すことも出来たし、カウンターからだが何度かチャンスも作った。ある程度ゲームをコントロールできていたと思う。


磐田 2-1 川崎海豚組


ページの先頭へ

20.Leg.33 VISSEL KOBE HOME'S Stadium

2011.11.27(Sun)

写真はこちらから

前半
GK:能活
DF:駒野・加賀・藤田・那須
MF:西・小林・ソウト・ジウソン
FW:前田・金園
R:八田・脩斗・古賀・金沢・岡田・船谷・荒田

 立ち上がりはプレスのかけ合い。それでも無難な入り方だった。が、加賀の負傷で狂ってしまった。代わって入った古賀が落ち着く前にやられてしまった。加えて那須の出来がまた酷くて目を覆うばかり。
 DFラインが不安定なら攻撃もチグハグでヴァイタルまでも運べない。ジウソンが周囲と全く合っていない。那須ともどもパスミスの連発で神戸お得意のハーフカウンターの格好の餌食。前線の二人もまるで連携が取れていない。ってか、前田が外に流れてどーすんだよ。何もできないま ま前半終了。

 後半も入りは悪く無かった。神戸のプレスが落ちてきて、磐田のプレスがはまるようになってきた。前線にも収まるようになり、中盤が前を向いて持てるようになってきた。形を作ってシュートまで持っていかれるようになってきた。ジウに代えて荒田を投入し流れが加速。そして、前田がこ駒野のクロスを押し込んだ。が、少し点を取るのが遅かったか。前がかりになったところをカウンターから失点して万事休す。ま、シュートが入っちまったのは事故みたいなもんだけど、ヴァイタルを空けちまったのが敗因だね。ここ数年来の病だ。新監督はこの辺を何とかしてくれよ。このゲームが柳下ジュビロの集大成ならあまりにも情けなさすぎる。


磐田 1-3 牛


ページの先頭へ

19.Leg.31 URAWA Reds SAITAMA Stadium 2002

2011.11.03(Thu.)

前半
GK:能活
DF:駒野・加賀・藤田・那須
MF:西・小林・ソウト・山田
FW:前田・山崎
R:八田・脩斗・古賀・康裕・ジウ・金園・荒田

 立ち上がりからラインを高くとってプレスをかける。開始からしばらくは前線の収まりが悪かったが、時間の経過と共に収まるようになり前田、山崎、山田の連動性が流れを引き寄せる。

12分前田(CKから)

 これで一方的な磐田ペースとなり、何度も決定機を迎えたが決められず。山崎キレキレ。ソウトが効いている。
 浦和は磐田のプレスの前に中盤が機能不全。FWが前線で孤立。ほとんどチャンスらしきものは作れていなかった。
 磐田はボランチと最終ラインの受け渡しが曖昧なところが気になる。ちょっと消化不良のまま前半終了。

 後半。
 前半の流れのまま後半開始。前線の連携良い。
54分ラインをあげてきた浦和の最終ラインのうらをうまくとってGKと一対一に。鮮やかにループさせてゲット。

61分西→康裕

 浦和も前に出てくるが、逆に磐田がカウンターから追加点。

67分前田 山崎のクロスをダイビングヘッド

 これでゲームは決まった。 70分を過ぎても磐田のプレスが効いてる。時折、真ん中をぽかっと開けてしまうことがあって怖いが、ほとんど破綻はなかった。 あとはゲームを終わらせるだけ。

85分山崎→荒田
88分総統→脩斗

終わってみれば完勝。
前田・山崎・ソウトが良かった。


磐田 3-0 浦和


ページの先頭へ

18.Leg.30 Cerezo Ohsaka YAMAHA Stadium

2011.10.23(Sun.)

 能活・古賀・駒野・脩斗・藤田・那須・山崎・西・小林・金園・前田。
リザーブ:八田・鑑真・岡田・船谷・康裕・荒田・ジウソン


 論評する気になれないほどのひどい内容。私が観戦した中で今季最低の出来。良かった選手を探すのがたいへんなくらいすべてが酷かった。

 前半開始早々からセレッソペース。セレッソは中盤での激しいチェックで磐田に全く形を作らせない一方で、前線に当ててポイントを作り簡単に捌いて攻めてくる。実にうまいことパスが回る。
磐田は前線に入らない、スペースを使えない、サイドからの攻撃が全く機能しない。セレッソの作るブロックを全く崩せない。

37分 失点 カウンターから。中盤で旨くつぶせずに攻め込まれ混戦から流し込まれた。(様に見えた)
中盤での守備がまったくおそまつ。



 後半
49分 中盤での西の不用意なミスから攻め込まれ失点。これは痛かった。
58分脩斗→康裕
65分西→ジウ
77分金園→荒田
 選手を入れ替えるが全く効果無し。62分の3点目で終わった。

 とにかく総てが中途半端。ディフェンスもオフェンスもきちんとした決まり事ってないの?と感じられるほどグダグダさ。もっとも、これは今日に始まったことではないし、監督を代えない限りどーにもならないことなんで言ってもしょうがないんだけど、選手の能力だけに頼るサッカーはコマが揃わなかったときに全く何も出来なくなってしまう。しかも、その選手たちのパフォーマンスが今季最低(当社非)と来た日にゃわやですな。

磐田 0-4 櫻


ページの先頭へ

17.Leg.29 KASHIMA Antlers YAMAHA Stadium

2011.10.15(Sat.)

 能活・加賀・駒野・脩斗・藤田・那須・山田・西・小林・金園・前田。
リザーブ:八田・浄・古賀・隆・康裕・荒田・山崎

 前半
 鹿島の攻勢でゲームが始まったが、磐田は冷静に対応。バランス良く守って流れを引き戻した。しかし、中盤でボールが持てず、トップにも入らずに形が作れない。パス出しのタイミングがいつも1テンポ遅い。結果、相手に引っかかるか、出せないで後ろに戻してしまう。それでも、駒野のクロスから時折チャンスは作れた。何故か、オリベイラがエキサイトしていた。観客も鹿島よりの笛に納得がいかずレフェリーへのヤジが盛んに飛んでいた。

 後半
 形が作れないながらも縦への意識は普段より強かったように思う。が、中盤でこぼれが拾えないのがキツイ。
 失点は2点とも単純なミスから。鹿島も決して良いサッカーじゃなかったが1チャンスをものにしてしまうところはさすがだ。
 終盤は圧倒的なポゼッションから(鹿島がリトリートしていたこともあるが)攻め立てた。が、攻撃が単調で、外から放り込むクロスに対応されてしまうと、中からの崩しが機能しない現状では2点以上取るのはなかなか苦しい。残り5分は鹿島をゴール前に釘付けにして攻め立てたがゴールは割れなかった。

57分 西→山崎
   小林→康裕
68分 金園

磐田 1-2 鹿


ページの先頭へ

16.Leg.28 MONTEDIO YAMAGATA ND Soft Stadium

2011.10.01(Sat.)

 立ち上がり山形の攻勢にあっさり失点。左右に振られてやられた。寄せが甘い。勢いづく山形の前にタジタジ。磐田はプレスが弱く切り替えが遅い。前線での連動した動きが乏しい。山形は最初こそプレスをかけて激しくきたが、得点後はリトリートしてブロックを作ってしまうようになる。磐田の攻撃は足元へのパスばかりで点を取れる気配がない。勢いDFラインからの長いパスを多用することになり攻めが単調。全体的に動きが重い。何もできないまま前半終了。


 後半。
 前半同様の低調な立ち上がり。
53分 ジウソン→金園 山崎を二列目に
 この交代がはまった。 金園のところに起点ができるようになり、二列目が前を向いて勝負できるようになってきた。前田に対するマークも甘くなってきた。
57分 前田
 前半とは流れが一変。俄然磐田ペースとなる 。中盤を制圧、ポンポンとパスを回し立て続けにチャンスを作るもGKに阻まれたりポストにけられたり。山形の必死の守りにゴールをこじ開けられず。 一度カウンターから決定的なシュートを打たれたが能活が弾き出した。これが決まっていたらドローにすることも難しかったろう。
83分 山崎→脩斗
 この投入はもっと早くてもよかったか?最後まで攻め続けたが結局は1-1のドロー。磐田はこのスタで1分2敗と勝ったことがない。

磐田 1-1 山形


ページの先頭へ

15.Leg.27 Albirex Niigata YAMAHA

2011.09.24(Sat.)

 前半。
 立ち上がりから新潟が前に出てくる。素早いプレスで磐田に組み立てを許さない。奪うと早めに前線に当てて縦に早い。それでも10分ころからプレスが弱くなってきた。入れ替わりに磐田がリズムよく攻められるようになり何度か惜しいシュートを放った。13分には相手CKで決定的なシュートを打たれるが、能活が左手一本ではじき出した。
 その後は、組み立てて攻める磐田とカウンターで対抗する新潟。ほぼ互角のまま前半終了。


 後半。ペースを握ったのは新潟。中盤でボールを拾うと素早く縦に送って一気にゴール前にまで迫ってくる。SBの上がった裏を上手く使われる。中盤でのデフェンスが軽いことが気になる。
66分 西→ジウソン
 互いにチャンスを作りながらシュートが枠に行かなかったり、GKの正面だったりでスコアレスままゲームは進む。
80分山崎→荒田
この時間帯になると磐田が一方的に押し込むようになる。しかし、新潟の堅い守りをこじ開けるのは厳しいかなと思い始める。バランスを崩して攻め込んでカウンターを食らう危険もある。
91分 荒田 ジウソンが頭で繋いだボールを前田が切り返してシュート。左ポストに当たって跳ね返ってきたボールを荒田がダイレクトで押し込んだ。値千金。
直後の、FKからのピンチを能活がフィスティングでかわし、CKも跳ね返してタイムアップ。

磐田 1-0 大白鳥


ページの先頭へ

14.Leg.25 Shimizu S-PULSE Ecopa

2011.09.17(Sat.)

    前田  山崎
  山田       西
    ロド  小林
 那須 藤田  加賀 駒野
      能活
R:八田・古賀・金沢・脩斗・ジウソン・船谷

 前半
 立ち上がり互いは厳しい守備でつぶし合い。しだいに磐田がペースを握るようになってくる。清水もサイドからの攻撃が多い。アーリークロスを放ってくるのが怖い。サイドの攻防がゲームの雌雄を決するのか?クロスの出所をきっちり抑えたい。
 西が良い!サボらないし。が、90分持たないだろう。
44分 駒野
 左45度からのFK。GKがはじいたところを前田が詰めたように見えたが、前田が蹴る前にゴールラインを割っていた模様。
そのままハーフタイムへ。


 後半
 一進一退の攻防が続く。めまぐるしく攻守が入れ替わる。
62分前田 
 このカウンターからの得点は美しかった。DFのクリアボールを下がってきた前田が拾いセンターサークル付近の山崎につなぐ。山崎がキープしている間に前田が追い越して裏へ抜ける。ためを作った山崎は左サイドを駆け上がる山田にスルーパスを通す。ドリブルで運んだ山田はボックスに入ろうとするフリーの前田にグラウンダーのクロスを送る。ボールは必死に追いすがってきたボスナーの足先をかすめるようにして前田の足下へピタリ。前田は難なくこれを流し込んで2-0。
62分西→康裕
 西は動けなくなっていたから仕方なかったが、代わって入った康裕のプレーには迷いがありあり。中途半端なプレーに終始して、右サイドの連動性が失われてしまった。
63分失点
 得点直後の失点はいただけなかった。ロングボール一発でボックスに入られて、きっちりポストされて・・。大前のシュートは藤田の足に当たってコースが変わってインゴールへ。何か何度も見た光景だ。
74分山崎→ジウソン
 このあたりから清水のポゼッションが上回ってリズムが悪くなる。運動量も落ちて中盤でこぼれが拾えなくなり防戦一方になってくる。押し込まれてラインが下がってくる。それでも決定的な形は作らせなかった。
93分山田→脩斗
 最後は余裕をもって逃げ切った。

 総括。
 やっぱり前田は頼りになる。ポストをきっちりこなしてくれるのは助かる。前田・山ちゃんの2トップは連携が良い。上でも書いたが、西は良い。60分しかもたないのが残念だが。ソウトも効いている。やなところにきっちり顔を出しているし、さらに空中戦では絶大な威力を発揮する。山田は2列目からの飛び出し良い。山田、前田、山崎がずいぶんオフサイドを取られたが、それだけ裏をきっちり狙っていたと言うことだ。
 一方、交代で出てきた康裕は微妙。西のプレーをしっかり見て何が足りないのかを理解してほしいと思う。

 さて、清水に対しても一言。攻めが単調だな。外からのクロスのみ。これを抑えてしまえばDFラインの前で回すばかりで怖さがない。高原の不在が響いたと言わざるを得まい。スコア以上の内容差だった。で、ユングベリだが・・・私の知っているユングベリではなかった。コンディションが悪いのかな。連携も含めこれからなんだろうなと思う。

磐田 2-1 パルちゃんず


ページの先頭へ

13.Leg.21 KASHIWA Reysol YAMAHA

2011.08.14(Sun.)

    金園  ジウ
  脩斗      山田
    ロド  小林
 那須 藤田  加賀 駒野
      能活
R:八田・古賀・本田・岡田・船谷・実

 前半。
 なんと、那須の左SB先発!!
 静かな立ち上がりから次第に柏のペースになる。プレスはかかっているが、右サイドに起点を作られてピンチをまねいている。
 ペースは握られるもののバランスを保ちながら何とか守っているが、攻撃が厳しい。シュートどころか形さえ作れない時間帯が続く。ミスが目立ち始め、カウンターを食らいかねない状態が現れ始めた。ところが、先制したのは磐田。
33分 脩斗 カウンター気味にあがった駒野からのクロスがジウソンへ。ジウソンが相手と交錯してつぶれこぼれたところをたたき込んだ。
38分 失点
 リードはわずかに5分間。名古屋戦より短いぢゃん。逆転で負けているこのところのゲームが頭をよぎる。
40分過ぎ、柏・北嶋が負傷退場。見た感じではハムストリングスの故障の模様。これが柏には痛かったと思う。
43分 藤田 右CK。駒野は小林に流し、小林が放り込んだ。このボールが那須にドンぴしゃ。那須のシュートはポストに当たって跳ね返るが、これを藤田が蹴り込んだ。
このままハーフタイムへ。


 後半。
 後半になっても磐田の流れが続いた。
49分 ロドリゴ CKから打点の高いHS。
57分 ロドリゴ FK(小林)が壁に当たってこぼれたところを詰めて豪快にネットを揺らした。
あとは磐田のやりたい放題。
65分 金園 エリア内で山田からのパスを受け、うまく反転してシュート。
75分 藤田→古賀!
79分 ジウソン→実
 着々と加点する中で守備もきちんと対応した。ロドリゴが危ないスペースを埋め、マークが外れているところにフォローに行き、奪えばつなげるところに顔を出す。ワンタッチ、2タッチで簡単にはたいてリズムも作れる。足下も上手く、キープ力があってボールを落ち着かせることも出来る。視野も広く、サイドを変えるパスを出したり、ズバッと縦に通して見せたり。その上、空中戦に強い。まさに教科書通りのボランチだよ。まだ、1試合だけの印象だけど、こりゃすごい選手だよ。強化部good job。
86分 OG
 スタジアムでは実のゴールとコールされたが公式記録ではオウンゴールと言うことになったらしい。
87分 脩斗→岡田
88分 柏、パクがラフプレーにより一発退場。
 その後はしっかりとゲームを終わらせることが出来た。

 この日のMOMはロドリゴ。ま、誰の目にもロドリゴだろうね。ただ、私の中では、もしロドリゴが1点も取らなかったとしてもMOMはロドリゴだ。良い選手だ。
 彼のほかに良かったのは?っていうのが意味をなさないほどに、この日のゲームは全員が良かった。監督の談によると、総ての選手に気合いが入っていたとのことで危機感からか全員が言いプレーをしていたとの由。
 ということだが、私の目で良かったと思うのは、まずジウソン。切れのあるプレーを連発していた。さらに金園。藤田も良かった。代わって入った古賀も無難だったし、那須のSBも悪くはなかった。最後に脩斗。左の上がり目でプレーしたわけだが良かった。前に行こうって気持ちが表れていたし、那須との連携も悪くなかった。もともとはFWだったって話だから前目の方が得意なんだろうね。

 末筆ながら、この日のレフェリー(早川)に苦言を呈しておく。まず、ジャッジが不安定だった。流し気味なのは良いけれど基準が曖昧。後半は幾分修正されたが、たぶん、互いに不満の残るジャッジだったんじゃないかな。パクの退場も警告で止めても良かったんじゃないか、と。後半の追加タイムも4分はいらないだろう。ゲームが荒れ気味になってきて、ゲームの趨勢は決まっていた中であえて4分もの追加タイムを取る必要はあったのか?

磐田 6-1 太陽王


ページの先頭へ

13.Leg.21 KASHIWA Reysol YAMAHA

2011.08.14(Sun.)

    金園  ジウ
  脩斗      山田
    ロド  小林
 那須 藤田  加賀 駒野
      能活
R:八田・古賀・本田・岡田・船谷・実

 前半。
 なんと、那須の左SB先発!
 静かな立ち上がりから次第に柏のペースになる。プレスはかかっているが、右サイドに起点を作られてピンチをまねいている。
 ペースは握られるもののバランスを保ちながら何とか守っているが、攻撃が厳しい。シュートどころか形さえ作れない時間帯が続く。ミスが目立ち始め、カウンターを食らいかねない状態が現れ始めた。ところが、先制したのは磐田。
33分 脩斗 カウンター気味にあがった駒野からのクロスがジウソンへ。ジウソンが相手と交錯してつぶれこぼれたところをたたき込んだ。
38分 失点
 リードはわずかに5分間。名古屋戦より短いぢゃん。逆転で負けているこのところのゲームが頭をよぎる。
40分過ぎ、柏・北嶋が負傷退場。見た感じではハムストリングスの故障の模様。これが柏には痛かったと思う。
43分 藤田 右CK。駒野は小林に流し、小林が放り込んだ。このボールが那須にドンぴしゃ。那須のシュートはポストに当たって跳ね返るが、これを藤田が蹴り込んだ。
このままハーフタイムへ。


 後半。
 後半になっても磐田の流れが続いた。
49分 ロドリゴ CKから打点の高いHS。
57分 ロドリゴ FK(小林)が壁に当たってこぼれたところを詰めて豪快にネットを揺らした。
あとは磐田のやりたい放題。
65分 金園 エリア内で山田からのパスを受け、うまく反転してシュート。
75分 藤田→古賀!
79分 ジウソン→実
 着々と加点する中で守備もきちんと対応した。ロドリゴが危ないスペースを埋め、マークが外れているところにフォローに行き、奪えばつなげるところに顔を出す。ワンタッチ、2タッチで簡単にはたいてリズムも作れる。足下も上手く、キープ力があってボールを落ち着かせることも出来る。視野も広く、サイドを変えるパスを出したり、ズバッと縦に通して見せたり。まさに教科書通りのボランチだよ。まだ、1試合だけの印象だけど、こりゃすごい選手だよ。強化部good job。
86分 OG
 スタジアムでは実のゴールとコールされたが公式記録ではオウンゴールと言うことになったらしい。
87分 脩斗→岡田
88分 柏、パクがラフプレーにより一発退場。
 その後はしっかりとゲームを終わらせることが出来た。

 この日のMOMはロドリゴ。ま、誰の目にもロドリゴだろうね。ただ、私の中では、もしロドリゴが1点も取らなかったとしてもMOMはロドリゴだ。良い選手だ。
 彼のほかに良かったのは?っていうのが意味をなさないほどに、この日のゲームは全員が良かった。監督の談によると、総ての選手に気合いが入っていたとのことで危機感からか全員が言いプレーをしていたとの由。
 ということだが、私の目で良かったと思うのは、まずジウソン。切れのあるプレーを連発していた。さらに金園。藤田も良かった。代わって入った古賀も無難だったし、那須のSBも悪くはなかった。最後に脩斗。左の上がり目でプレーしたわけだが良かった。前に行こうって気持ちが表れていたし、那須との連携も悪くなかった。もともとはFWだったって話だから前目の方が得意なんだろうね。

 末筆ながら、この日のレフェリー(早川)に苦言を呈しておく。まず、ジャッジが不安定だった。流し気味なのは良いけれど基準が曖昧。後半は幾分修正されたが、たぶん、互いに不満の残るジャッジだったんじゃないかな。パクの退場も警告で止めても良かったんじゃないか、と。後半の追加タイムも4分はいらないだろう。ゲームが荒れ気味になってきて、ゲームの趨勢は決まっていた中であえて4分もの追加タイムを取る必要はあったのか?

磐田 6-1 太陽王


ページの先頭へ