The Emperor's Cup
1.3回戦 ヴァンフォーレ甲府 ヤマハ
2010.10.13(Thu.)
スタメン。
ジウソン 荒田
実 西
康太 那須
浄 鑑真 古賀 康裕
八田
R:竹重・脩斗・大井・隆・船谷・翔・山崎
前半。
立ち上がりから甲府がポゼッションして攻め込んでくる。が、前線からプレスをかけて大事なところではきっちりディフェンスできている。バランスも悪くないし、しっかりラインコントロールされている。
ところが、攻撃がさっぱり。全く形にならない。15分過ぎからしばらくの間、縦にボールが入ってパスが繋がる場面も見られたが、結局、元に戻ってしまった。全体に動きが少なく、こぼれ球もほとんど拾えなかった。
後半。
ゲームの流れは前半と変わらず。守備はともかく攻撃は低調。
56分 荒田→山崎
64分 西→船谷
早めにメンバーを代えたがリズムはなかなか変わらず、攻撃の形が見えない。わずかに山崎のドリブルに可能性を感じる程度だ。この先のリーグ戦を考えると暗澹たる気持ちになる。
77分 失点
この失点で目が覚めたか、一気にギアが上がった。失点後、一度も甲府にボールを触らせないで同点に追いついた。康太からのピンポイントクロスが実に通り、頭で押し込んだ。この後、甲府の運動量が落ちスペースも出来てきたことから磐田に流れが来た。それでも決定的なシュートまではなかなか持ち込めない中、
86分 康裕
中盤から持ち上がって左足一閃。ゴール左隅に突き刺した。
その後、再び甲府が攻勢に出たがきっちり凌いでゲームを終わらせた。
磐田は前半から動きに精彩がなかった。見るからに体が重い選手が散見された。普段、先発ではない選手が何人かスタートから出ていたが、荒田はキビシイかな。上田も良くなかった。実に送ったクロスが唯一の仕事だったな。しかし、康裕は評価の難しい選手だな。ミス連発だったのに逆転弾をねじ込んじゃうんだからな。ま、ともかく次のステージに進めて良かった。
磐田 2−1 ヴァン君ず
1.2回戦 愛媛FCしまなみ ヤマハ
2010.09.05(Sun.)
山崎 荒田
菅沼 船谷
松浦 岡田
金沢 本田 大井 脩斗
八田
R:竹重・犬塚・黄・古賀・成岡・康裕・ジウソン
前半。
磐田はほぼサテメン。相手がどんなサッカーをするのか見極めるような立ち上がり。ディフェンスラインが不安定なのが気になる。
ゲームが経過するにつれ磐田が圧倒的なポゼッションをするようになる。が、ポゼッションはするものの前線の動きが足りずなかなか有効な形が作れない。それでも、何度かディフェンスラインの荒田や山崎が裏へ飛び出して決定的な形を作ったが、シュートが枠に行かなかったり、GKに弾かれたりで得点できない。
そのうちに人もボールも動かなくなり、イージーなミスも目立つようになりリズムを失っていった。それでも決定的な形を作られることなく前半を終了。
41分 松浦→成岡 ケガか?
後半。
前半同様の流れで後半も推移する。全般に判断が遅くなかなか有効な仕掛けが出来ない。相手は引いて守っているためにスペースが少ないだけに判断スピードを上げたい。選手間の距離も悪くこぼれも拾えずフォローも遅い。最初から外に開いてクロスを送るばかりで
攻撃が単調。一度中にしぼってから外に開くとか、中央を突破してみるとかもっと積極的に仕掛けたい。攻撃に関してはボランチがまったく機能していない。
しまなみさんも集中がとぎれない。2日前に120分戦っているとは思えないゲーム運びだ。(2日前のゲームの5割増し以上の出来であったわけだが。)
76分 菅沼 ミドルをねじ込んだ
79分 荒田 ゴールまで粘って倒れ込みながら押し込んだ。
80分 山崎→康裕 康裕ボランチ、成岡FW
81分 失点
83分 本田→古賀
失点後、かなりばたついた。ヴァイタルでのチェックが甘くなりシュートを許し、あわや同点かという場面も現出。余裕を持って逃げ切ったとは言えない。
シュートは28本打っている。CKも14本でやっと2点。しまなみさんはシュート2本で1点。相手はべたべたに引いて来たとはいえもう少し工夫が欲しかった。さらに言えば2−0で終わらなければいけないゲームだったと思う。
さて、ほとんとサテメンで戦ったこのゲーム、多少なりともアピール出来たと思われるのは、菅沼・荒田くらいか。脩斗もよく動いて仕掛けていたがクロスが・・・。
磐田 2−1 しまなみ隊