League2010

23.第34節 セレッソ大阪 KINCHO

2010.12.04(Sat.)

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 全く酷いゲーム。
 まず、何故あれ程スタメンをいじった?来季、ジウソンや能活は居ないのか?(なんかジウソン契約満了って噂が流れてる。)前半で選手を替えざるを得ないってのはスタメンのチョイスを間違っていたってことだよな。前節にも無かったか?

 ジウソンが出て来てから3失点目までは磐田も悪くなかったが、バランスを崩して前に出て行って、4失点目を食らってゲームは終わったね。そう言う意味でも早い時間帯に先制を許したのが痛かった。
 しかしよ、那須のSBって何だ?脩斗で良いだろう。成岡と上田を中盤に並べるって、そりゃダメだろう。二人とも紙のようなディフェンスだもの。上田を使いたければ成岡とチェンジで良かないか?何故今季のサッカーをそのままやらないんだ?以前のサッカーに逆戻りじゃないか。疑問符だらけの最終節。これが一年間の集大成なら来季は指揮官を替えるべきだ。

磐田 2-6 櫻大阪隊



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22.第33節 名古屋グランパス ヤマハ

2010.11.27(Sat.)

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 前半。
 互いにプレスを掛け合う展開となったが、中盤で名古屋が優位。名古屋の圧力に後手に回る。磐田はディフェンスのバランスが悪い。左サイドを狙われている。
11分、16分と連続失点。2点目のは不運だった。
 その後、名古屋がペースダウンしたことによって磐田もボールを保持出来るようになったが、シュートまでは行かれない。惜しいシュートはジウソンのFKくらいだったか。
38分 上田→実 成岡がボランチに下がる
ほとんと寝たままのような前半で良いところ無くハーフタイムへ。


 後半。
 ハーフタイムでねじを巻かれたか、磐田は少し動きが良くなった。攻撃にリズムが出てきてシュートまで行かれるようなってきた。
64分 ジウソン→山崎
 山崎がサブに入っていること自体に驚いたが、追加タイムも考えればまだ30分はあろうかという時間帯での投入にもビックリ。その山崎、果敢に仕掛けて惜しいシュートも放ったがゴールは奪えなかった。
 70分あたりから名古屋のプレスが落ちてきて前田にきちんと入るようになってきた。良いクロスも入るようになってきて得点の匂いもしてきたが、磐田もヴァイタルが空き始めた。
75分 西→松浦
 交替で入ってきた松浦はともかくドリブルで仕掛けまくった。足が止まり始めた名古屋には堪えたかも知れないが、もうちょいと周りが見られるともっと仕掛けが生きたと思う。
80分 前田(100ゴール!)
CKから頭で押し込んだ。綺麗なゴールだった。
 磐田はその後も攻め続けたが、結局は逃げ切られてしまった。まるで1節前の鹿島の役回りを磐田が演じたような感じとなってしまった。

 しかし、今の磐田は、戦術前田、のサッカーになってしまっているね。前田依存の形を何とかしないとまずいように思うが。さらに両サイドバックについて、攻撃はともかくディフェンスが軽すぎる。もちろん、二人ともそれなりの成長を見せているがまだまだ足りない。さらに上田はどーしちゃったの?ミスが多すぎる。

磐田 1-2 赤鯱隊



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21.第31節 モンテディオ山形 ヤマハ

2010.11.20(Sat.)

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   前田  ジウソン
 船谷        西
   上田  那須
金沢 鑑真  大井 康裕
     能活
R:八田・岡田・黄・成岡・菅沼・松浦・荒田

 前半。
 入りは決して悪くなかった。攻撃に連動性があり。前田にもボールがちゃんと入り、シュートまで行かれていた。ところが、15分あたりから一転山形に流れが移っていった。
 磐田は足元に繋ぐばかりで山形の守備ブロックを崩せない。もっと遠目からでもシュートを打っていきたい。
 山形は磐田のバイタルでのチェックが甘いために易々とポストをこなせる。ま、基本はサイドからのクロスなんだけど、3人、4人とエリア内になだれ込んでくる。磐田は一番外側の選手をきちんとケアできていない。何度か決定機を作られたが、シュートミスに救われる。
 ATは1分。

 
 後半。
 ポゼッションは磐田が取る。が、DFラインの前で回すばかりで山形のブロックを全く崩せない。ボールが出てこないから前田が引いてきてボールに触るようになってしまう。
 58分 ジウソン→松浦
 山形はひたすらロングボールを放り込んでくる(これは90分間ずっとだった)。たいていはきちんと跳ね返すが、時折危ない場面が。
 74分 西→実
 80分 船谷→成岡
 矢継ぎ早に選手を代えたが流れは変えられずボールは持つもののシュートまで行かれない。たぶん、4〜5本程度しか打っていないのではないか? 

 ATは3分。山形の波状攻撃を受けたが得点を許さずドロー。お粗末なゲームだったが負け無くて良かったと言える。

 蛇足ながら、この日の吉田レフェリーはナイスジャッジだったと思う。

磐田 0-0 芋煮隊



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20.第29節 アルビレックス新潟 ヤマハ

2010.11.06(Sat.)

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   ジウ  前田
成岡       康裕
   岡田  那須
金沢       脩斗
   古賀  大井
     能活
R:八田直・黄・船谷・実・西・松浦・荒田

 ナビスコの決勝空け中二日。康太がサスペンド、山崎がU21に取られたり、普段とはずいぶん違うスタメン、サブメンとなった。

 前半。
 静かな立ち上がりだ。次第に新潟が攻勢に出てくるがバランス良く守っている。新潟は縦に速い攻撃を繰り出すが何とか対応している。磐田は選手に疲れが見え、ちょっとしたタイミングのズレやパスにブレが目立つ。一進一退の展開。
 ところが、33分。エリア内で那須が相手を倒したという判定でPKを与えてしまう。わたしの位置からはファウルかどうか分からなかった。 思わぬ形で先制を許したが、我慢して最少失点差でハーフタイムに。

 後半。
 どうも今日は細かなミスが多い。いつもと違う選手違うポジションということがあるのかちぐはぐな攻撃が続く。ミスが多くてリズムが作れていない。前線で前田が孤軍奮闘。
54分 隆→実 実は右の2列目。康裕をボランチに。
61分 ジウソン→荒田
 新潟のカウンターが効果的だ。
 荒田はもうちょい頑張って貰わないと。途中で入ってきたのに運動量が少なすぎる。
76分 康裕→松浦 松浦はボランチ投入。
 この交替が磐田に流れを引き寄せた。松浦はショートパスと効果的なドリブルで攻撃にリズムを生み出した。新潟をゴール前に釘付けにして波状攻撃。雨のようにクロスを降らせるが、クロスの精度が・・。FK,CKを得てもプレスキッカーがいない。
 終盤になっても磐田の猛攻が続く。3日前に120分走ったとは思えないほどの運動量で新潟を圧倒。しかし、ゴールが割れない。追加タイムは4分。今日は負けたか?と思った94分、脩斗のクロスをファーサイドで那須が折り返し、詰めていた前田がゲット。何と言うことでしょう!程なくタイムアップの笛。勝ちに等しいドローだ。

磐田 1-1 橙白鳥



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19.第27節 浦和レッズ エコパ

2010.10.23(Sat.)

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    前田  ジウソン
  船谷       西
    岡田  那須
 脩斗 鑑真  古賀 康裕
      能活
R:八田・大井・浄・康太・実・翔・山崎


 前半。
 立ち上がりは互角。悪い立ち上がりではなかったが、次第に浦和ペースとなっていく。浦和はうまく磐田のプレスをかいくぐってしまう。やはり、個人技が高いね。磐田は中盤で早いプレスを受けて囲まれて奪われるか、ミスを犯してしまう。もっとボールを動かして、選手の距離を詰めて、早いサポートで打開したい。
 カウンター気味にチャンスが来るが積極的に打っていきたい。サイドも上手く消されてしまって組みたてられない。浦和ペースのまま前半終了。

 後半。
 磐田は早いプレスに手を焼く。ポゼッションは浦和だが出来るだけ高い位置を保とうと苦心している。
56分 船谷→成岡
56分 失点
60分 西→実
63分 ジウソン
 DFラインからの何でもないフィードボールを前田がしつこく追いかけ、ゴールライン上で奪い取ってライン際をドリブル突破して中に送ると、中に詰めていたジウソンが押し込んで同点。
 ゲームを振り出しに戻したが、磐田の動き出しが遅い。相変わらずにプレスの前になかなか前を向けない。反対に浦和に対しては簡単に前を向かせすぎ。少しラインを下げすぎる場面も見られるようになってきた。ところが、
70分 那須
 CK。船谷の蹴ったボールをGKが弾いたところ、角度のないところから那須が押し込んで逆転!
 その後、浦和が再び攻勢を取るが、今ひとつ迫力が感じられなくなってくる。体を張ったディフェンスが続く。そして、何度かカウンターを繰り出してあわやという形を作り出したが追加点は無し。成岡が決めていればもっと簡単に勝てていたか?
 追加タイムは4分。
92分 ジウソン→浄
 ほどなくタイムアップ。


磐田 2-1 赤い人たち



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18.第25節 横浜Fマリノス ヤマハ

2010.10.03(Sun.)

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     前田  ジウ
   船谷        西
     康裕  那須
  脩斗 鑑真  古賀 駒野
       能活
R:八田・大井・浄・翔・実・康裕・荒田

 前半。
 開始のホイッスルから全開の磐田。実にアグレッシブ。水曜に川崎が見せたような高速プレスで中盤を支配。開始後しばらくの間は脩斗がばたついていたが次第に落ち着いていった。右から何度か崩しを見せたがシュートが枠に行かない。
 セットプレーからネットを揺らすこともあったが、これは古賀のファール?で幻のゴールになってしまった。西が良いアクセントになっている。前田とジウソンの距離感も良い。マリノスもサイドからのクロスで対抗してくるがうまく対応している。磐田は攻守の切換えも早い。

 攻守にマリノスを圧倒して前半はこのまま終わるかと思った43分、古賀が2枚目の警告で退場となってしまった。2枚目は仕方なかったとして、1枚目の相手の肩を押さえつけるプレーがはたして警告に相当するプレーであったかは疑問が残る。磐田はボランチの那須をCBに下げて急場を凌ぐ。リズム良く攻撃できていただけに非常に残念。


 後半。
45分 船谷→大井 健太郎を投入し那須はボランチに戻す。前田の1トップにジウソン・西の2シャドウという感じか。ただ、前田とジウソンの距離が空いてしまって前田が孤立気味となってしまった。

 案の定、横浜が息を吹き返してくる。中盤を制圧して波状攻撃を仕掛けてくる。磐田は全体に引きすぎてしまい跳ね返しても跳ね返してもマリノスボールとなってしまい苦しい。失点は時間の問題を覚悟をした。ただ、マリノスさんのシュートはことごとく枠を外してしまう。枠に来れば能活が弾き出す。水際立ったディフェンスが続く。

58分 西→実

 防戦一方の磐田だったが、半ば近くからようやくカウンター攻撃が仕掛けられるようになってくる。が、これまたシュートが枠に行かない。相変わらずのマリノスペースだが、磐田は体を張ったディフェンスと横浜のシュートミスで、こりゃ、このまま行けるか?と思えるようになってくる。

76分 康裕→成岡

 ゲーム終盤、先にマリノスに疲労の色が見え始めた。最近、相手に走り負けることが少なくなってきた。前戦でボールが保持できるようになってきた。実はカウンター要員に使える。実・前田・ジウソンで何度もシュートまで行った。が・・・決定機が決めきれない。

 アディショナルタイムは3分。終了間際に駒野のクロスから実がネットを揺らしたがオフサイドの判定。わたしの位置からは角度の関係かしっかりオンサイドに見えた。帰宅して録画をチェックしたが、駒野が放った瞬間には画面に実の姿が映っていないため判断できず。吉田レフェリーのジャッジには相当のブレがあったように感じるし、2度もゴールを認められないしで納得のいかないゲームとなってしまったのが残念だ。

磐田 0-0 三色鴎隊



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17.第24節 京都サンガF.C. 西京極

2010.9.25(Sat.)

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     前田  ジウ
   船谷        西
     上田  那須
 チュホ 鑑真  古賀 駒野
       能活
R:八田・大井・脩斗・翔・実・康裕・荒田

 前半。
 立ち上がりから京都は前に来ていた。ところが磐田最初の攻撃らしい攻撃で簡単に先制。西のクロス。
DFがクリアしきれなかったボールを前田が押し込んだ、様に見えた。

 失点した京都はますます前への圧力を増した。磐田の左サイドを攻め立てる。が、CBの頑張りで決定機は作らせない。左サイドの守備に手当が必要。
 一方の攻撃はてんでダメ。FWに収まらないわ、中盤が作れなくわで縦に蹴っちゃうんでリズムが出来ない。リズムが生まれないからビルドアップのパスにミスが出る。簡単なミスが多過ぎ。京都さんのお粗末な攻撃に助けられて前半終了。


 後半は立て直して来るかと思ったが、結局京都ペースに戻って行く。この日は中盤が緩い。出足も遅くこぼれはほとんど拾われた。DFラインもボールを奪っても簡単に縦に蹴ってしまうので全く繋げない。

64分船谷→康裕
71分西→菅沼

 交代選手が効いているようには見えない。

84分上田→成岡

 京都さんもボールポゼッションは高いが有効な崩しが出来ているとは言い難い。FW1人が外に開いてポイントを作ってくるが、CBがきっちり抑えて決定機を作らせない。残り15分を切ったあたりから逃げ切れそうな雰囲気が漂って来た。交代枠は余っていたハズなので西野の投入あるか?と思われたが、京都はパワープレーに来なかった。天敵柳沢の投入も無し。後ろの京都ファンが『京都ベンチ仕事しろよ!』と叫んでいた。成岡はきちんとゲームを終わらせるという役割を果たした。MOMを選ぶならCBの二人か。正直、かなりしょっぱいゲームだったが、これでいいのだ(バカボンのパパ風に)。


磐田 1-0 京都紫光隊


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16.第23節 FC東京 ヤマハ

2010.9.18(Sat.)

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     前田  ジウ
   船谷        西
     上田  康裕
 チュホ 鑑真  古賀 駒野
       能活
R:八田・大井・隆・浄・実・山崎

 前半。
 足り上がりからアグレッシブだ。東京も前に出てきて互いに仕掛け合う展開となる。ただ、東京の守備は少々緩い。磐田の選手が難なく前を向いて持てるし、簡単に楔を入れさせてくれる。次第に磐田のポゼッションが勝るようになってくる。前田が前線で良い動きをしている。

19分 ジウソン 上田のロングフィードに船谷が追いついて、ラインぎりぎりで折り返すと、ファーサイドに飛び込んだジウシーニョが豪快に蹴り込んだ。

 この得点で東京が再び前に出てくるがラインを高く取って積極的に守る。次第に東京はボールを運べなくなってくる。
 対する磐田はボールがよく動く。少ないタッチ数でリズム良く回してゴール前まで運んでいく。

34分 前田 ヴァイタルで上田とのワンツーで抜け出した前田が寄せてくるDFの股を抜いてGKと1対1と作り、間合いを上手く外して技ありのシュート。

 この後、ジウソンが上手く裏に抜け出して1対1を作ったがシュートが枠に飛ばなかった。これを決めていたらゲームは後半あんなに難しい展開にならなかっただろう。



 後半。
46分 西→菅沼 ケガか?
 前半からの流れを受けて磐田の攻勢で後半は始まった。ここでも決定的な形を作ったが決めきれなかった。

60分 石川 素晴らしいミドルシュートだったが、あそこで前を空けてはいけない。

 この後一転して東京のペースとなる。中盤から前の運動量が落ちてきてこぼれが全く拾えなくなり苦しい時間帯が続く。

66分 船谷→成岡 

 何度か決定的な形を作られたが体を張ったディフェンスやポストに救われたりして事なきを得た。
 ゲーム終盤、東京の足がぱたっと止まった。再び磐田がポゼッションを取れるようになり、きっちりとゲームを終わらせることができた。ここで東京さんにパワープレーを繰り出されると相当やな感じだったが(古賀が足をつっていたし)、彼らはそれをしなかった。


 この日の上田は素晴らしかった。絶妙のパスを何本も繰り出したし、課題のディフェンス面でも危ないところにきちんと顔を出し体も張っていた。康裕も良かった。ミスも少なく集中を欠いたプレーもなかった。那須のいない中盤をみんなで支えようという気持ちが見て取れた。前節に続く1点差の勝利。以前の磐田なら追いつかれて、さらにはひっくり返されることがよくあった。逃げ切ることが出来るようになってきたことは、チームの成長の証と捉えて良いのだろうか?それとも、湘南さんや東京さんが不甲斐なかったって事なんだろうか?


磐田 2-1 ドロンパガス隊


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15.第22節 湘南ベルマーレ ヤマハ

2010.9.11(Sat.)

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 前半。
 立ち上がりは湘南は長いボールをディフェンスの背後に放り込んでくる。中盤を飛ばされて磐田は流れを掴み損ねたが、次第に磐田がポゼッションで上回るようになる。この日は縦に楔のボールが入り中盤でこぼれを拾えているためにリズムのある攻撃が出来ている。
15分 上田 右サイドの西からのクロスに3人ほどがなだれ込こみ、上田が上手く会わせた。
 その後は湘南がガッチリと守りを固めてしまいなかなか有効な崩しが出来なかった。それでもよく動いて拾って繋いで、ナビスコ杯準々決勝の流れを受け継いでか有為弐ゲームを進めていた。
42分 前田 ジウソンが切り返し振り向き様に上げたクロスに頭であわせた。ジウソンのクロスが神クラスだった。
これで2点差でハーフタイムを迎えられると思った矢先、チュホがエリア内でファールを犯しPKを与えてしまう。
44分 坂本(PK)
この失点でゲームを難しくしてしまった。

 後半。
 湘南が前に出てきた。長いボールだけでなく中盤で繋いでサイドから崩そうとする。対する磐田は早くも中盤がルーズになって後手に回ることが多くなってくる。それでも2度ほどチャンスを迎えたが決め切れない。
60分 西→菅沼
 連戦の疲れか明らかに運動量が落ちてきて防戦一方になってくる。攻めの形も作れなくなってくる。視点は時間問題か?と思われる展開。
75分 ジウソン→山崎
76分 阿部
 失点直後に菅沼が左サイドを切り裂いて点を取りに行くぞという気持ちを見せた。湘南も点を取りに来る。一進一退の時間が続く。
82分 前田 右サイドで駒野、康裕と繋いで康裕の低く速いクロスに前田がどんぴゃで合わせた。この時は前田の外にも3人ほどペナの中に入り込んでいた。ここぞというところで人数をかけることが出来るようになってきたかなと思う。
これで再び元気を取り戻した磐田はゲームを上手くコントロール。
ATが5分と長かったが湘南の放り込みを凌ぎ、時計が95分を指そうというころチュホがPKをゲット。これを菅沼が蹴ったがGKに弾かれたところでタイムアップ。薄氷の勝利だった。


磐田 3-2 キングベル隊


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14.第20節 清水エスパルス ヤマハ

2010.8.22(Sun.)

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 スターターは以下の通り。
     前田  ジウ
  船谷       康裕
     上田  那須 
 脩斗 鑑真  大井 駒野
       能活
サブは八田・金沢・古賀・成岡・菅沼・成岡・山崎


 前半。
 清水の攻勢でゲームが始まる。中盤の攻防で優位に立たれ押し込まれる。立て続けにCKから攻め立てられるが何とか凌いだ。

 序盤の攻勢は何とかかわし、中盤も少しずつ持てるようになってくるがなかなか良い形でトップに入らない。単純に放ってもチャンスには成りにくい。それでも前線から走り回って何とか主導権を握ろうとする気持ちは伝わってくる。中盤から後ろも体を張って相手に決定機を作らせない。

 清水はCBが不安定で少々ばたついているように見えた。

23分 ジウソン 康裕がドリブルで仕掛けてエリア内に侵入。ゴールライン付近までえぐってマイナスのパス。そこに走り込んだジウソンがサイドネットに沈めて先制。

 押され気味の展開でカウンター気味の攻撃で先制できたことは大きかった。その後は一進一退の攻防が続く。中盤で厳しくディフェンス出来ているし、攻から守への切換えも早い。清水は磐田の右サイドを狙ってきているが、DFラインも集中してなかなかあなを作らない。そもそも清水の攻撃は手数をかけ過ぎで怖さがない。ところが、

41分 太田 前線での岡崎の粘りから最後は押し込まれた。
43分 康裕 駒野のスルーパスに反応してペナに侵入した康裕が切り返して左足を一閃。相手DFにも当たったがニアサイドをぶっこ抜いた。

 この一点はゲームの行方に非常に大きな影響を与えた。追いついたことで清水が息を吹き返すか?と思われる流れだっただけにこのゴールでペースを奪い返し、勝利を引き寄せる値千金のゴールだった。
後半、健太はきっと修正してくるだろうからこのままでは済むまいと思いつつハーフタイムへ。



 後半。
 後半はもお、ずっと清水の攻勢。
 中盤を制して押し込んでくる。磐田はできるだけラインを高く保とうと意識していることが伺えるが、時折ボランチがディフェンスラインに吸収されてゴール前に釘付けにされてしまう。それでも簡単にはシュートを打たせない。打たれても体を張って弾く水際立ったディフェンスで得点を許さない。

63分 船谷→成岡

 磐田はリスクを回避して中盤を省略して前線に放るが、前田が孤立してほとんど攻撃が形にならない。それでも1,2度ながらシュートまで行く危険なカウンターを繰り出すことが出た。これを決めてしまえばゲームは終わる。跳ね返すのが精一杯という時間が続くが辛抱してチャンスを待つ。

 交替出場で入ってきた小野のパスとプレスキックが脅威だったが、この日は決定的な仕事をさせなかった。終盤、流石に中盤で前を向かれるようになってくるが、ヴァイタルをがっちりブロックして何とか凌いだ。

91分 ジウソン→菅沼

 終了間際にカウンターから菅沼がGKと1対1になったがシュートをふかしてしまった。結局、後半を0−0で凌ぎ2−1で勝利。

 この日は最後まで運動量が落ちなかったことと集中が途切れなかった。やっぱりダービーは特別なんだろうか?アウェーのダービーの時も普段の何割か増しで動いていたけど、今回も普段の3割増し位は動いていた。いつもこれくらい出来ていたらと思う諸氏は多いと思う。康裕のMOMは納得。


磐田 2-1 元祖橙隊


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13.第19節 ヴィッセル神戸 ヤマハ

2010.8.18(Wed.)

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 スターターは以下の通り。
     前田  ジウ
  船谷       西
     上田  那須 
 チュホ 鑑真  大井 駒野
       能活
サブは八田・金沢・古賀・成岡・菅沼・康裕・山崎

 前半。
 またまた立ち上がりに失点。
3分 失点 CKのこぼれ球に対する対応が甘かった。

神戸の裏へ放り込んでくる攻撃に苦慮。中盤でも拾えない。奪われ方も悪くバタバタしたディフェンスが続く。半ばころまでは神戸優勢にゲームが進む。ところが、
20分 西 カウンター気味に攻め上がり右サイドの駒野からパスを受けた西がエリア内に切り込んでシュート。

 磐田はボールを保持して攻め立ててるが、ガッチリ引いて守る神戸の守備をなかなか崩せない。前田が前線で奮闘するが落としたボールを拾えない。そうこうしているうちに神戸のカウンターを喰い、チュホがエリア内で相手を倒してしまった。これで得たPKを決められ1−2に。チュホに警告。

31分 失点(PK)

 ただ、神戸も決して良いサッカーをしているとは言い難い。序盤に見せていた簡単に裏を狙ってくる攻撃も影を潜めてしまった。

36分 前田(PK)

 チュホが送ったクロスに対して神戸DFがハンドの反則。これでPKなんだが、ちょっとキビシイ判定だったように思う。前田がど真ん中に蹴り込んで2−2。点は入るが内容には乏しい。互いに相手DFを崩すような攻めは出来ていない。

 前半終了間際に能活が神戸のFWを接触して負傷。一旦はプレーに戻ったが本人から続行不能とのサインが出た。が、準備に手間取ったか、結局、前半終了まで能活は足を引きずりながらプレーを続けた。どうやら打撲と言うことで大事はないらしい。



 後半。
46分 能活→八田 最近、こういう形で交替を使わなければいけないことが多いような気がする。

 後半になって攻撃にリズムが出てきた。それは前田がきちんとポストをこなすことが出来るようになってきたことによるものと思われる。前田とまわりの選手との距離感も良い。何度か惜しいシュートを放った後で歓喜の時がやってきた。

53分 西 シュートのこぼれが西の前に転がってきたところを落ち着いて蹴り込んだ。DFが密集する
中を最後はGKの足を弾いてネットを揺すった。

 ただ、この後がちょっといただけない。前に出てくる神戸に対してボランチの位置が低くなりすぎ、勢いDFラインの位置も下がりすぎてしまう。さらに前線の前田・ジウソンとの間が空いてしまってFWが孤立するようになっていく。

67分 西→康裕 前節同様、西の位置にそのまま康裕を入れた。

 ボールを保持して仕掛けてくる神戸。磐田もこの時間になると流石に中盤がルーズになって来るが、この日は肝心なところでは体を張って何とか形を作らせないでいた。ボールを保持する神戸に対してカウンターで対抗する磐田は時折良い形を作ってシュートまで持ち込んだが、シュートがGKの正面だったり、枠に行かなかったりであと1点が取れない。この時間に点を取ってしまえばゲームを終わらせてしまうこと出来るのにというストレスは残った。

83分 ジウソン→成岡 そのままの位置へ

 神戸の攻撃に有効性が無いために何もなければ逃げ切れるかなと思わせる流れになってきた。そこへもってきて85分に神戸DFの石櫃がチュホに蹴りを入れてしまいレッドカードを受け、これでほぼ雌雄は決した。終了間際に成岡がクビを痛めたためにゲームが止まり、追加タイムが5分と長くなるおまけがついたが危なげなく逃げ切り7試合ぶりに勝利を収めた。5月16日の川崎戦以来の勝利と言うことになる。

 MOMは西だった。まぁ当然だが、個人的にも前田にもあげたいと思う。前線で必死にポストをこなしジウソンと一緒に守備に走り、後半開始直後にはきちんとリズムを造って逆転弾への流れを作った。この日の前田は(久しぶりに)仕事をしたと思う。さぁ。次はダービーだ。


磐田 3-2 神戸牛隊


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12.第18節 大宮アルディージャ  NACK5

2010.8.15(Sun.)

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 スターターは以下の通り。
     成岡  荒田
  船谷       西
     上田  那須 
 チュホ 鑑真  大井 駒野
       能活
サブは八田・金沢・古賀・ジウソン・菅沼・康裕・山崎

 立ち上がりから低調。ボールも人も動かない。暑いことを差し引いてもヒドイ出来。
攻めは単調で駒野とチュホがアーリー気味のクロスを放るだけ。仕掛けてえぐりたい。
縦に楔も入らず、ボールは保持していてもシュートまでをいかない。大宮は余裕をもって跳ね返す。
大宮さんも前半は仕掛けないとのプランでもあるのか、DFラインからウラへ放るばかりで、全く前に出てこない。退屈な前半だった。


 後半。
 このところ後半立ち上がりの失点が多い。が、この日は無難に立ち上がった。チャンスも作ったがシュートは打てず。
 その後、次第に大宮の流れになって行く。
 大宮が前から取りにきた。奪ったら素早くサイド振って起点を作ってくる。磐田の中盤の運動量が落ちスカスカとなったため、大宮の中盤が前を向いて仕掛けられるようになる。決定的なカタチを記憶しているだけで3度作られたが、シュートミスに助けられた。
 63分 西→菅沼 船谷を右に。
 70分 鑑真→古賀 鑑真は両足が攣ったらしい。
 77分 船谷→康裕
 磐田は中盤でボールが持てないためにかたちが出来ない。セットプレーも不発。終盤に菅沼とコースケがやっとえぐるプレーを見せたが合わせられず、結局、スコアレスドロー。
 内容にも結果にも不満が残るゲームだったが、この内容では負けなくて良かったとも言える。

磐田 0-0 大宮栗鼠隊


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