PreSeason Match
1.SDT CUP 2009 清水エスパルス 日本平スタジアム
2009年02月21日(土)
スターターはこんな感じ。
前田 ジウソン
西 太田
康裕 成岡
犬塚 大井 那須 加賀
八田
前半
立ち上がりは出足良くボールに絡んでいる。が、パスがズレてなかなか形を作れていない。外を使った攻撃をしようとしているんろうが、意図の見える攻撃はほとんど見られない。そもそも前線にボールが供給できていない。
清水も同様にパスがずれたり連携の悪いところが見え隠れしていたし、ヨンセンに収まらないためにこれまた攻撃が形になっていなかった。
20分を過ぎるあたりから清水がポゼッションで上回るようになり、一度中で溜めてから外に開いて折り返すという攻撃が目立つようになってくる。磐田は時折サイドががら空きになってつけ込まれる。特に左サイドの対応が怖い。が、清水もクロスに精度が無く決定的な形は少ない。形を作られても最終ラインで何とか持ちこたえている印象だ。
磐田の攻撃は相変わらず連携が悪い。スペースを見つけて走り込むとか、スペースを作る動きとか、前線でボールを呼び込む動きが出来ていないので縦にパスが入らない。DFラインの前で回しているだけでは何にも怖くないだろう。2列目も外に張っているだけでは攻撃が組み立てられまい。もっと中に繋ぎに入ってきて良いと思う。
それから中盤のチェックが甘いし運動量が足りない。もっと厳しく行かなくては相手に良いように作られてしまう。さらに、犬塚のSBは如何がなものか?
後半
基本的には前半のような流れで攻撃の形が見えないままで推移していく。
65分 ジウソン
中盤で旨くプレスをかけて追い込んでボールを奪い。奪ってからの速攻が効いた。これは目指す形だったと思う。
66分 ジウソン→村井さん
村井さんは左の列名に入り、西を前戦に上げた。得点を取ったことで動きが活性化した。清水の運動量が落ちて中盤でボールが拾えるようになり、内から外という形が出来はじめ何本かクロスが入った。ここが勝負所だった。追加点を取っておけば勝負は決まっていた。ところが、チャンスらしいチャンスは少なかった。
78分 西→中山
清水の攻撃も単調になってきて、正直、このまま押し切らなければイケナイゲームだった思う。
が、
89分、94分と立て続けに失点して逆転負け。プレシーズンマッチとは言え後味の悪いゲームとなった。ま、リーグ戦なら無理に点を取りに行かないで1−1で終わらせるところだったんだろうが、遮二無二点を取りに行くシミュレーションだったと思いたい。
さて、この日はサテライトとのダブルヘッダーだったんで、選手の起用も多少影響を受けたんじゃないかと思う。思うが犬塚のSBとか成岡のボランチとかしょっぱかった。交代選手もサテ戦で90分走っちゃった選手使うわけに行かなかっただろうし、ちょっと変則だったかな。でも、それにしても攻撃の連携不足はちょっとまずくないか?あと2週間しかないぞ。全般に運動量が少ないのも気になる。まだまだ課題だらけだな。
磐田 1−2 ケンタ組