沈黙、溜息そして怒気
2009.7.26(Sun.)
驟雨が降ったかと思うと青空が顔を覗かせたり、またスグに厚い雲に覆われたりと空模様が目まぐるしく変わる一日だった。それでも磐田に出かけている間だけは雨に見舞われることもなく助かった。
ららぽーとの周囲がどうなっているか分からないのでこの日も少々迂回してスタジアムにアクセスした。久しぶりに東京のY氏と合う。実家に帰りつつ山形戦を観戦に行ったということだった。ふるさとの変貌振りに驚いたとの由。歓談するうちにキックオフが近づいてきたが、この日は席詰めを促すアナウンスが行われていた。昨シーズンの入れ替え戦以来の光景かと。結局、15000余の観衆となり磐田スタジアムでは今季最多ではなかったかと思う。
ゲームはアレだ、いつもの通りgdgd。拙いところは毎回同じだ。全く改善の気配が見られないのが悲しい。周囲のお客さんもゲームが進むに従ってボルテージが上がっていくのは当然として、苛つく展開に勢い叱咤や罵声が多くなっていく。わかります。わたしも何度「こぉすけぇ〜(-_^:)」と怒鳴ったことか。
ゲームが始まる直前にいつもワタシの席のちょいと前の方に陣取る御仁と何故か通路に座り込む御仁の会話が聞こえてきた。どーやらお知り合い同士らしいのだが、方やJ参入以来15年ずっと通い詰めていることを力説。一方は相手が何を話そうと、今日はヤマハ関係者からタダ券貰って来たと言いつのるばかり。笑っちゃうほど話がかみ合わない。ってか、なんでタダ券を協調するんだか良く分からなかった。周囲はふつーに年チケやらを買って観戦してるわけだから気分が良かろうハズはあるまい。空気が読めない御仁だ。
ゲームはドローに終わって落胆を隠せなかったわけだが(ま、ドローに終われて御の字ってハナシもある)、今度は浜松のY氏と連れだって階段を降りていると、ゴール裏から盛大な吉彰コールが聞こえてくる。すわ吉彰が出てきたか?押っ取り刀でスタンドに戻ると吉彰がゴール裏のサポ握手とをしているところだった。真ん中まで行くとトラメガを渡されて何やらしゃべっていたが、遠くて何を話したのかは分からなかった。その後、バックスタンドまで挨拶に行って、何やら大きな字の書かれたシートを持って帰ってきた。それには祝欧州挑戦と書かれていた。しかし、吉彰愛されているね。そして、みんな優しいね。これだけの声援を後押しに旅立つんだから、何も得るもの無く帰ってきてはいけないぞ、吉彰。吉彰、オレ!
太田吉彰退団
2009.7.25(Sst.)
太田吉彰が契約満了となり今月末で退団のはこびだ。もちろん、クラブは契約更改を打診したハズだ。が、吉彰本人がヨーロッパでプレーをしたいという気持ちが強く、契約更改には至らなかったという話だ。新聞の報道によれば移籍先は未定。渡欧して探すとのこと。
ヨーロッパでプレーするという夢は多くの選手が持っているとは思うが、実現できる選手はごくわずかだ。それはひとえに力が足りないからだと思うのだが、吉彰の場合は如何なものだろうか?スピードは一流で運動量も豊富だが、プレーの幅が狭く基本的な技術も高いとは言えない。吉彰はどこの国の何部のチームでも良いからとにかくヨーロッパのチームでプレーがしたいと言うことなんだろうと思うが、それは吉彰のキャリアにとって本当にプラスなのだろうか?
一部では代理人の田邊氏を叩く意見も見られるが、今回本当にヨーロッパのチームに移籍させることができるんであれば彼は非難される謂われはない。選手の要求や要望を100%実現させるのが代理人なのだから、選手がヨーロッパでプレーしたいと望めばそれを実現させるのが彼の仕事なのだ。だから、本人の意向に沿って大分からのオファーは断ったわけだ。もちろん、要求を実現させるにあたっては筋を通していただきたし、仁義も切って貰いたいとは思う。つまり、過去の某選手の移籍の際のような姑息な手段は講じていただきたくない、と。
ともあれ、吉彰は磐田を離れる。誠に残念だが彼には彼のサッカー人生がある。吉彰の今後に幸多からんことを祈る。
山形戦と
2009.7.19(Sun.)
山形戦は見ていない。このところ週末は飲み会続きで何かと忙しい。先ほど帰宅としてネットの情報にざっと目を通した。ま、前節の大分戦と似たようなゲーム内容だったんだろうと推察した。最終ラインが引きすぎたり、中盤がスカスカだったり、サイドをスカッとぶっこ抜かれたり、映像が見えるようだ。よって、録画したVTRは見ないで消すことになるだろう。ゲーム後のゴール裏はブーイングだったらしい。ま、真っ当な反応だな。山形まで応援あるいは観戦に行かれた方々お疲れさま。気をつけた帰ってきてね。
さて、イ・グノが磐田に復帰することになった。オフィシャルウェブに載せられている。実に喜ばしい。あれだけのFWはそうそういないからね。そーいえば、昨日の飲み会で、唐突に「ところでさぁ、イグノってどおなっちゃってんの?」と聞かれちゃったりして、『どーなっちゃってるって。俺が聞きてーよ。』とか思いつつ、「帰ってくるって話があるみたいだよねえ。」とか間抜けな答えしかできねえっつの。しかし、まぁ、お間抜けなハナシだよなあ、実際。グノちゃん、代理人代えた方がいいんぢゃない?
前田の差
2009.7.12(Sun.)
雨の予報に反して真夏のような暑い一日となった。開門直後にジュビロプラッサに入場。ぼーっとしていると次々知り合いに会う。口々に今日は負けられない、と。シャムスカに引導を渡すことになったとしてもそれはそれ。われわれには我々の事情ってもんがある。
今日は東京のYさんがお休みなのでずっとメインでゲーム開始を待った。本を読みジュビロ弁当を食しているとキックオフが迫ってくる。何ともお客さんの入りが悪い。
ゲームはあれだ、下位チーム同士のゲームにふさわしいしょぼいものだったが、いくらしょぼくとも勝ちは勝ちだ。華麗にパスを回し美しく点を取っても得点数が相手を上回らなければ勝点3を手にできない。今は内容より勝利だ。
今日から席替えでずっとホーム側の席になったんだけど、結構コアな感じの人が多い感じがする。あんまりにも酷い内容に、後半も半ばを過ぎると周囲にイライラがつのってくるのが分かる。
ビルドアップのミスに前半は溜息程度だったものが、2−1のあたりでは怒気をはらんで
『何やってんだよこらっ』
『おいっお前何しに出てきた!』
エジミウソンがフリーで持つと、
『何フリーでやらしてんだよ。』
『ボールに行け。』
『もっと寄せんかい。』
もっともわたしとて気持ちは同じで、あの内容でよく勝てたものだと思っている。相手が鹿島なら5点はぶち込まれていたに違いない。星は五分に戻ったが前途が茨の道であろうコトは想像に難くない。斜め前に座ってたおっちゃんの言葉で今日は閉める。『もっと練習せんかい(怒)』
山形戦と
2009.7.19(Sun.)
山形戦は負けたらしい。出かけていたんで中継は見ていない。(最近、アウェー戦の時はいつも飲み会だなw。)映像は見る気がしないがネットの情報を総合してみるに、ま、大分戦と同じような内容だったんだろうと思う。あの時は大分のシュートがワクに来なかったり、ワクに来たシュートは悉く能活が掻き出したりで奇跡的に1失点だったからな。それをふつーに決められればこんな結果になるだろうと想像はつくおそらくはラインが下がって中場にスペースを作ってしまったんだろうし、(ラインを下げなくてもあのスカスカの中盤はいただけないなあ)このゲームでザルだったのは右サイドか?左サイドか?悲しいけれど、負けパターンは読めてしまう。しかし、このチームはメンタル弱いな。心理学を学んだきちんとしたメンタルマネージメントのできるコーチが必要だと感じる。
さて、先般、新聞紙上を賑わせていたイ・グノ選手だが、正式に磐田への復帰が決まったようだ。先ほどオフィシャルウェブに告知があった。実は、昨日も飲みに行っていたワケなんだけど、その席上で唐突に「ところでさぁ、イ・グノってどおなっちゃってんの?とか聞かれちゃったりして、『どおなってるって、俺が聞きてーよ。』と思いつつ、「帰ってくるって話があるんだけど、わかんね。」とか間抜けな答えを返したり、いやホントにお間抜けなはなしだよなあ。いやね、磐田ファンとしては帰って来ることには諸手を挙げて歓迎だよ。あれだけのFW、日本にゃいないって。だけどね、グノちゃん、代理人代えた方がいいんぢゃない?
快哉!
2009.7.06(Mon.)
もちろんのことだが、昨日現地には行っていない。日曜開催の広島BAでのナイトマッチに行かれるワケがない。
ところが、今朝デスクに着いた途端に
『Aさん、昨日行った?』
と聞かれるワタシ。俺ってどんだけサッカー馬鹿よ?で、わざと
『何のこと?』
としらばっくれる。
『広島だよ。』
『あのね、もし行ってたら、今日この時間にここにはいないの。』
豊橋まで帰ってくるので限界だからという言葉はやぶ蛇だから飲み込んでおく。
『いやいや、あんたなら戻ってこれるって。』
妖怪か俺は?まぁサンライズ使えば何とかなるんだけど、そんな元気無いって。
てなふうにいぢられるコトの多い月曜の朝なんだが、流石に先週は誰も絡んでこなかったワケで、アウェーで粘り強く戦い勝点をかっ攫ってきたとあらばいぢり易いというものなのだろう。
昨日のわたしは終日野暮用に忙殺されて録画してあったゲームを見終わった時には日付が変わっていた。(そのあと、県知事選のニュースを見てさらにウィンブルドンの決勝を見てしまうわけだが)結果を知りつつ見た上での印象なわけだが、何故柏戦の時にこれが出来なかったんだということ。一言で言ってこのゲームは11人がきちんと戦っていた。連動して囲い込み球際にも厳しく、奪ってからは早く前に運んでシュートで終わる。もちろん、広島に押し込まれる時間帯もあったし、失点してもおかしくないシーンも多々あった。それでも最後まで集中を切らさずに守りきることができた。ゲーム毎に波が激しくコンスタントに戦えないのは弱い証拠なんだが、振幅の幅を少しでも小さくして欲しいものだと思う。それにしても成岡が良いね。当分は前田の相棒は成岡で良いんじゃないかと思う。
それにしても勝てて良かったよ。磐田が1-0で勝利なんてふつーぢゃ無いことだよ(^^;。3連敗を免れたコトの意味は大きい。で、これを次に繋げなくてはならない。次節はホームで大分戦だ。