Caution! わたしはサッカーに関してはシロートです。ゲームに関するちゃんとした観戦記や評価やらは、
専門誌等を参考になさってください。このページはあくまで一ジュビロファンの戯言です。
vs ジェフユナイテッド市原・千葉('05.08/13)
なんともまあ、消化不良なゲームでした。
ジェフは何人か主力が居ない中でもあれだけのサッカーが出来るのに、こちらはほぼフルメンバーというのに相手を圧倒できないばかりか、常に先手を取られ、きちんとゲームを終わらされてしまった印象です。ジェフは、たとえ控えの選手が出てきてもきちんと彼らのサッカーが出来る戦術の浸透した良いチームです。しかも、それは自分たちの置かれている状態をきちんと把握した上で、その時々でするべき仕事をきちんと理解して、それをピッチで表現できることです。
この日のゲームは第1節の3−2を受けてのゲーム(ジェフサイドから見ています)。第1戦のようにキックオフからラッシュしてきません。アウェーと言うこともあり守備を固めてカウンターからチャンスをうかがうプランだったと思います。
これに対するジュビロ側も前半は無理に行かないでバランスを取っていきます。静かな立ち上がりでした。多くのヒトはゲームの入り方が消極的であったと感じられたかと思いますが、考え方として間違いではなかったと思います。ただ、その場合は前半を0−0で終わらなければならなかったワケなんですが。。。
立ち上がり、ジェフが出てこなかったこともあってかジュビロはうまくゲームに入って行かれました。中盤でプレスを掛けてボールを奪って外から攻める。練習でやっている形で攻めようと言う意図は見えましたが、最後のところでジェフのディフェンスを崩せません。ラストパスの精度が悪かったり、DFを振り切って放ったシュートが枠に行かなかったりと惜しい形が何度かありました。
半ば過ぎになって中盤がルーズになってきましたがジェフに決定機は作らせませんでしたが、あの1回のミスが悔やまれます。ディフェンスラインの裏を取られて抜けだされたのはともかく 、何で中央で待ってる巻をフリーにしてしまうんじゃ。(怒)これでゲームの趨勢が決まってしまった感があります。
後半、中山を下げてカレンを投入しました。中山は相変わらず動きの質は良いんですがそれ以外のところで良いところがありませんでしたから、この交代は納得です。が、攻撃面でほとんど仕事らしい仕事をしていなかった河村を太田に替えるという選択肢があったのではないかと思います。ここに至って守備的に戦っても仕方がないんですから、リスクを負って攻めに転ずる必要があったのではないかと思います。相変わらず引いて守るジェフに対してボールポゼッションは高いジュビロですが、なかなか有効な縦パスが入りません。カレン引き過ぎ。サイドからの突破を図ってもジェフディフェンスがきっちりついてきます。それでも名波がPKをゲットして、これを前田が決めて同点に戻します。PKは微妙な判定でした。現地で見たときには厳しい判定だなあと感じたんで、VTRを見直してみましたが、やっぱり判断の難しいプレーでした。オシムは『そりゃーねぇよ。』って顔をして首を何度も横に振っていました。
これでジェフが少し前に出てきました。ジュビロも前掛かりになっていますから中盤は服部が一人で支えるような形になってきます。阿部のFKが決まった後も、何度かカウンター気味に決定的な形を作られましたが事なきを得ました。ジュビロはキムのアンビリーバブルなシュートが決まって2−2に戻しましたがこれで精一杯。前田に替えてヨンスを投入しましたがこれは不発。ってか、ヨンスを使って何をしたかったのか不明な選手交代でした。あとはジェフにきちんとゲームを終わらされて万事休す。
ジュビロ 2-2 犬
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