Satellite J League '97


1.第2節  vs 横浜マリノス('97.3/16)

2.第4節  vs 名古屋グランパスエイト('97.3/30)

3.準決勝  vs サンフレッチェ広島('97.7/6)


【1】2節 vs 横浜マリノス('97.3/16)


 今日はスタジアム開催だったので、思わず見に行ってしまいました。まず、スタメンなんですが。。。席を探しながらアナウンスを聞いていましたし、顔を見たってわかんない選手も多くて、分かっただけを書きます。(背番号は固定制のものではなく、昨年の形でつけていました。)GK:尾崎、DF:秀人・マコ・喜多・?、MF:今野・清水・マビリア・石野、FW:坂本、寶示戸。?の選手はユースの選手かも知れません。サブのメンバーですが、メンバーのアナウンス中に地震が起こって場内が騒然としてしまい聞き取れませんした。が、倉貫が途中で寶示戸に代わって出ました。

 サテライトのゲームですので、結構和んで見ていました。さすがに秀人とマコのセンターバックは安定していました。マリノスの2トップにほとんど仕事らしい仕事をさせませんでした。彼らはサテの試合に出るような選手じゃないですね、やはり。マコはMOMをもらってました。(サテの試合でもあるんですね。賞金は3万円でした。(^^)ジュビロード商店街がスポンサーのようでしたけど、こおゆう地元のバックアップは大切ですね。)
 目に付いた選手は今野。良く動いていました。こういう汗をかくことをいとわない選手は見ていて気持ちがいいですね。前半はなんか空回りしているような感じでしたが、後半はよく効いていました。何度かスルーパスも出していました。上背はありませんが、なかなかボディコンタクトには強いと見ました。
 マビリアもよく動いていました。前半はちょっと周りと合わないようなところが見られましたが、後半は決定的なパスも出してました。ただ、持ちすぎるきらいがありますね。ま、持ててしまうんですけど。。。そんなわけで、中盤は今野とマビリアで作っている感じでした。
 注目の坂本くんですが、1点ゲット。1トップ気味のポジションでポストプレーを要求されていたわけですが、可もなし不可もなしってところでしょうか。
 左サイドの清水もいい動きをしていて1ゴール、1アシスト。2点目に絡む、マビリアとの1・2で左サイドを抜けていくプレーは見事でした。
 対する右サイドはちょっと不満でした。特に右のサイドバックに入っていた喜多くん。ん〜、彼はサイドバックをやったことがあるんでしょうか?って感じの出来でした。後半はちっとはましになったかな?
 しかし、昨日のトップの試合でも思いましたが、選手が転ぶ転ぶ。たぶん雨に濡れた芝に滑るんだと思うのですが、ホームスタジアムなんだからねえ。。。

《ジュビロ2ー0(0ー0)マリノス》


【2】4節 vs 名古屋グランパスエイト('97.3/30)


 一体、今日は誰が出るんぢゃ?と思いつつスタジアムに向かいました。スタジアムに着いたのは開始5分後くらい。それでは、スタメンです。GK:尾崎、DF:松森・勝矢・佃・服部、MF:石野・泰沢・今野・チビマサ、FW:寶示戸・川村。んんっと、フォーメーションよくわからなかったんですが、勝矢を最後方に余らせて、その前に3枚並べている感じでした。状況に応じてですが、松森・佃・石野・ハットあたりがここ入ってました。前線は、川村・寶示戸・チビマサの3トップのようにも見えましたし、川村の1トップのようでもあり、?でした。しかし、選手がいないなあ。サブなんかキーパー入れて3人だぜ。しょうがないけどね。
 ホーム側からアウェー側に強い風が吹き、前半はどちらかというと、風上に立つグランパスのペース。ただ、決定的な形はそうは作られていませんでした。ジュビロもコンビネーションが悪く、何か全体に動きが重くて点が取れそうにありませんでした。特に、寶示戸の動きがねえ。彼って結構評判良いんでしょ?今日はコンディションが悪かったんでしょうか?ボールを持っていないときの動きが悪いですね。全体的に運動量も少ないし。これではトップは遥かに遠いです。
 後半になると、風上に立ったジュビロの攻勢です。ショートパスを繋いでくるグランパスに対して、中盤から比較的長いパスを相手のDFの裏へ放って両サイドを走らせようっていう展開です。ただ、右サイドの寶示戸があれなんで、左からと中央突破が多かったか?1点目は、DFラインから(誰からか不明)のタテパスに2列目から走り込んだ今野がPエリア(右サイド)に持ち込んでシュート。相手DFの間を鮮やかに駆け抜けていきました。シュートもちょっと角度のないところからでしたが、落ちついて決めました。お見事!彼は、今日も最後までよく走っていました。いいですね。
 2点目もきれいでした。泰沢からDFの背後を突くパスが左サイドを走るチビマサへ。チビマサからのセンタリングを中央に走り込んだ河村がドンぴしゃのヘッド。チビマサ以外の点に絡んだ2人はユースの選手です。泰沢クンはなかなかいいですね。
 服部くんですが、んー、試運転ってとことかな。彼らしいキレがなかったのは仕方がないことなんでしょうね。今日はまったく守備の人で、ほとんどオーバーラップしませんでした。でも、90分フルで動けるまでに回復してきましたから、J開幕には間に合いそうですね。
 あと、尾崎ですが、1つ大きなミスがありました。が、グランパス選手ががら空きのゴールに向けて打ったシュートはポストが守ってくれました。その選手はしばらく倒れ込んでいました。
 しまった、MOMが誰だか見ないで帰ってきてしまった。

《ジュビロ2ー0(0ー0)グランパス》

【3】準決勝 vs サンフレッチェ広島('97.7/6)

 暑い暑いジュビスタでのゲームでした。スタメンは、GK:尾崎、DF:遠藤・佃・松森、MF:喜多・石野・今野・古賀、FW:ちびまさ・坂本・布部。サブは、柄谷・倉貫・泰澤・寶示戸。

 開始からジュビロペース。中盤を簡単に繋いで、あるいはディフェンスラインから、前へ、という意識がはっきりしています。展開のスピードもまあまあ。サンフレッチェの攻撃は風上を利してのロングパス一点張り。中盤を支配するジュビロの押し気味の展開の中で、今野のCKを遠藤が押し込んで先制。その後、訪れたサンフレッチェの時間帯も凌いでハーフタイム。

 後半になってもジュビロペースは続きます。2列目の右サイドの今野とFW登録なあら2列目の左サイドって感じのちびまさが2人でゲームを組み立てていました。古賀もサテライトレヴェルでは安心して見ていられます。何度も左サイドを切り崩していました。でも、布部クンが今一だったなあ。
 坂本に代えて寶示戸と投入。あんまり期待していなかった彼が、活躍しました。今野のスルーパスに反応した寶示戸がゲット。さらに、カウンターから喜多のミドルが決まって3ー0。さらに終了間際、寶示戸がドリブルでペナルティエリアに切り込んで、外側に飛び込んできた今野にパス。今野は角度のないところからこれを決めて4ー0。
 さて、これで決勝進出。決勝は、7月13日(日)日立柏サッカー場16:00キックオフ。

《ジュビロ4ー0(1ー0)サンフレッチェ》