Yamazaki NABISCO Cup'97


【1】2節 vs 京都パープルサンガ《ホーム》('97.3/15)


 

 いやー、今日はスタンドが寂しかったなあ〜。1時半ころスタジアム入りしたのですが、スタンドはがらがら。去年からナビスコ杯は入りが悪かったけど、今年は。。。。。厳しいぞ>球団

 さて、スタメンです。GK:大神、DF:アジウソン・勝矢・古賀・山西。MF:ドゥンガ・福西・久藤・奥。FW:ゴン・トト。サブは、尾崎・秀人・マコ・清水・寶示戸。後半途中から久藤→清水、トト→マコ。マコはボランチの位置に入りました。

 前半開始早々、アジウソンのFKが炸裂!あっと言う間の先制でした。(実はよそ見していてあまりよく見ていなかった。)その後、ジュビロペースがしばらく続きます。今年のジュビロのサッカーは結構単純です。ロングキックをゴンかトトに当てて、落としたボールを素早くDFの裏に放ります。そこにサイドに流れた2トップの片割れか、2列目の選手が走り込む。。。。。あとはいろいろなパターンがありそうですが。ただ、今日は久藤の出来が今一つだったり、古賀のオーバーラップのタイミングが悪かったりと右サイドからの攻撃に迫力がない。古賀はずいぶんドゥンガ先生の怒られてました。先生は今日もガンガン怒鳴ってました。今、右サイドが今一つって言ったんですが、全般的にパスミスが多く(精度が低かったり、弱かったり)プレスをかけてボールを奪ってもスグに取り返されたりという場面がよく見られました。
 サンガは、中盤からショートパスを多用し、早いパス回しで対抗してきます。2度ほど決定的な形を作られましたが、大神の美技に助けられました。神様・仏様・大神さまってか。

 後半になっても流れは変わりません。ロングボール主体のジュビロにショートパス主体のサンガ。後半5分ゲームが動きました。ドゥンガからのパスに右サイドを奥が突破してシュート。こぼれたところをゴンが押し込んで2ー0。そして、その後しばらくジュビロの時間帯が続きます。先ほど書いたようなパターンで攻撃できていました。が、フィニッシュが。。。ワクにいかないんだもん。3回くらいあったな、決定的なチャンス。そして、失点。まあ、これはサンガが見事でした。早いパス回しにジュビロDFが翻弄されました。敵ながら天晴れ。
 さて、2ー1になったことで、フェリペ監督は守りに入りました。上がり目の選手も含めてほとんどの選手が引いて守りに入ってしまいます。中盤はある程度サンガに持たせて攻めさせますが、スペースは与えない作戦のようでした。そして、ボールを奪うとすかさずカウンター。何か、去年まで対戦相手にやられていた作戦を今年はジュビロがやっているみたいです。そのままタイムアップ。

 グレミオ流なのか、フェリペ流なのか、とにかく勝ちにこだわる姿勢はゲーム展開にも出てましたね。とにかく、何度も言いますが、ジュビロは去年とは別のチームになりました。選手はほとんど代わっていないけど、やっぱり違うチームのようです。でも、なんか物足りないなあ。シンプルで速いサッカーなんだけど、華がないよなぁ。別になくちゃいけないわけじゃないんだけどさ。しょっちゅうカウンター一発で沈んでたけど、去年までのパスサッカーが好きだったおいらは、ちょっとつまらないです。ついでに、あたりが強くなったね今年は。アジウソンとか、ドゥンガとかもともとあれだけど、他の選手も心なしかガンガンいっているような。。。スライディングタックルも多いぞ。たぶん、今年はカード貰いまくるでしょう。

《ジュビロ2ー1(1ー0)サンガ》


 

【2】5節 vs アビスパ福岡《ホーム》('97.3/26)



 今季初のナイトマッチ。今日はわりあい暖かくて助かりました。雨もなんとか降らずにすみました。
 スタメンです。GK:大神、DF:古賀・アジウソン・秀人・山西、MF:ドゥンガ・福西・久藤・奥、FW:ゴン・マビリア。サブは、尾崎・マコ・勝矢・今野・清水。前半途中で、久藤に代わり清水がイン。後半、古賀に代えてマコちゃん。マビリアはFW登録ですが、2列目で仕事をしていました。2トップは、ゴンと久藤(清水)ってところでした。

 さて、例によっておとぼけ観戦記です。
 ゲームは最初からガツンガツン当たり合うゲームでした。ジュビロはホントに当たりが強くなりました。そして、幸先よく久藤の先制ゴール。(お見事な中央突破でし た。)楽勝か?とも思ったんですが、アビスパも速いパス回しとタテ一本の速攻を組み合わせて攻め込んできます。(今年のアビスパはちょっと違うぞ)10分ころ、CKのクリアし損ないが入ってしまい、オウンゴール。誰が入れたか分からなかった。
 このあたりからアビスパのペースになり、ジュビロは中盤のこぼれを全部拾われてしまう。トップと中盤が空いてしまう悪い病気が出る。どうもDFがバタバタしている感じです。連携が悪い。秀人のせい?しかし、相変わらず1対1には強い秀人です。そして、20分ころか?アビスパ、リエップのロングシュートがゴール。まさかあんなんが入ってしまうとは。いえ、素晴らしいシュートだったんですがね。
 この後もアビスパ優勢でゲームは続くが、負ける気なんか全然しない。しかし、よくファールを取られるねぇ、今年のジュビロは。この時間帯は攻撃が中央に寄りすぎていたように思う。が、右サイドを古賀が粘って粘って突破します。ニアで待っているゴンの足下へ。これをゴンが押し込んで同点。
 残り5分ほどのところで久藤がアウト。清水の投入。交代するちょっと前にハーフウェーラインのあたりでコーチ陣となにやら話しをしてました。足を引きずっているようなところもありました。去年ケガしたところじゃないといいですが。。。
 一進一退の展開で、このままハーフタイムかなあって思った時、ちょっと遠目からの奥のシュートが決まって逆転。このあたりが今年のジュビロが代わったあたりでしょうね。去年なら、同点にも出来ないまま前半終了のホイッスルを聞いたでしょう。(推定)

 後半は一方的なジュビロペースだったように記憶していますが、ひいき目かも。アビスパは前半ほどパスが繋がらなくて苦戦していたように思いますから。じゃあ、ジュビロのパスがすぱすぱ繋がったかというとそうでもないんだな、これが。去年と違って、中盤でのパス回しは最小限にして、中長距離のパスを前線に放ってしまう感じのサッカーです。嫌いな人は結構多いんじゃあないでしょうか?こおゆうサッカー。
 昨日のゲームは、もう少しサイドを変える大きなパスが欲しかったように思います。攻撃は右サイドに偏り過ぎでした。(結果は出しましたが)左のSBは山西だったワケですが、監督からの指示なのかほとんどオーバーラップしません。ただ、たまにするオーバーラップはなかなか有効で、いいセンタリングを2・3本上げてました。(点にはならなかった)
 マビリアが周りとあってきましたね。豊富な運動量です。4点目はドゥンガからのパスに2列目から走り込んで打ったマビリアのシュートのこぼれを清水が押し込んだものでした。
 後半の後半になると、アビスパの足が止まってしまい、ジュビロの選手をファールでしか止められなくなります、が、サポート(ジュビ)が足りないため攻撃が薄くなってしまいます。もっとも、残り5分でドゥンガも電池切れをおこして動けなくなってました。
 ディフェンスはアジウソンの加入でほんとに安定しました。特に彼の高さが効いています。(味方で良かった)ただ、イエローをもらってましたんで、次節は出場停止か?問題は、セットプレーでアジウソンが上がった直後にカウンターを食ったとき。昨日もこれであわやってシーンがありました。シュートミスで助かりましたが。。。
 秀人くんも無難にこなしていたんじゃないかな。相変わらず1対1には強いです。が、いきなりイエローもらってましたからねえ。秀人らしいって言えばらしいんですが。
 ともかく、今日は、トト助と名波の欠場を感じさせないゲームでした。点もたくさん入って楽しませてくれました。今日のようなゲームなら楽しめます。しかし、四点も取ったのはいつ以来だろう。ちょっと調べてみよっと。



《ジュビロ4ー2(3ー2)アビスパ》


 

【3】最終節 vs 横浜フリューゲルス('97.3/29)《ホーム》


 開始直前から降り出した雨が降り続くあいにくの天候となりました。

 スタメンです。GK:大神、DF:古賀・田中・秀人・山西、MF:ドゥンガ・福西・奥、FW:ゴン・マビリア・清水。サブは、尾崎・勝矢・チビマサ・石野・寶示戸。システムはいつも通りの4ー4ー2。ゴン・清水の2トップです。が、後半途中に清水に代わりチビマサが投入され、ゴンの1トップ気味に変更。

 ん〜、いきなりですが、今日のゲームをどう見ていいのかわかりません。お互いに持ち味を出し合ったのか、消し合ったのか・・・。フリエは細かいパス回しで中盤を支配して攻め込んできます。ジュビロは時間帯によっては中盤のこぼれをほとんど拾えないこともあり苦しい展開でした。たぶん、アウェーでのゲームもこんな感じじゃなかったかなあと思います。ただ、前半のフリエはサイドからの攻撃が弱く決定的な場面はそう多くはなかったです。決定的な場面を作られても、最後の砦、神様・仏様・大神さまの好セーブで事なきを得ていました。
 対するジュビロの攻撃は、やはり中距離パスとサイド攻撃主体です。が、先日のアビスパ戦の様な鋭い攻撃が出来ません。マビリアの出来が今一つです。彼に限らず、もっとどんどんシュートを打っていこう、っていうジュビロです。
 全般的には大きな破綻もなくまずまずの前半だったか?

 後半開始から、フリエは気合いの入った攻撃を仕掛けてきます。そういえば、フリエは負けると決勝T進出が絶望になるんですよね。前半はあまり目につかなかったサイド攻撃が目立ってきました。特に右サイドの森山ががんがん上がってきて、チャンスを作っていました。ってことは、ジュビの左はやられっぱなし。相変わらず中盤でのパス回しが冴えています。でも、ジュビロは体を張ったディフェンスでゴールは割らせません。ジーニョに決定的な仕事をさせなかったのが良かったです。
 後半半ばにチビマサを投入。しかし、流れは変わらずか・・・と思っていると、フリエの運動量が落ちたか、ジュビロが中盤でボールを拾えるようになります。サイドを使った攻撃が活きてきます。が、真ん中が薄い。シュートがワクにいかない。何度か決定的なチャンスを作りましたが、こちらもゴールを割ることなくタイムアップ。スコアレスドローとなりました。

《ジュビロ0ー0フリエ》


 

【4】準々決勝(2nd-Leg) vs 浦和レッドダイアモンズ('97.10/18)

 ホームでの準々決勝はぽかぽか陽気のスタジアムで行われました。
 スタメンです。GK:大神、DF:古賀・アジウソン・マコ・山西、MF:ドゥンガ・服部・奥・俊哉、FW:ゴン・アレさん。サブは、尾崎・勝矢・清水・喜多・久藤。
 ゲームの質はともかく、逆転、再逆転と見ていて白熱するゲームではありました。激しくあたりあう場面もありましたねー。(ん〜、でもリーグ戦に比べて緊張感がいまいちだなあ。)
 さて、大方の予想通り、キープ率はジュビロが上。中盤で組み立ててゴール前に送り込むんですが、なかなかシュートまで持ち込めません。ドゥンガが多彩なパスワークでDFを切り裂くんですが。。。あとが続かない。そのうち切れかかるドゥンガ。(まずい展開)そのうち中へ中へと入ってしまう悪い癖が出始めて、ボールキープはしていても有効な攻め手がなくなってきます。その上、単純なミスを繰り返してリズムを乱し始めます。
 ところが、先手を取ったのはジュビロ。ドゥンガのスルーパスにアレさんが反応、折り返したところをファーに飛び込んだゴンがゲット。このあと嵩にかかって攻めたてますが得点できません。反対にマコがPKを与えてしまいます。もっとも、抜かれればGKと1対1だったんで無理もなかったかも知れないんですが。。。これを福田が難無く決めて同点にされます。
 このあと何だかジュビロのDFがばたばたしてしまうんですね。中盤のチェックも甘くなってきます。そして、またミスから失点。終了間際にクリアミスを拾われて逆転を許してしまいます。いやーなムードでハーフタイムへ。

 ところが、このままでは終わらないのが最近のジュビロ。勝利への執念というのか、底力なのか、いや〜強くなったなあ。(遠い目)
 後半開始早々は、逆転の勢いでレッズの攻勢で始まります。ここで監督が動いてきます。ミスも多く機能していなかった古賀に代えて久藤を投入。これで右サイドが安定します。次第にジュビロが押し込むようになります。そして、アレさんのシュートのこぼれをゴンが押し込んで同点。
 ところが、このあたりから中盤でのチェックが甘くなってきます。また戦線がタテに伸びきって2トップが孤立気味になってきます。レッズも前目の選手を投入していよいよ前にかかってきます。何かノーガードの打ち合いの様相を呈してきます。ここで、アジウソンの値千金のFK。(写真右)いや、もう鮮やかの一語。GK一歩も動けませんでした。
 その後もジュビロペースで進むもののフィニッシュに持ち込めません。あと1点取ってしまえば楽に展開できるのに。。。そのうち選手の運動量が落ちてきて、ドゥンガもヘロヘロになってきて。。。アレさんを下げて清水を入れたりしましたが、あんまり効果無し。終了間際に、大神が抜かれ、がら空きのゴールに向かって流し込まれる。。。でもヒットしない。ゴールライン上のボールをクリア、なんてシーンもありました。わたしゃ腹をくくりましたよ、実際。そして、時間をかせぎつつタイムアップ。


 
《ジュビロ3ー2レッズ》


 

【5】準決勝(2nd-Leg) vs 横浜フリューゲルス('97.11/9)《ホーム》

 久しぶりにジュビロスタジアムに行きました。ポカポカ陽気のいい天気でした。
 でわ、スタメンです。GK:大神、DF:久藤・田中・アジウソン・山西、MF:ドゥンガ・服部・藤田・奥、FW:清水・布部。リザーブは、小林・勝矢・喜多・今野・坂本。
 フリエは、GK:佐藤、DF:前田・大獄・薩川、MF:波戸・原田・サンパイオ・三浦淳・バウベル・奥野、FW:フェルナンド。

 キックオフ後しばらくの間はフリエに押し込まれる場面も目立ちましたが、次第にジュビロペースとなります。中盤でパスを回しながら攻めるジュビロに対して、カウンターで対抗するフリエって感じでした。ところが、ジュビロは単純なパスミスが多くてなかなか決定的なチャンスが作れません。パスが弱くて途中でカットされることが目立ちました。
 得点はアジウソンのFKから。クロスバーに当たって跳ね返ったところを奥が押し込んで先制。これで、振り出しに戻したジュビロですが、どうもよくないんですね。攻撃が中へ中へと入ってしまい、外から崩す形ができません。久藤がなかなかいい上がりを見せるんですが、使ってもらえません。フリエは引いて守ってカウンターって感じなんですが、結局崩せないまま前半終了。

 後半は、前半終了間際に怪我で退場した服部に代わって喜多を投入してきました。開始から一転してフリエのペース。押し込まれる場面が続きます。何度か決定的な形を作られました。サンパイオが絡んでいい攻撃を仕掛けてきます。ただ、三浦淳が今一つだったように思います。コンディションでも悪いんでしょうか?
 右サイドでいい動きを見せていた久藤が怪我でアウト。代わりに公式戦初出場の今野(通称きんちゃん)が登場。そのままSBに入りました。周りとのコンビネーションがあわない場面もままありましたが、素晴らしいラストパスを供給したりと、(決めてもらえませんでしたが)無難なデビューだったと思います。さらに、清水に代えて坂本投入。そして、サンパイオが2枚目のイエローをもらって退場になるも得点にいたらずにタイムアップ。

 さて、今年のナビスコ杯の規定により延長戦に入りました。延長に入ってもジュビロも攻勢にカウンターで対抗するフリエという図式は変わりませんが、サンパイオの退場でフリエの攻撃に鋭さがなくなりました。延長後半突入か?と思われたころ、Pエリア内のルーズボールをドゥンガがかっさらって角度のないところからシュート。これがゴールネットを揺らして。。。ゲームが終わりました。何人かのフリエの選手が倒れ込んだまま起きあがれませんでした。決勝進出です!!

《ジュビロ1ー0フリューゲルス》

【6】決勝(1st-Leg) vs 鹿島アントラーズ('97.11/22)

 雨でした。久しぶりにポンチョをかぶって観戦しました。ところが、雨の中をわざわざ行った甲斐もないひどいゲームでした。
 ゲーム開始当初は、なかなか攻守の切り換えのはやいスピーディーな展開で、ん〜気合い入ってんなあ、って思ったんですが。。。それも15分だけ。パスミスは多い。サイドバックのポジションが中途半端。ボランチとDFの連携が悪い。おまけにアジウソンがメタメタ。前半途中で名良橋がレッドカードで退場して1人多いのにもかかわらず攻めきれず、1点とるのが精いっぱい。さしもの鬼軍曹ドゥンガも処置無しといった状態でした。(もっとも、ドゥンガも今一つの調子でしたが。。。)ボランチ、両SB、といったあたりがきちんとしたプレーをしてくれないとなかなか厳しいですね。服部、福西の怪我は如何?ヒデも足を引きずりながら交代しましたから、次節は厳しいのかも。。。あと、ゴンの1トップも辛いなあ。。。

 今日のは観戦記になってませんけど、カンベンして下さい。それほど酷いゲームだったと言うことで。たぶん、今シーズン最低のゲームでは。(わたしが見た中では。)

 カシマでの2nd-Legは、ドゥンガも警告累積ででられませんからもっと厳しいゲームになるでしょう。Championshipもあることですから負けても納得の出来るゲームを期待します。