祝!優勝!!




Caution! わたしはサッカーに関してはシロートです。ゲームに関するちゃんとした観戦記や評価やらは、専門誌等を参考になさってください。このページはあくまで一ジュビロファンの戯言です。

  


予選リーグ

1.第3節  vs ヴェルディ川崎('98.5/30)<国立霞ヶ丘競技場>

2.第4節  vs サンフレッチェ広島('98.6/6)<ジュビロ磐田スタジアム>




 vs ヴェルディ川崎('98.5/30)

 雨が降るはずの国立は薄日が射すほどの天気だった。
ジュビロサイドのスタメンです。GK:大神、DF:古賀・秀人・遠藤・山西、MF:福西・奥・藤田・清水、FW:アレサンドロ・高原。リザーブは、尾崎・佃・久藤・川口・今野。交代、59min、清水→川口。72min、高原→久藤。
ヴェルディサイドは、GK:菊池しんきち、DF:山田・エンリケ・柱谷・菊池利三、MF:財前・ラモス・菅原・藪田、FW:前園・栗原。46min、藪田→増田。70min、財前→林。75min、栗原→エドウィン。

     高原    アレさん

   清水         俊哉

      奥    福西

   山西  遠藤  秀人  古賀

         大神
 ゲームは静かに始まった。中盤のつぶし合いという名のとおってもつまんない展開。互いに、ゆっくりとした組立でスピード感に欠ける。そして、お互いにフィニッシュまで持っていかれない。それでも、どっちかっていうとジュビロペースでゲームは進行する。もっとサイドを有効に使ってほしい。特に山西はほとんどフリーでボールをもらえているのに、前にスペースがあるのに何故か勝負しない。。。DFラインは比較的安定していたかな。かなり高い位置でのディフェンスでちょっと心配だったんだけど、ヴェルディが早いカウンターをしかけてこなかったので、大きな破綻はありませんでした。しかも、ヴェルディは中央に偏った攻撃でサイドからの崩しがありません。(これは助かりました。)ま、ともかくゴール前の攻防が少なく寝ちゃいそうなゲームです。それでも、ジュビロサイドには何度かチャンスがありました。特に、カウンター気味に藤田から出たボールにアレサンドロが走り込んだもの。GKにセーブされましたが、後一歩でした。

 後半が始まってもあんまり代わり映えのしない展開。ところが、55minカウンターから失点。財前からのパスが、後半から入って、前線で動き回って起点を作っていた増田にわたる。ワントラップして放ったシュートはゴールネットへ。。。ヴェルディは文字通り1チャンスを生かしました。これで、ナビスコは終わったかな?こう思ったのは私だけではあるまい。ここで、珍しくバウ監督が早めに動きます。清水に代えて川口投入。点を取りに行く姿勢を見せました。

     高原    ノブ

   アレさん         俊哉

      奥    福西

   山西  遠藤  秀人  古賀

         大神

 この選手交代が奏功してジュビロはリズムをつかみます。アレサンドロの2列目はいいかもしれない。古賀がいい動きを見せて再三チャンスを作ります。勝負しようという姿勢がいいです。し、またすばらしいスルーパスも送っていました。川口もいいですね。前へ前へっていう姿勢がいいです。やはりスピードは武器です。そして、63min分厚く攻めるジュビロはDFのこぼれを拾って最後は藤田が決めて同点。ジュビロの攻勢が続く中、ラモスがボールのないところで久藤?に肘うち。これが、レッドカードとなって退場。
 こうなれば、ジュビロの一方的な展開。が、なかなかゴールを割れません。高原に代えて久藤投入。

     高原    アレさん

   久藤         俊哉

      奥    福西

   山西  遠藤  秀人  古賀

         大神

 しかし。。。相手10人だからってそう簡単には点は取れない。そのうち、中盤のプレスが弱くなってルーズボールが拾えなくなっていやなムードになってきます。しかし、終了間際に藤田が倒されてPK。これで逆転。勝利です。
 余計なことだけど、あれではヴェルディも大変だなあって思う。リーグ戦ではなかなか調子の良いヴェルディなんですが、ん〜、カズ・きーちゃんはいないとはいえ。。。中山・名波・服部・ドゥンガに加えて、マコ・アジウソンもいないジュビロ相手にこれでは厳しいなあ。ジュビロと同じように遅攻ばかり、サイドからの崩しが少なくショートパスをつなぐ中央からの攻撃にこだわってばかり。ドリブル突破できる選手もいない。。。前園は90分消えっぱなし。財前もぱっとしなかったし、天皇杯であれほどよかった栗原も今日は良いところなし。目立ったのは途中交代で入った増田の動きくらいか?

 本文中に出てこないい選手の短評です。
秀人、スピードがあるのは安心。
遠藤、大きなミスなし。
大神、不安定、思い切りがない。
奥、やっぱりトップ下で使いたい。






 vs サンフレッチェ広島('98.6/6)

 スタメンは以下の通り。
 GK:大神、DF:今野・田中・アジウソン・山西、MF:俊哉・秀人・福西・奥、FW:アレサンドロ・高原。リザーブ:尾崎・遠藤・久藤・清水・川口。交代:78min、アレサンドロ→川口、奥→清水。
 サンフレッチェ、GK:下田、DF:宮澤・柳本・川島、MF:吉田・服部・山根・桑原
 寒〜い内容で、寝ちゃいそうでしたが、気温が寒くて寝られませんでした。(笑)
 それでも、前半はパスが良く回って度々チャンスを作っていました。前半、10min,アレサンドロが右サイドをエンドライン付近までえぐってセンタリング、これを俊哉が決めて先制。さらに6分後、アレサンドロが右サイドでキープ、その外側を今野が上がってセンタリング、いったんはクリアされたがこれを**が拾って前線へ。これを俊哉が左サイドにフリーでいた奥へ。これをなんなく決めて2点目。ここまではカンペキ。中盤も支配して、カウンターも許さず余裕の展開。ゴールラッシュを期待しました。ところが、この2点に安心してしまったのか、追加点を奪えないまま前半を終わってしまいました。
 後半になるとジュビロは動きが落ちてしまいます。中盤でこぼれが拾えなくなり攻め込まれることが増えてきます。一度、GKと1対1になるピンチも招いてしまいます。ボールを持っても引いてしまっているSANFRECCEの守備をなかなか崩せません。というか、前線での動きが少なすぎます。半ばを過ぎた頃、そろそろメンバーを代えた方がいいんじゃないかと思い始めます。が、バウ監督は代える気配なし。78minになってやっと、アレさんに代えて川口、奥に代えて清水を投入。これで、ボールの流れがよくなり、川口のスペースを作る動きも出てきて再びジュビロペースになりました。そして、89min、なんと川口にJ初ゴールが生まれます。山西からのロビングに川口が反応、というかDFにミス(かぶってしまった)に乗じてゲット! 観客の溜飲もちょっぴり下がりました。ゲームはこのままタイムアップ。
 これで決勝Tに進出です。が、内容的には問題山積です。中盤での組立が今ひとつで、俊哉が孤軍奮闘。SBの二人も今一。特に今野クン。。。ポジショニングも良くないし、上がるタイミングが悪かったり。ただ、サンフレッチェもサイドからの攻撃が少なかったので裏を取られることは少なかったですが。。。あと、アレさんですが、この日は前半からバンバンのとばしていた感じで、非常にいい動きでした。が、後半の途中から足が止まってしまいましたが。。。そのアレさんは、このゲーム限りで退団でした。ブラジルへ帰っての活躍を期待しています。