League2008

     
 

【15】25節 vs横浜マリノス(2008.9/20)

 スターターはこんな風。

   前田    ジウ
      可憐
  村井      駒野
    犬塚  ロド
  茶野  田中  加賀
      能活

R:松井・河村・山本・松浦・上田・中山・萬代


 前半
 出足も良く、気迫も感じられると思ったのは最初の15分だけ。次第にマリノスがペースを握るようになる。中盤でこぼれが全く拾えない。これは後半の半ばまで続く。マリノスにパスを回され、サイドに起点を作られ後手に回る。
 磐田は全く形が作れず、20分過ぎまでシュートゼロだったと思う。
 DFが何度も崩され、失点は時間の問題を思っていたが、意外にも0−0のままハーフタイムへ。

 後半
 一番集中が必要な立ち上がりに簡単に失点。前節と同じようにセットプレーでマークを剥がされた。ここから15分ほどマリノスやりたい放題。が、奇跡的に失点せず流れが来る。
 69分 村井→中山
4バックに代えたように見えたが、犬塚のポジションが外側過ぎたので、駒野がディフェンスラインに吸収されていたのかも知れない。ボランチはロドリゴ一人だけ。
 74分 カレン→上田
前戦は前田・ジウシーニョ・中山の3トップ状態。上田が2列目を自由に動く感じだ。ここからは、マリノスがベタ引きだったこともあって攻勢が続いた。何度も決定機があったが運もなかった。結局崩しきれずにタイムアップ。

 これで3ゲーム連続の無得点。何とも点が取れそうにない。サイドからクロスを上げるだけでは崩れまい。(そのクロスも少なかったが)後ろから追い越していくプレーがないと、これまた崩れまい。オフトはリスクを冒さない追い越し禁止を指示しているだろうが、時には無視して前に行っても良いと思う。そういうメリハリは許されるはずだ。次節までは中二日しかない。切り換えていこう。




ジュビロ 0ー1 鞠
 

     
 

【16】26節 vsFC東京(2008.9/23)

 スターターはこんな風。

   前田    ジウ
      可憐
  村井      駒野
    犬塚  ロド
  茶野  田中  加賀
      能活

R:松井・河村・山本・松浦・山本・中山・萬代


 いやはや、何ともやるせないゲームだ。サッカーになっていたのは60分まで。ルーズなディフェンスを何とかしないと残り一つも勝てないだろうが、ルーズなディフェンスもどうにもならないだろう。

 それでも立ち上りは悪くなかった。形を作って何本かシュートも打った。ところが中盤の緩慢な守備から失点。
 その後、東京が引き気味になったので一見磐田ペースだが崩せず。ところが、完璧に崩されて0ー2。直後に一点返してリズムをつかんだがシュートまでいかない。

 後半
 ペースを握ったのは磐田。今度は本当に何度か決定的な形を作った。入ったと思ったシュートもあった。が、得点できず逆に失点。これでゲームは終わったも同然だ。田中がケガで下がる不運もあって大量失点。5失点はちょっと記憶にないぞ。
 選手は個々に戦っていたと思う。思うが連動しない。残念だがロドリゴはハズレのようだ。ディフェンスが軽すぎる。明らかに守備の人じゃない。CBはありえんだろうと思う。




ジュビロ 1ー5 東ガス
 

     
 

【17】27節 vsアルビレックス新潟(2008.9/28)

 スターターはこんな風。

   前田    ジウ
      松浦
  村井      駒野
    犬塚  ロド
  茶野  田中  加賀
      能活

R:松井・河村・山本・可憐・山本・中山・萬代


  前半
 正直、今日は良く覚えていないんだ。ご容赦。
 立ち上がりから集中している。無難な立ち上がりだ。新潟、磐田双方長いボールをFWに当てて組み立てようとする。互いにDFが踏ん張って決定的な仕事はさせていない。時々、新潟の速いプレスにディフェンスラインがばたつく点が気になるが集中を切らすシーンは見受けられない。
攻撃ではトップになかなか収まらないが、中盤でボールを拾えてはいる。勝負に行こうという気持ちが見える。もっとサイドを上手く使いたい。
20分、ジウソンの突破を千代反田がファウルで止めてPKに。これを前田が決めて先制。
その後は一進一退の展開が続く。やや新潟に分がある展開だが、決定機は作られていない。そのままターフタイムに。

 後半
 後半の立ち上がりも集中を切らさず乗り切った。この日は選手の気魄が見ているわれわれにも伝わってきた。
 ジウソンが走り回ってボールを収めてくれる。守備にも献身的だ。この日のMOMはジウソンだったが、これは納得だ。前田とのコンビネーションも良くなってきている。
 しかし、時間の経過と共に中盤での守備がルーズになってくる。寄せが遅くなって前を向いて突破される場面が多くなってくる。
 ところが、58分千代反田がこの日二枚目の警告で退場となる。これは助かった。直後に怒濤の攻めを展開し、何度か決定的なチャンスを迎えたが追加点を奪えずゲームを難しくしてしまう。やがて、運動量も落ちてきて一人多いことを忘れてしまいそうな展開となる。一二度新潟にも決定機を作られたがシュートミスに助けられた。最後、イヤな位置でFKを与えたり、CKを与えたりと冷や冷やしたが何とか逃げ切った。

 やっと勝利を収めたが、誉められた内容じゃないしまだまだ課題も多い。でも今はそんなこと言ってられない。勝たなければしょうがないんだ。この日の収穫は松浦だろう。90分間献身的に走り回って攻守に惜しみなく汗をかいた。今の磐田にはこういう泥臭いプレーが一番必要なんだと思う。一本惜しいシュートも放った。使い続けても良いんじゃないかと思う。

 そう言えば、今日は選手交代がなかった。ま、替えるべき選手がいなかったということもあるが。



ジュビロ 1ー0 大白鳥
 

     
 

【18】28節 vsコンサドーレ札幌(2008.10/05)

 

   前田  ジウ
     松浦
 康裕      駒野
   犬塚  ロド
  茶野 田中 加賀
     能活
R:松井・大井・成岡・名波・カレン・萬代・中山

 

 

 前半。
 立ち上がりから、中盤をコンパクトにし、速いプレスで有利に戦おうという姿勢が見える。前節といい動き出しが格段に速くなった。球際にも厳しく、アグレッシブに行こうという気持ちが伝わってくる立ち上がりだった。

 札幌も2トップをDFの裏に走らせてチャンスを作ってくる。8分くらいだったか、グラウンダーのクロスがゴール前を横切ったときには肝を冷やした。その後は互いにチャンスを作り合う。両者ともに点を取りに行く姿勢が鮮明に出ていて激しいゲームになる。

 先制したのは磐田。康裕のクロスを取りに行った札幌のGKがファンブル。詰めていた前田が豪快に蹴り込んで先制。これはチームに活気を与えた。

 しかし、ゴールが前で収まるのは良い。前田もジウソンもポイントを作ってくれる。そこに松浦がうまく絡めたときにチャンスが訪れる。大きなサイドチェンジも入ってリズムよく攻められる。札幌の攻撃の起点もよく抑えている。
 ペースを握って攻めるものの追加点が取れなかった磐田は、33分駒野のCKを前田が頭で叩き込んで2点目。さらに38分再びCKからこれまた前田のヘッド。早くもハットトリック達成。その後もチャンスをを作るものの得点は奪えずハーフタイムへ。



 後半。
 札幌が攻勢に出るかと思われたが、ペースは再び磐田が握る。相変わらず前田とジウソンが上手くポイントを作っている。康裕も効果的な上がりを見せている。

 この日は犬塚が良い仕事をした。クライトンにマンマークでついて彼に仕事をさせていなかった。53分前田のスルーパスに上手く抜け出したジウソンがエリア内で倒されてPK。これをジウソンが自ら決めて4−0。これで札幌は完全に気持ちが切れてしまった。札幌の選手が苛立っている様子がよく分かった。そんなわけで磐田の運動量が落ちてくる前にゲームが決まってしまったので失速することなく終わった。実際、前半からペース配分考えてるのか?ってくらい飛ばしていたので、後半の運動量が心配だっただけに助かったと言える。

 あとは上手いことゲームを終わらせるだけだ。
75分 松浦→名波
80分 ジウソン→カレン

 疲れの見える選手を代える。磐田は最後まで攻めの姿勢を崩さない。4点差があって追加タイムに入ったんならコーナー付近でキープするなりなんなりというのが定石なんだけど、この日の磐田は最後まで貪欲に点を取りに行く。そして、93分に犬塚の5点目が飛び出してゴールラッシュは幕を閉じた。しかし、ニアをぶっこ抜いた犬のシュートは見事だった。


 前節と言い、今節と言い選手はハードワークをきちんとこなした。今季一番のゲームだったと思う。ロドリゴがきっちり機能したゲームは初めて見た気がする。早い寄せ、厳しい球際、最後まで諦めないで追う姿勢、何より気魄がスタンドまで伝わってくる。これは監督を代えたためのことなのか、尻に火のついた選手が自ら変わったのか。いずれにしてもここまでファイトしてくれればもし負けたとしても仕方がないと思えてしまう。そして、この姿勢が一部残留に繋がっていくと信じている。



ジュビロ 5ー0 札幌梟隊
 

     
 

【19】30節 vs名古屋グランパス(2008.10/25)

 

   前田  ジウ
     松浦
 村井      駒野
   犬塚  ロド
  茶野 田中 加賀
     能活
R:松井・大井・岡田・名波・カレン・萬代・中山

 

 前半
 静かな立ち上がり。磐田はリスクを冒さないサッカーを展開している。が、全くFWに収まらずに攻撃の形が作れない。サイドの守備がルーズな点が気になる。
 25分過ぎから名古屋ペースがペースを掴み始める。中盤を名古屋に制されて組み立てられない。というならでカウンターを狙うのが常道と言うことになるのだが、そのカウンターがカウンターににならない。簡単にスペースに放っておけばいいのに。ま、前線の枚数が足りないんだけど。
 30分過ぎからは俄然名古屋ペース。名古屋のサイドチェンジが面白いように決まる。シュートの雨を降らされる。が、幸運にも無失点。中盤で何もできず、サイドも×なままハーフタイムへ。ところで、前半シュート何本打った?



 後半
 後半も名古屋のシュートが雨あられと飛んでくるのか?
 50分前、気持ち攻勢。せっかくのセットプレーも活かせない。相変わらず動き出しが遅い。
 磐田は全般に動きが鈍く名古屋のパス回しに翻弄されている。ベタ引きで守っているせいでサイドの上がりが遅く、時間がかかって潰される場面が目立つ。相変わらずカウンターにならない。
 対する名古屋は中盤できちんとプレスをかけて磐田に何もさせない。切り替えも早い。
 74分 村井→岡田
 76分 犬塚→名波
 81分 ジウソン→カレン
 矢継ぎ早に選手を代えた。岡田の投入はおそらく勝点1を取りに行くためだろうと思われる。正直、失点していないのが不思議なこの展開で勝点3を取りに行くには無理と考えるのは有る意味当然だ。
 ところが、この交代は奏効したか磐田にチャンスが作れるようになってくる。中盤でボールを回せるようになりシンプルにサイドから攻撃できるようになってきた。名古屋の足が止まったこともあって残り5分は完全に磐田ペース。決定的なチャンスも掴んだが決めきれず、結局、スコアレスドロー。



ジュビロ 0ー0 赤鯱軍団
 

     
 

【20】31節 vs清水エスパルス(2008.11/08)

 

   前田  ジウ
     松浦
 村井      駒野
   犬塚  ロド
  岡田 茶野 秀人
     能活
R:松井・大井・成岡・西・名波・カレン・中山

 

 前半
 両者とも慎重な立ち上がり。磐田はラインを高く取って中盤をコンパクトに、中盤から後ろを分厚くしている。その反面、攻撃に選手を割けないために攻撃に厚みが足りない。サイドがもっと高い位置で仕事をしないと得点が遠い。もっと仕掛けて良いと思う。それでも2トップにボールが入ったときには形が出来ている。中盤での潰しも効いていて前半の終盤は磐田に流れがあった。ファールを取られたが、前田の惜しいヘディングシュートがあった。 
 一方の清水も前からプレスに来るでもなく、時折繰り出すロングボール攻勢も不発。ゲームは淡々と進みハーフタイムへ。

 後半。
 開始早々ゲームが動いた。46分、磐田の何でもないフィードボールを押さえて、前線にパスを送ろうとした清水・青山がスリップして転倒しかけた。そこをジウソンがつついてボールを奪い、倒れ込みながらエリア内に送ると。走り込んだ前田がノートラップでシュート。ボールはGKの手の先をかすめてゴール左隅に蹴り込まれた。思わぬ形で先制点が転がり込んだ。
 ここから清水が前がかりになる。磐田はカウンターで対抗したいところだが、カウンターがカウンターにならない。ここは足の速い槍が欲しいところだ。中盤でボールが拾えず苦しい時間帯が続く。清水どとーの攻撃。磐田の体を張ったディフェンスが続く。中盤でボールが拾えず苦しい。それでも次第に清水に良い形を作らせなくなってきた。サイドを上手く封じられたのがよかったのか?
82分。犬塚→成岡
86分 ジウソン→西
 清水のポゼッションが続くものの、攻め手が無くなってきた清水は長いボールを放り込むだけになってきた。磐田が集中して跳ね返しやがてタイムアップ。何とか勝った。リーグ戦でのダービー勝利は2年ぶりのことだ。



ジュビロ 1ー0 パルちゃんズ 

     
 

【21】32節 vs柏レイソル(2008.11/23)

 

   前田  ジウ
     松浦
 村井      駒野
   犬塚  ロド
  岡田 茶野 秀人
     能活
R:松井・大井・成岡・山本・名波・カレン・中山

 

 
 前半
 例によって柏は前から激しくプレスをかけてくる。外からの仕掛けが怖い。前への圧力に押され気味の磐田。下がりすぎないようにしたい。15分に初めてのシュート。
 19分 ジウソン
 上手い具合に先制。その後は磐田に流れが来る。磐田のポゼッションにカウンターで対抗する柏。2度ほど危険なカウンターを食らった。逆サイドがガラガラになるのが非常に気になる。
 1−0のままハーフタイムへ。

 後半
55分 ロドリゴ
56分 失点
 せっかく追加点を奪ったのに直後に失点したのは痛かった。これがこの後のゲームの流れを作ってしまった。途中交代で入ってきた李にやられっぱなし。
73分 ジウソン→カレン
75分 失点 ガラガラの逆サイドに走り込まれてやられた。
 その後は一方的に攻め込まれる時間帯が続く。中盤で全くボールを拾えない。中盤で持てないために組み立てられない。長いボールを放るばかりだ。
77分 犬塚→山本 ポジションはそのまま
80分 松浦→中山 3トップにする
 遅れて出てくる選手を全く掴まえられていない。サイドの攻防でも完敗。失点は時間の問題かと思っていると
87分 CKから失点。
 万事窮したか。客がいっせいに帰り始める。
 追加タイムの表示は5分。気のせいか、スタジアムの空気が変わったような気がした。
 茶野が上がりっ放しになって前線に4枚並べるような形になっている。徹底して放り込むしかない。スクランブルだ。
92分 カレン CKからどんぴしゃ。
 タイムアップまで激しく攻め合ったが結局ドローに終わる。



ジュビロ 3ー3 太陽王 

     
 

【22】34節 vs大宮アルディージャ(2008.12/06)

 

   前田  ジウ
     松浦
 山本      駒野
   犬塚  ロド
  岡田 茶野 秀人
     能活
R:松井・大井・村井・名波・西・萬代・中山

 

 
 ホントに悔しい敗戦だ。立ち上がりは長いボールをけり合うばかりで互いにノーリスクの戦い。岡田が藤本にマンマークでついている。ラフリッチにも仕事をさせていない。反面、前田も徹底マークを受けて仕事が出来ていない。
 その後、次第に良いリズムでボールが動くようになったがここで先制できなかったのが最初の躓き。大宮にはほとんど形を作らせず。ところが、磐田もなかなか形を作れずシュートまでいかない。シュートまで行っても枠に行かない。結局、スコアレスのままハーフタイムへ。
 後半も磐田の攻勢が続いた。立て続けにチャンスを作ったがシュートが枠に行かない。これが二つ目の躓き。リズムよく攻めたが、拙攻を繰り返し、ちょっとしたミスから先制を許してしまった。これが三つ目。ホントにワンチャンスを生かされてしまった。後は焦る磐田が単調な攻めを繰り返すばかりでガッチリと守られた大宮の守備を崩すことが出来なかった。終わってみれば、大宮のプラン通りだったのかも知れない。
 結果は出せなかったが、選手を責める気にはなれない。出来は悪かったが、一人一人の選手たちはしっかり戦っていた。気持ちは十分に見て取れたから。切り換えて、次のゲームを見すえていこう。



ジュビロ 0ー1 栗鼠 

     
 

【23】J1/J2 Play off Leg.2 vsベガルタ仙台(2008.12/13)

 

   前田  ジウ
     松浦
 村井      駒野
   犬塚  ロド
  岡田 茶野 秀人
     能活
R:松井・大井・山本・成岡・名波・萬代・中山

 

 スタメンは第一戦と同じ。点を取りに行くという布陣とみた。0−0でゲームを終わらせることなどできないと指揮官も思っているのだろう。点を取りに行ったあげくに0−0はあり得ることだが。

 立ち上がりは互いに攻め合う展開だったが次第に仙台ペースとなっていく。仙台はサイドから長いボールを送り込んでペースを掴んでいく。押し込まれて苦しい時間帯が続いたが体を張ったプレーで何とか凌ぐ。1度、カウンター気味に完璧に崩されたがフィニッシュがワクの外で事なきを得た。第一戦で狙われた岡田のサイドも今日はボランチが上手くケアして大きな破綻はない。
 前半も半ばを過ぎることから仙台の勢いが落ちてきて磐田にも攻撃のチャンスが生まれてきた。仙台同様に磐田もサイドからクロスを放り込んで形を作ろうとするが、中の人数が少なくてなかなか形にならない。
 そして41分。ヴァイタルで松浦が前を向くとシュートと見せかけて左に開いた前田へ。エリアに進入した前田が折り返すとそのまま走り込んだ松浦が胸で押し込み先制。1−0のままハーフタイムへ。

 後半は磐田のペースで始まった。中盤でのプレスが効きサイドに上手くボールが供給できている。駒野がアグレッシブに仕掛けていく。落ち着いてパスを回すこと出来ている。仙台も前にかかってきている。2度ほどサイドからのクロスで決定的な形を作られた。1度目は能活の正面。もう1回は何とか掻き出した。その直後のCKのクリアボールからカウンター。ハーフウェーライン付近でボールを受けた松浦が一気に仕掛ける。DFをかわし、GKもかいくぐってネットを揺らした。2−0!
 その後91分まではうまくゲームをコントロールした。が、92分にFKを直接蹴り込まれて流れが変わった。残り2分間はピンチの連続。体を張ったプレーでネットを揺らさせない。94分、仙台のCKを前田がクリアしたところで岡田レフェリーの右手が上がり笛が鳴った。タイムアップ。残留が決まった。 長く苦しいシーズンは歓喜のうちに終わった。



ジュビロ 2ー1 けさい