League2005

【17】29節 vsサンフレッチェ広島(2005.10/29)

 
 スターターはこんな感じ。
   西   カレン
      成岡
 村井        太田
    名波 服部
  茶野  マコ  キム
      能活
 サブ:洋平・秀人・河村・船谷・中山

 

前半
 ディフェンスラインを高く保ち、両サイドをうまく使って攻め立てる。後の選手が追い越して行く動きがあり、ゲームにうまく入った印象。
 しかし、金のほうり込みは違うだろうと思うね。前線で競り勝てるやつがいないんでは?
 ジュビロのポゼッションが続く中、広島にも仕掛けがでてくるが、裏へ抜ける動きが少なく助かっている。ジュビロの攻勢もシュートまでいかない。ラストパスの精度悪い。チャンス連発、しかしシュートが枠に飛ばない。
 38分、大木に先制を許す。ジュビの選手はみんなボールウォッチャーになってしまい、ボールに行かず。
 金上がりたがりがバランスを崩す。悪くないサッカーをしているだけに失点は痛い。

後半
46分 名波→中山
 中山   カレン
    西
村井      太田
  服部 成岡
 茶野 田中 キム
    能活

中盤でもっと厳しくいかないと。こんなプレスのゆるいサッカーで良いのか?
相変わらずチャンスは作るが点にならない。
 55分、キムのパスミスが起点になってカウンター、簡単に裏を取られて失点。立て続けに59分、CK崩れから失点。ジュビロのDFつられすぎ
 3点目で明らかにモチベーションが下がる。中盤がさらにスカスカになってくる。
 21分 西→船谷 服部の1ボランチにする。
 30分 太田→河村
シュートを打とう。最後まで諦めないで走らなくては話にならない。どーもここのところのジュビロには戦う気持ちが希薄だ。今日は選手が代わるたびに連携が悪くなって行く。ていうか、自分勝手なプレーがばかりが目立つ。中盤で仕切れるヤツが居なくなってチームとして機能しなくなった。何故、名波を下げたか?
 43分の中山の得点も焼け石に水。そのままタイムアップ。
 なんか広島の術中にはまった感じもする。前半の攻勢を耐えてカウンターに賭ける。中盤でプレスをかけて、奪ったら速くシンプルに前線へ繋ぐ。これって山本監督が言うサッカーなんじゃないの?相手にやられてどうするの?(っつか、監督の言うサッカーって、実際に展開されているパスサッカーとかポゼッションサッカーとは違うような気がするんだけど。)あとはFWの決定力の差かな?そーいえば、ゲーム中にシュートをはずしてブーイングされるのを見たのはほとんど始めではなかったか。攻めても点が取れなくて、DFが堪え切れない。前節の清水戦と本質は一緒。45分しかサッカーにならないんじゃ話にならない。とにかくDFが酷すぎ。ボールを見ちゃってる選手が多すぎ。
 まだ書き足らないし、個人的な出来についても言いたいことはあるが、このあたりで止めておく。今日みたいなサッカーをやっていると鳥栖に足下をすくわれるよ。
 来期に向けて、FW、ボランチ、DFにそれぞれ1人ずつ補強する必要があるんじゃないの?あ、監督もか?

ジュビロ 1ー3 紫熊

【18】30節 vジェフユナイテッド市原・千葉(2005.11/12)

 スターターはこんな感じ。
   中山     西
      成岡
 村井        太田
     名波 服部
  茶野  マコ  秀人
      能活
 サブ:洋平・キム・船谷・前田・カレン




 今日のは勝てたゲームだったなああぁ
 前半の立ち上がり、素早いプレスでペースを握る。細かくパスをつないで最後は外からというねらいが見て取れる。が、次第にジェフがリズムを掴み始める。ハース、巻の裏への飛び出しにトップしたの選手がうまくからんでくる。ジュビロは次第にパスがつながらなくなってくる。ジェフの組織的な守備が効いている。ジュビロは動き出しが遅い。さらに裏へ抜けるプレーが少ない。21分、太田がサイドを駆け上がってシュートを打つが、前半の良い場面はこれくらいか。パスは回るが足元が多くなかなかシュートまでいかない。名波が中盤を仕切ってパスを散らしている。

 26分、CKから阿部に先制を許す。その後も一進一退の攻防が続くが、35分にカウンターから佐藤に決められた後は全くのジェフペーストなる。ジュビロは防戦一方で何度か決定機を作られる。サイドを消されて思うように攻撃できない。中盤のプレスがきつくてなかなか目に運べなくなっている。Wがなかなか裏へ抜けられない。秀人がみたび腰を負傷した模様。

 

 後半
 ケガの秀人に代えて金。いまいち効いていなかった隊長に代えて前田を投入。前田の投入が奏効。流れが変わった
 今日は右サイドからの攻撃がちょっと苦しい。村井のサイドからは形が作れているが、どーも真ん中からが多い気がする。なかなかシュートに持ち込めない。ジュビロの選手はちょっと熱くなり過ぎ。DFの前で回すばかりでは怖くも何ともないよ、ってメモした直後に村井のクロスから前田のゴール。そーだよ、 ニアだよ。そこに走りこまなきゃ点は取れないよねぇ。前田の裏への抜けようとするプレーがジュビロのリズムを作った。西もスペースに飛び出すようになってくる。(しかし、前田がサイドに流れ、西が引いてくると・・・0トップ。)ヒトが動き出し得点の匂いがしてくる。ジュビロ、俄然勢いづく。さしものジェフも足が止まってくる

 27分、太田のゴール。選手交替の用紙が提出されカレンがピッチサイドに立った後の出来事だった。間もなくカレン投入。カレンをFWに西を左サイドに回した。中盤を制してパスがうまくつながりジュビロの時間帯。ジェフDFがあんなに慌てるのを今季初めて見た気がする。しかし、さすがはオシム。フレッシュな選手をうまく投入して再びペースを引き戻す。が、決定機を決め切れず。ジュビロも成岡が抜け出してGKと1対1になったがこれまた決め切れず。
 残り5分、両チームともリスクを侵して攻めに出たためノーガードの打ち合いと言った様相を呈する。しかし、両チームともネットを揺らせずドローに終わった。
 
 西・村井が好調。村井は2アシスト。太田は点を取ったもののなかなか攻撃の起点になれず。今日のハットはまあまあの服部。お異次元パスは見せていただいたが、ま、これはお約束だから。名波、後半は疲れから動きが落ちたが前半は攻守に効いていた。成岡もステルス度の低い良い成岡だった。そして、前田。もうジュビロには無くてならない選手になった。前線できちんとためが出来、裏を狙い、そしてエリア内で仕事をする。今、ジュビロでちゃんとしたFWの仕事が出来るのは前田しかいないんじゃないかと思ってしまう。
 で、問題のディフェンスなんだが、相変わらずボールウォッチャーになっちゃう癖が散見。2失点目なんか遅れて入ってくる佐藤を誰も見てなかった。要修正。

ジュビロ 2ー2 戌
 

【19】31節 vsアルビレックス新潟(2005.11/20)

 スターターはこんな感じ。
   前田     西
      成岡
 村井        太田
     名波 服部
  茶野  マコ  キム
      能活
 サブ:山本・福西・船谷・中山・カレン

 

 

 終了間際の2点がなければまさに完敗のゲーム。その2点はあった方が良かったのか、そのまま0−3で終わっちゃった方が良かったのか、正直びみょー。シーズン終盤でこんな熟成度の低いゲームを見せられると怒りを通り越して悲しくなってくる。チームの態をなしていないではないか。この1年間一体何をやってきたのか

 前半の立ち上がりは上々。うまく繋いで外を使って攻めていた。村井が何度か左サイドをえぐってチャンスを作っていた。が、次第に引いて守る新潟ディフェンスに手こずるようになってくる。一見すると、ジュビロがボールを支配して攻め込んでいるように見えるが、実際は持たされていると言っていい。なんとなれば、縦パスがほとんど通らず、横に回すばかりだから。これでは相手にとっては怖くも何ともないだろう。従って、FWのポストプレーもほとんど無く、攻撃のリズムが作れない。シュートも遠目からでしかも枠に行かない。前半の決定機はほとんど無かったハズだ
 新潟はベタベタの引きこもりサッカー。カウンター狙いが見え見え。ただ、前半は新潟の前3人をきちんと抑えていたし、中盤の選手が攻めに上がってこなかったから、新潟もほとんどノーチャンスだった。

 後半、新潟はラインを上げ前目の選手を増やして点を取りに来た。この時間帯で中盤でのチェックがルーズになって後手に回ったのがすべて。中盤がルーズだからあっという間にDFが1対1の局面を作られる。そして、足の速いFWにちぎられる、と。10月の最終週にどこぞのホームスタジアムで見せられたもののリプレイぢゃないか。2点目なんかあり得ないほどの緩慢なプレーからの失点。罰金ものだ。
 選手交代もびみょーだった。西→カレンは、西のケガが原因のようだった。消え気味の成岡に代えて福西は良いのだが、ポジションがトップ下って。。。最後はキムに代えて中山。最終ラインを、太田・マコ・茶野・村井の4バックに変更。っつうか、実質2バック状態で、ポジションもバランスもくそもなく遮二無二に攻めにかかる。2点のビハインドを追って、取るのが先か取られるのが先かの大博打。裏目に出て3点目を献上。これでゲームは決まった。反町さんにしてみりゃあ、してやったりの展開だったろうよ。
 ただ、ここでスイッチが入っちゃうんで今のジュビロはわからんのだよ。入るの遅せーんだよ。隊長、福西をターゲットに怒濤のパワープレー。2点を返し、さらに攻め立てあわや同点というシーンを何度か作ったものの3点は取れずに終了。

 ここところの悲惨なサッカーを招いているのは、ディフェンスの集中が切れることでもFWの決定力が無いことでもない。中盤の底でゲームをさばける選手がいないことに尽きる。攻撃の起点となり、相手の攻撃の目を素早くつぶす汗かき役のボランチの欠如。これが失点が多い一番の原因だと思う。服部の衰えがデカイと言うことになってしまうわけだが。。。

ジュビロ 2ー3 白鳥王

 

【20】32節 vs川崎フロンターレ(2005.11/23)

 スターターはこんな感じ。
  中山    前田
     成岡
 村井       太田
    服部 福西
  茶野 キム 秀人
     能活
リザーブ;山本・名波・船谷・ノブお・カレン


 立ち上がりは互いに様子をみるといった展開。互いにパスがつながらない。ジュビロは敢えて長いボールを放り込んでいたのかも知れない。川崎もパスをつないで組み立ててくるのにちょっとビックリ。次第に川崎のペースとなってくる。川崎は前の3人が流動的に動いて裏へ飛び出してくる。結構、危険だ。

 ジュビロはDFラインの連携が悪くバタバタしている。キムが真ん中に入ると序盤にばたつくのはデフォ?
 10分過ぎに立て続けにFKやらCKやらを与えてピンチの連続。枠に来たシュートをオーバーヘッド気味に掻き出したのは服部。神級のプレーだが、セットプレーのときのマーク甘いのが気になる。

 ジュビロはポスト出来ずリズムが作れない。右サイドの太田はともかく、村井が全く使えていない。もっとも。太田も中を切られて縦に行くしかない状況なんだが、よく粘って何度かCKを取った。前線での動き出しが悪い。24分、右サイドを完全に崩される。クロスが合わずに事なきを得る。川崎の前線はボールを引き出す動きが良い。直後の25分、中盤でのパスカットから速攻。中山がうまくつないで前田のシュート。これが決まって思わぬ形で先制。

 このあたりからしばらくはジュビロの時間帯。惜しい形を作るが点にならない。左の村井に渡るようになってくる。31分、右からのクロスにファーサイドで2人をフリーにしてしまう。そのうちの一人のマーク(マルクスのことね。ホンダ時代にはこう呼ばれていたのでわたしの中では今でもマーク。)にフリーで打たれるもGK正面で事なきを得る。35分を過ぎるあたりから川崎も形が作れなくなってくる。ジュビロの中盤の守備も機能し始める。ま、攻撃は相変わらず縦に入らず形にならなかったが。このままハーフタイム。




 後半
 またしても脇腹を痛めた秀人に変えて名波を投入。服部を最終列左サイドに下げる。茶野は右に回す。(やっぱり、ちゃー坊は右の方が良いなあ。)名波はボランチに入る。両チームともつなげなくなり中盤で潰しあう。 って、グダグダしてきたってだけのことなのかも。太田が右サイドに張って再三フリーなんだがなかなか使ってもらえない。使ってもらえばエリア付近まで持ち込めるが(能活のフィードから太田が持ち込むってシーンが2〜3回あった)、その先が。。。シュートを打てる状態までもって行かれない。ジュビロはカウンター気味の攻撃しか形にならないポゼッションは川崎が上

25分、成岡→船谷
 前半よりはずっっと前線での動きがあるんだが、なかなかシュートまで持ち込めない。やはり、名波が入って攻撃が活性化されたか。
36分 前田→カレン
 ミドルを能活が右手1本でセーブ。入ったかと思った。このあたりから川崎が怒涛の攻撃。決定的な形を作るもシュートが枠をそれる。前節のうちみたいな展開で決定力の無さに助けられた。で、43分、カレンが一瞬の隙を見逃さずゲット。これで勝負あり。あとは完封で勝利に色を添えた。


 今日は、中盤のプレスはまあまあ。福西は運動量こそ少ないけど危ないところにはきちんと顔を出すんだよな。いけると思えばどんどんドリブルで上がっちゃうし。軽い守備も健在で、西はやっぱり福西だったよ
 で、今日は何と言っても中山。攻守によく走り回っていました。ボールを引き出す動きは流石です。先制点は中山からのラストパス。2点目だって、相手DFの動きを牽制してカレンをアシストしました。中山を老害と罵るヤツはみそ汁で面洗って出直して来い

 勝利を飾れたことは素直に喜ぼう。なにせ、リーグ戦は2カ月振の勝利だからね。ただ、ゲームの質はは前節とそう大きく変わりない。違いと言えば、右サイドが相手を圧倒したことくらいか。ただ、この差が結果に繋がったとすると、今のジュビロの攻撃陣の要はやはりサイドということになるのか。もっとも、新潟戦の左サイドは悪くなかったけどなあ。(もちろん、この日も悪くはなかった。)相手がカウンターサッカーではなかったってことも大きいかも知れない

 

ジュビロ 2ー0 ふろん太


 

【21】34節 vsヴィッセル神戸(2005.12/03)

  スターターはこんな。
  前田  カレン
    成岡
 村井     太田
   名波 服部
 森俊 マコ 茶野
    能活
R:洋平・大井・河村・船谷・中山

 前半
 まったりとした立ち上がり。ポゼッションは磐田だがシュートまで行かない。
くさびのパスがFWにうまく入っていない。かといって裏を狙うでもない。それでも、そこそこのプレスが効いていて、神戸に何もさせない。
14分 茶野クロスのクロスからカレンのシュートは枠に飛ばず。
15分過ぎからしばらくは神戸の時間帯
18分 CKから播戸のシュート、枠に飛ばず助かる
DFラインの連携に少々不安がある。
20分
奪った時の動き出しが遅く、カウンターがカウンターにならない。
23分 カウンター気味の攻撃から名波→成岡と繋いで右サイドの太田へ。太田がシュート性クロスを入れるも真ん中のカレンには合わず。
前線にどうやって運ぶのか形が欲しい。そして、クロスの精度低い。中盤を飛ばすパスが目立つようになってきて攻撃に手詰まり感が漂う。ヒトも動いていない。終了間際、ライン上げて怒涛の攻勢もシュートまでいかず

 後半
 後半もまったりと立ち上がる。DFラインが落ち着きを取り戻してたような感じだ。俊も落ち着いてプレーが出来るようになってきた。キムとの連携に気を遣っている。名波やハットもさかんに声をかけている。
10分過ぎ、ビルドアップのパスをカットされてピンチ招くこと2回。服部にパスミスが目立つ。再び神戸の時間。
19分 CKから成岡のシュート。GKに掻き出される。
24分 前田→中山
再び押し込めるようになってきたがシュートまでいかない
28分 俊のクロスがクロスバーにあたって跳ね返ってきたところを茶野が押し込んで先制。しかし、流れの中で何で茶野があそこにいたの?その上、クロスを放ったのは俊だぜ。事故?ですか。茶野今季発ゴール。
33分 村井が左サイドを突破。中に2人詰めていたが、村井はマイナスのクロスを遅れて入ってきたカレンに送る。グラウンダーのやさしいパスだったが、カレンのシュートはいわしん。・゚・(ノД`)・゚・。。後半、初めての決定的な形。これが決められないから今季はこの順位のような気がする。
42分 成岡→船谷
43分 中山→河村 中山、脇腹を気にしていた。右サイドの深い位置で無理な体勢からバイシクルにいった場面があったが、そのときに痛めたか?
あとは見せ場もなく、ジュビロはキープに入ってゲームを終わらせた。

ジュビロ 1ー0 神戸牛