League2004

     
 

【13】1節 vs名古屋グランパスエイト(2004.8/21)


 なんだかなあ〜。ファーストステージの終盤からみて何にもかわってないんだよなぁ。

 例によって、記録は手元の集計によりますので公式記録と異なる場合があります。なお、タイム表示は国際式によっています。


  MC:野村六彦
  R:高山拝義
  AR:岡野・小椋
  S:花澤
  会場:ヤマハスタジアム磐田
  天気:晴れ
  気温:30度(推定)
  観衆:14,879人

 ☆Member(Jubilo)
  GK:佐藤
  DF:秀人・田中・山西
  MF:西・福西・服部・俊哉・名波
  FW:グラウ・前田
  SUB:山本・河村・カレン・西・中山
  交代出場:成岡→西(60')、俊哉→カレン(76')・前田→中山(81')
  得点:(90+1')
  警告:服部(6')、名波(43')、グラウ(88')
  退場:なし
  シュート:16
  CK:4


 ☆Member (名古屋グランパスエイト)
  GK:楢崎
  DF:井川・秋田・古賀
  MF:海本幸・吉村・クライトン・中谷・中村
  FW:ジョルジーニョ・マルケス
  SUB:川島・角田・岩本・山口慶・豊田
  交代出場:ジョルジーニョ→豊田(68')・井川→角田(71')・中谷→山口(74')
  得点:中村(66')・クライトン(80')
  警告:秋田(28')・クライトン(81')・マルケス(90')
  退場:なし
  シュート:14
  CK:4

では、簡単に。
前半開始から15分、グランパスのプレスにたじたじ。ピンチの連続。中盤下がり過ぎ。
サイドを使って攻めたい。大きくな展開が欲しい。
20分ころから、ボールが回るようになってきてチャンスが出来始る。グランパスは2トップ2人だけで仕事をしてしまう。
30分俊哉、名波、成岡がポジションチェンジ。成岡は中に入った方が良いプレーが出来る。惜しいミドルを連発。次第にグランパスのプレス落ちてくる。
40分過ぎ、グランパスの足泊まり気味。この時間になると、ジュビロ、ボールも人も動き前節よりはずっと良い内容。成岡は今日の出来なら合格。

後半。立ち上がり2回の決定機を決められず。ボールは回るが。。。服部の緩慢なプレーでボールを奪われ、カウンターを食って失点。
20分、たがいに中盤が空いてきた。失点後、運動量が落ちて中盤で拾えないようになってくる。再び服部ののミスから失点。最悪の展開。91分にグラウが得点するがすでに遅し。


自滅ですね。名古屋のプレスはそんなでもなかった。序盤以外は、中盤で負けることは少なかったが、全般に軽いプレーが多すぎ。軽率なプレーから失点してリズムを失う最悪のパターン。成岡の交替は?西の投入は微妙。カレンはまだまだ仕事にならない。

ジュビロ 1ー2 グランパス

 

     
 

【14】3節 vs浦和レッドダイヤモンズ(2004.8/29)


 完敗。レッズは強かった。レッズに力負けするゲームを始めてみました。

 例によって、記録は手元の集計によりますので公式記録と異なる場合があります。なお、タイム表示は国際式によっています。


  MC:二村昭雄
  R:吉田寿光
  AR:山崎・小椋
  S:東城
  会場:さいたまスタジアム
  天気:雨
  気温:22度(推定)
  観衆:43,746人

 ☆Member(Jubilo)
  GK:佐藤
  DF:秀人・田中・山西
  MF:西・福西・服部・俊哉・名波
  FW:グラウ・前田
  SUB:山本・成岡・カレン・山西・中山
  交代出場:グラウ→中山(76')、前田→カレン(79')・西→ノブお(90')
  得点:前田(45'+1')、西(82')
  警告:秀人(23')、福西(50'、79')、 田中(89')
  退場:福西(79')[累積警告]
  シュート:12
  CK:3


 ☆Member (浦和レッドダイヤモンズ)
  GK:都築
  DF:アルパイ・トゥーリオ・内舘
  MF:山田・長谷部・アレックス・山瀬・鈴木啓
  FW:永井・エメルソン
  SUB:山岸・城之内・酒井・梅田・田中達
  交代出場:アレックス→田中(87')
  得点:エメルソン(16')、山田(31')、長谷部(90'+3')
  警告:鈴木(48')
  退場:なし
  シュート:19
  CK:9

では、簡単に。
今日のゲームではっきりしたことは、レッズとの力関係が完全に逆転していること。そして、今のうちは優勝を争えるチームではない言うこと。

 前半はほぼワンサイドゲーム。中盤での厳しいプレスに何も出来ずにミスを繰り返すばかりのジュビロ。以前のようにプレスをかいくぐってパスを繋ぐ力は今のチームにはありません。というのも中盤での運動量が決定的に足りないために次のパスレシーバーがいないのです、さらに、前線での動きが少なくFWに楔が入りませんから、全く攻撃が組み立てられません。
 一方のレッズは中盤から前の選手が速く激しくプレスをかけて、高い位置で奪って速攻を仕掛けてきます。(これって以前はジュビロの十八番だったんだよな)切り替えも早い。しかも前目の選手がドンドン仕掛けてきます。ジュビロは中盤でのディフェンスが後手後手に回って苦しい展開でした。で、先制を許します。さらに洋平がやっちゃったりして前半30分にして2点のビハインド。
 それでも前半の終盤にはパスの回る場面もあって、終了間際に1点返して後半に望みを繋ぎました。

 後半はのっけから前にかかって攻めに出ました。それでもレッズの堅い守備はなかなか崩せません。反対に中盤での不用意なパスをかっさらわれてのピンチの連続。3つくらいは決定的な形があったと思う。このうちの1つでも決められていたらその時点でゲームは終わっていました。これは強かった頃からそうでしたが、ドリブルで突っかけられてズルズル下がってやられてしまう展開が多すぎ。とにかく、レッズは1対1でバンバン仕掛けてきました。そのあたりがジュビロの前目の選手との大きな違いです。
 80分頃に福西が退場になります。これで吹っ切れたのか3分後には鮮やかなパス回しから同点にして見せます。ところがこれが精一杯。点を取りに行った裏を狙われまくりロスタイムに失点して万事休す。

 正直、レッズは良いサッカーをしています。ジュビロもファーストの終盤よりはまともなサッカーになってきていますが、まあレッズが強かったって事です。相変わらず少ない中盤の運動量ですが 、それでも以前よりはよくなっています。でも、以前のようなパスサッカーが復活させられるかって言うと、それには懐疑的です。取りあえずは、このままのメンバーでこれまでのサッカーを取り戻す努力を続けることに異論はありませんが、来季以降の事を考えて、ミスを繰り返すベテランを思いきって外す必要があるんじゃないかと思います。

ジュビロ 2ー3 レッズ

 

     
 

【15】4節 vs横浜Fマリノス(2004.9/11)


 なんだかなあ〜。ファーストステージの終盤からみて何にもかわってないんだよなぁ。

 例によって、記録は手元の集計によりますので公式記録と異なる場合があります。なお、タイム表示は国際式によっています。


  MC:森津陽太郎
  R:松村和彦
  AR:安食・中原
  S:花澤
  会場:国立霞ヶ丘競技場
  天気:晴れ
  気温:25度(推定)
  観衆:28,713人

 ☆Member(Jubilo)
  GK:佐藤
  DF:秀人・田中・山西
  MF:カレン・菊地・服部・俊哉・名波
  FW:グラウ・前田
  SUB:岩丸・大井・森下・成岡・中山
  交代出場:田中→中山(HT)、グラウ→森下(64')・名波→成岡(64')
  得点:なし
  警告:なし
  退場:なし
  シュート:6
  CK:7


 ☆Member (横浜Fマリノス)
  GK:榎本達
  DF:中西・松田・那須
  MF:遠藤・上野・ドゥトラ・奥・田中
  FW:坂田・安
  SUB:榎本哲・栗原・佐藤・安永・久保
  交代出場:安→久保(73')・奥→栗原(87')・坂田→安永(87')
  得点:奥(16')・坂田(32')・安(62')
  警告:松田(33')
  退場:なし
  シュート:16
  CK:4

前半
 よかったのは最初の10分だけ。あとはサッカーをさせてもらえなかった。
 それでも、この時間帯は人もボールも動いてシュートまで行けていた。
 ところが、失点後は形が作れなくなって停滞してしまう。前線での動きが少ないためパスのだしどころがなく、さらに中盤でボールが収まらず攻撃が全く組み立てられない。ボランチとDFの連携が悪く、たびたび2ラインになっているのも気になる。特に菊地とカレンの連携が悪く何度も突破される。次第に攻撃がシュートまでいかなくなる。やはり運動量が少なく、動き出しの最初の一歩が遅い。そのためにこぼれが拾えないし、パスコースも消されてしまう。プレスの連動性が低く、組織的な守備が出来ていないのも気になる。
 対するマリノスは攻守の切替が早く、攻撃となると3〜4人の選手がスペースに飛び出して行く。しかも縦に早いからこわいこわい。前線と中盤の連携がよく、良いタイミングで縦パスを入れられて気が付くとDFと1対1の勝負になっている。マリノスが強いのか、うちが弱いのか。

 後半、あたまから選手を代えてくる。
 グラウ  中山
    前田
俊哉     カレン
  服部  名波
 山西 菊地 秀人
    洋平

 ゲームは前半と同じ流れ。しかし、何でDFラインの間を簡単に抜かれるのか?ジュビロはボールをうばった時の切り替え遅い上に、切替のときのポジションが悪いのかパスが繋げない。

20分〜
 前田 中山 カレン
    俊哉
成岡  服部  森下
 山西 菊地  秀人
    洋平

 選手交替してからの布陣がよーわからん。わからんといえば、まこ→中山の交替もわからんかった。中盤の強いプレスに形作れず。パスは足元ばかりなのでしっかりねらわれいて、簡単にとられてカウンター。こればっか。CK崩れから、右サイドを奥と誰か(確かめる気もない)サクッと崩されて失点。
 さて、総括。今のジュビロはふつーに弱い。攻撃は、結局西がいないと何もできない。あとはボランチの差。それと、悔しいけど、奥、あんた凄いよ。完敗だよ、今日は。

ジュビロ 0ー3 マリノス

 

     
 

【16】5節 vs鹿島アントラーズ(2004.9/18)


 前半終わって勝ったと思ったケドね。

 例によって、記録は手元の集計によりますので公式記録と異なる場合があります。なお、タイム表示は国際式によっています。



  MC:滝 弘之
  R:上川 徹
  AR:柴田・名木
  S:村上
  会場:静岡スタジアムエコパ
  天気:曇り
  気温:27度(推定)
  観衆:28,679人

 ☆Member(Jubilo)
  GK:佐藤
  DF:秀人・田中・山西
  MF:河村・福西・服部・俊哉・名波
  FW:中山・前田
  SUB:岩丸・菊地・森下・成岡・西野
  交代出場:福西→菊地(58')、名波→成岡(73')・藤田→森下(90')
  得点:福西(19')、藤田[PK](23')、中山(43')、前田[PK](47'+)
  警告:福西(25')、河村(44')、前田(45',65')、服部(75')
  退場:前田[累積](65')
  シュート:9
  CK:5


 ☆Member (鹿島アントラーズ)
  GK:曽ヶ端
  DF:内田・金古・大岩・石川
  MF:フェルナンド・中田・小笠原・新井場
  FW:鈴木・野澤
  SUB:小澤・本田・青木・深井・バロン
  交代出場:石川→本田(53')・深井→野澤(73')フェルナンド・バロン→(75')
  得点:鈴木(18',76'[PK],85')・金古(81')
  警告:鈴木(19')、金古(45')
  退場:なし
  シュート:13
  CK:8

 負けが混んでいるとこんなもんなのかな。それしにしても前半と後半が違いすぎ。

 前半、開始早々はアントラーズの早い仕掛けにとまどって何もしないうちに失点してしまうものの、徐々にペースを握るようになる。前線の中山と前田がうまくボールにからんでリズムを作ることができた。落としたり、キープしたり、裏へ抜ける動きを見せたりで中盤とのつなぎも二人のコンビーネーションも良かった。2トップがうまくボールをつなげるんで2列目も前を向いてプレーが出来るので組み立てに余裕が出来る。中盤のフォローも速く次々とチャンスを作り出す。この日は今までと違って、少し長めのボールを使うことが多かった。得点の場面は長いボールが有効に使えていた。
 ディフェンスに関しても、久しぶりに寄せが速く厳しいチェックが出来ていた。ここ2〜3試合続いていたちぐはぐなプレスではなく、周囲と連動してうまく囲い込んで攻撃の芽をつみ取っていた。プレスが効いていたためにインターセプトも多く、しばらくお目にかかったことの無かったカウンタ攻撃も見られた。ともかく、人もボールも良く動いて良いサッカーが出来ていた。ただ、飛ばしすぎの感があって一抹の不安もあったが、3点差あるから負けることはあるまいと思いつつハーフタイムへ。

 後半。開始から15分までは、アントラーズが攻勢に出るも余裕を持って跳ね返すことが出来ていた。アントラーズは前半の半ば過ぎから長いボールをディフェンスの背後(特に山西のサイド)に放り込んで、サイドからクロスを放る攻撃を繰り返していた。クロスボールに対する対応がちょっと不安だったが何とかなると思っていた。
 ところが前田の退場で状況が一変した。この日、前田は前線の基点として非常に機能していた。その前田が居なくなってしまい、ジュビロは攻撃のリズムを失い全く防戦一方になった。パワープレーで押しまくるアントラーズに中盤とDFラインがずるずると下がり、さらに連携を失い失点を重ねる。さらに足が止まって寄せが甘くなる。気づけば同点。最後は踏ん張って逆転は免れたが後味の悪いドローだった。

 とはいえ、何もさせてもらえなかった前節に比べれば遙かに内容のあるゲームだった。前田の退場までとは言え、チームはプラン通りに戦って4点を取った。後は、これを90分続けられること。さらに交代で出た選手たちがいかにバランスを崩すことなく戦えるかと言うことだ。このゲームで途中出場した菊地にしても成岡にしても、まだまだレギュラーメンバーを越えるものではない。
 しかし、中山の動きの質はまだ健在だ。前田とのコンビネーションも良かった。今日のゲームで曲がりなりにも戦えたのは中山の力による所も大きい。(もちろんその片割れである前田も)久しぶりに出場した河村にも注目してみてみた。右のアウトサイドとしての出場で、守備の祭には4バックの右SBのような働きもしていた。前半は攻守に良かったと思ったが、後半は少し消極的なり攻撃できなくなってしまったのが残念。少し気になるのがDFライン。クロスボールの対応が曖昧でフリーにし過ぎ、もっと厳しく行かないとこれからもやられてしまう気がする。ん〜いっそのこと4バックでやってみたら?

ジュビロ 4ー4 アントラーズ

 

     
 

【17】6節 vs柏レイソル(2004.9/23)


 辛いゲームが続いています。

 例によって、記録は手元の集計によりますので公式記録と異なる場合があります。なお、タイム表示は国際式によっています。




  MC:玉井 朗
  R:岡田正義
  AR:石沢・武田
  S:片山
  会場:ヤマハスタジアム磐田
  天気:曇り
  気温:24度(推定)
  観衆:11,505人

 ☆Member(Jubilo)
  GK:佐藤
  DF:秀人・田中・山西
  MF:河村・福西・服部・俊哉・名波
  FW:中山・西野
  SUB:岩丸・菊地・森下・成岡・グラウ
  交代出場:中山→グラウ(62')、藤田→菊地(83')
  得点:名波(29')
  警告:福西(44')
  退場:なし
  シュート:10
  CK:3


 ☆Member (柏レイソル)
  GK:南
  DF:波戸・薩川・永田・近藤
  MF:明神・大谷・増田・大野
  FW:羽地・玉田
  SUB:清水・渡辺毅・下平・加藤・山下
  交代出場:大野→加藤(71')、増田→山下(78')、明神→下平(87')
  得点:玉田[PK](45')
  警告:明神(77')、波戸(90')
  退場:なし
  シュート:8
  CK:4

  最悪の状態は脱したと思うものの、まだまだチーム浮上のきっかけができていないと思います。  前半、開始15分ほどは良いペースで戦えたと思います。前線での動きも活発でサイドの攻撃参加も効果的でした。が、次第に動きが落ちていきます。それでも名波の豪快なドライブシュートが決まって先制。先制してさらに低調になった気がします。
 ディフェンスは中盤でのプレスがすべてな気がします。ちゃんとチェックして遅らせられれば抑えられましたが、中盤でプレスが効かないと一気のゴール前まで持って行かれました。柏のFWはスピードの優れているわけでもないのに2度ほど肝を冷やしました。
 オフェンスに関しては、以前のように足下だけのパスに戻ってしまってスペースを狙った攻撃が出来ていませんでした。相手が引き籠もっていたことを割り引いてももうちょい工夫が必要だったと思います。たとえば、もっと素早く逆に振ってワイドに展開しないと崩せませんよね。ここでも中盤のプレスが弱いことが問題です。
 しかし、中盤でのパスミスの多さはもう壊滅的。回りが動いていなくてパスコースが少ないために狙われやすいことを割り引いても酷すぎ。服部のプレゼントパスと異次元クロスはもはや言語道断。  残り15分の猛攻も結局決めきれずにドロー。もっと積極的にシュートを。。。

ジュビロ 1ー1 レイソル

 

     
 

【18】7節 vsヴィッセル神戸(2004.9/26)


 やっと勝利。ふう、長かった。

 例によって、記録は手元の集計によりますので公式記録と異なる場合があります。なお、タイム表示は国際式によっています。


  MC:関 正浩
  R:松尾 一
  AR:山崎・相葉
  S:奥谷
  会場:神戸ウィングスタジアム
  天気:曇り時々晴れ
  気温:29度(推定)
  観衆:18,065人

 ☆Member(Jubilo)
  GK:佐藤
  DF:秀人・田中・山西
  MF:河村・福西・服部・俊哉・名波
  FW:グラウ・前田
  SUB:岩丸・大井・森下・成岡・西野
  交代出場:山西→大井(62')、グラウ→西野(74')、菊地→森下(79')
  得点:藤田(50')、菊地(78')
  警告:福西(14')
  退場:なし
  シュート:14
  CK:3


 ☆Member (ヴィッセル神戸)
  GK:本田
  DF:土屋・高木・北本・ホージェル
  MF:坪内・菅原・ホルヴィ・藪田
  FW:平瀬・播戸
  SUB:山本・朴・丹羽・和多田・カズ
  交代出場:菅原→和多田(68')、坪内→朴(82')、平瀬→カズ(44')
  得点:ホルヴィ(94+')
  警告:北本(4')
  退場:なし
  シュート:19
  CK:9

 前半
 もうデフォルトとなっているスロースタート。いつもの布陣。立ち上がりは完全なヴィッセルペース。セットプレーから危ない場面が2回。フリーでシュートを打たれたもののクロスバーが救ってくれた。ジュビロは、前線の動き出しが遅くプレス弱い。3バックの裏に長いボールを放り込まれてあたふたする場面が度々。ショートパスで攻撃される分には怖くはない。しかし、クロスボールに対する対応が不安定だ。全くピンチてんこ盛り、20分までに前述の2回と合わせて3回、どフリーで打たれてる。
 それでも、20分過ぎから一進一退となりジュビロにもチャンスが生まれ始める。が、決定機を決め切れない。35分ほどからパスミスが目立ち始める。しかし相変わらず人が動かないサッカーだ。ヴィッセルの拙攻に助けられて0ー0のままハーフタイムへ。

 後半
 後半は互いにまったりと立ち上がった。先にチャンスを作ったのはジュビロ。ゴール前の見事なコンビネーションから俊哉が飛び出して先制。
が、この後はヴィッセル怒涛の攻撃でジュビロは5分ばかりゴール前に釘付けになる。しかし、集中して守って得点を許さなかった。これがあとで効いてくる。中盤での寄せが甘く前を向いて持たれるシーンが多い。もっとも、これはヴィッセルも同様で、ポストを簡単に許すし、中盤で前が向ける。左サイドやられてる。。。と思ったら、山西を下げて大井を入れた。これで左サイドが安定した。いや〜、勝ってる気がしないよ。名波が随分低い位置に居る。相変わらず福西は動かない。前田のポストは一応合格。
 25分互いに中盤空いてきた。一進一退の展開に。ジュビロはずいぶん引き気味だ。菊地のふわっとしたクロスがGKの手をかすめてそのままインゴールへ。ラッキーゴールで2点差。ヴィッセル、足が止まってきた。ジュビロも同様でカウンターがカウンターにならない。菊地が下がって森下を左のアウトサイド投入してからは、俊哉がトップ下、名波をボランチに下げた。なんちゅうか、2点差あっても安心出来ない。案の定、最後に余計な失点。直後にタイムアップ。

ジュビロ 2ー1 ヴィッセル

 

     
 

【19】7節 vs清水エスパルス(2004.10/02)


 また負けかよ。辛い日々が続くね。

 例によって、記録は手元の集計によりますので公式記録と異なる場合があります。なお、タイム表示は国際式によっています。


  MC:福村 吉正
  R:柏原 丈二
  AR:山口・間島
  S:塩川
  会場:静岡スタジアムエコパ
  天気:曇り時々雨
  気温:24度(推定)
  観衆:28,756人

 ☆Member(Jubilo)
  GK:佐藤
  DF:秀人・田中・山西
  MF:河村・菊地・服部・俊哉・名波
  FW:グラウ・前田
  SUB:岩丸・大井・森下・成岡・西野
  交代出場:服部→成岡(HT)[怪我]、佐藤→岩丸(80')[怪我]、→森下(79')
  得点:グラウ(56')
  警告:田中(84')、秀人(90')
  退場:なし
  シュート:15
  CK:3


 ☆Member (清水エスパルス)
  GK:西部
  DF:森岡・齋藤・鶴見
  MF:太田・戸田・伊東・高木・澤登
  FW:チェ・アラウージョ
  SUB:黒河・池田・久保山・平松・北嶋
  交代出場:アラウージョ→平松(63')、澤登→久保山(71')、チェ→北嶋(90+1')
  得点:チェ(63',80')
  警告:鶴見(70')、平松(72')
  退場:なし
  シュート:10
  CK:7

 前半
 開始から15分。パスは回るがシュートまで行かないジュビロの攻撃。それでもペースはジュビロ。中盤になるとエスパルスがペースを取り返し互角の展開。
 ボールポゼッションは磐田だが、足下に繋ぐだけで怖さがない。それでも、河村が良い動きで美味く公家記にからんでいた。

 後半。怪我の服部に変わって成岡。なんとボランチの位置に入る。先制したのはジュビロだが、その後運動量が落ち、中盤でのプレスががた落ちして、エスパルスのペースになっていく。警戒しなくてはイケナイ太田に絶妙のクロスを入れられてチェに決められる。太田へのチェックが遅かった。攻撃もサイドからの仕掛けが出来なくなる(特に河村のサイド)。相変わらず人が動かず前に進めない。攻撃が名波のところで遅くなってしまう。ボールがトップに美味くあてられないのでグラウがどんどん引いてきてしまってますます手詰まりとなる。もっと前戦で縦への動きを多くしないと崩せない。
 何にせよ中盤が全く機能していないために攻守にわたって苦しい展開となる。中盤が引いてしまうからディフェンスラインも下がってしまい、30分を過ぎれば何時失点をしてもおかしくない状態になっていく。
 悪いところだらけでのほとんど救いの見えないゲームの中で数少ない光明が菊地の存在。ゲームを重ねるたびに良くなっている。もちろん、まだ不動のレギュラーとはいえないけどね。

 もはや、今のメンバーで3バックは無理なんじゃないかなあ〜。。。つうか、あれだけ中盤で動けないとゲームにならないよなあ。後半の運動量の落ち込みはハンパじゃないよ。
 しかし、グラウと前田は合わないよなあ。何度やっても。あと成岡のボランチはナゾだよ。何て練習でもやってないポジションなんだ。ついでにモリゲの投入もなあ。。。夜明けは遠そうだ。

ジュビロ 1ー2 エスパルス

 

agatha@inh.co.jp