【5】7節 vs横浜Fマリノス(2002.4/20)
久々に力負けするゲームを見ました。
例によって、記録は手元の集計によりますので公式記録と異なる場合があります。なお、タイム表示は国際式によっています。
MC:村松
R:太田
AR:牧野・中原
S:野田
会場:ジュビロ磐田スタジアム
天気:曇
気温:16度(推定)
観衆:16,765人
☆Member(Jubilo)
GK:アルノ
DF:秀人・田中・大岩
MF:前田・福西・金澤・俊哉・名波
FW:グラウ・中山
SUB:山本・山西・浄・ノブお・前田
交代出場:グラウ→前田(80min)
西→ノブお(76min)
得点:俊哉(47min)
警告:グラウ(11min)・服部(50min)・大岩(59min)・前田(94min)
退場:なし
シュート:8
CK:4
☆Member (横浜Fマリノス)
GK:榎本
DF:中澤・松田・ナザ
MF:波戸・上野・奥・ドゥトラ・中村
FW:ウィル・清水
SUB:下川・?・?・久永・坂田
交代出場:ウィル→久永(89min)
清水→坂田(94min)
得点:ウィル(3min,88min)、中澤(56min)
警告:ドゥトラ(27min)、奥(49min)、清水(62min)、波戸(71min)
ナザ(79min)
退場:なし
シュート:8
CK:6
このゲームの勝敗を分けたものをちょっと列挙してみようと思います。さて、負けゲームは簡単に(笑)。
わたしがスタジアムで見ていて一番気になったのは、戦術とか選手の出来とか言う前に、なんでこう集中力の欠けたプレーが多いんだってことでした。だいたい、ウィルの先制点からそうでした。みんなボールウォッチャーになっていました。さらにセットプレーからの失点もそう。対するマリノスは最高のモティベーションで臨んできていました。それが、中盤での早い寄せと最後まで途切れなかったディフェンスラインの集中力に現れていました。ジュビロは相変わらず中盤でのプレーが軽い。アントラーズ戦とは段違いに集中できていませんでした。
次には中盤の出来が悪かったことです。前半はそれでもそこそこパスが回って崩すシーンが見られましたが後半は全く×。名波と服部は未だ普段の半分もできていないと感じました。W杯前でなければ、名波を下げて浄を入れ、俊哉をトップ下にして普通の3−5−2にすべきところだったのでは?
さらに攻撃面なんですが、この試合に限らず、今シーズンのジュビロはサイドからの攻撃が少ないです。もっとワイドに使って欲しいものです。この日も西の上がりが少なくて、しかも中に絞るシーンばかりが目立って。。。(そう言う指示なのか?)ただ、ディフェンス面では良くやっていたと思います>西。交代で入ったノブおに関しても、彼を活かすパスが出ませんでした。これはマリノスがよく研究していたということでもあるんですが、スペースを消されてはノブは生きない。左サイドに関してはそこそこ出来ていましたが、クロスの精度が低くてほとんど跳ね返されていました。
ま、でもなんといっても今回の敗戦の最大の理由は、相手の方が一枚上だったってコトですね。中盤でのプレスがよく効いていました。特に奥が効いていました。ディフェンスのカバーリングも完璧でした。昨年、ジュビロがやっていたことをマリノスがきちんとやってきました。俊輔のプレスキックの精度は流石。ただ、それ以外はそんなに怖いとは思いませんでしたね。
最後に。中山の元気がありません。プレーに精彩がないんですよね。ちょっと心配です。
しかし、セットプレーで失点して競り負けるってパターンはかつてさんざん見せられた負けのモデル。。。セットプレーで競り勝つのがここ2〜3年のジュビロだったんですが。。。時代は変わったのか?
ジュビロ 1ー3 マリノス
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