【3回戦】 vs 国見高校(2002.12/15)
第82回天皇杯全日本サッカー選手権大会3回戦(12月15日(日))
ジュビロ磐田 vs 国見高校
☆試合会場:ジュビロ磐田スタジアム キックオフ:13:00
観衆:8,343人 天候:晴れ 風:弱い 気温:11℃(推定) 湿度:??%
ピッチ状態 芝:全面良好 表面:乾燥
MC:成田
主審:辺見
副審:勝又・二俣
第4の審判:唐紙
☆先発及び交代選手
ジュビロ磐田
GK:山本
DF:秀人・田中・山西
MF:ノブお・福西・福西・ジレ・藤田
FW:西・中山
SUB:アルノ・大岩・前田・西野・高原
選手交代:ジレ→高原(61')
ノブお→前田(73')
中山→西野(81')
得点:中山(21')
ノブお(58')
警告:田中(75')
退場:なし
シュート:18
CK:5
監督:鈴木 政一
国見高校
GK:関
DF:濱本・園田・成瀬
MF:中村・吉村・渡辺大・柴崎・兵藤
FW:平山・松橋
R:三浦・巻・西村・城後・渡邊千
選手交代:吉村→渡邊千(83')
得点:なし
警告:なし
退場:なし
シュート:3
CK:3
監督:池田 亮司
☆得点
ジュビロ 駒澤大学
1 前半 0
1 後半 0
−−−−−−−−−−−−−−
2 合計 0
高校生として初めて3回戦に勝ちあがった国見高校がこの日の相手。高校サッカー界の超有名校。この大会には県代表ではなく全日本ユースの優勝チームとして参戦。
立ち上がりからジュビロが圧倒的にボールを支配して攻め立てますがなかなか点になりません。ラストパスが不正確だったり、シュートミスだったり、GKのファインセーブだったり。。。それでも21分に一瞬の隙をついて送った俊哉からのパスを中山が頭であわせて先制。直後のチャンスをジレが決めればひょっとしたら大量得点になっていたかも知れません。
国見の選手はみな体が大きく技術もしっかりしています。きっちりと引いて守ってくるとかなりしっかりとした守備力を持っていると思います。ただ、そうは言っても高校生。今のジュビロの敵ではありません。特にディフェンスに関してはほぼ完璧。決定的なシュートはもちろん、前半にはシュートそのものも打たせませんでした。まったりと45分を消化しハーフタイム。
いかにゲームを支配しているとは言え、いかにほとんどチャンスを作らせていないとは言え、何が起こるか分からないのもフットボール。マイアミの奇跡のようなことが起こることがあるんです。1点差では安心できません。後半になると、ジュビロのポールポゼッションが少し落ちてきます。国見もシュートが打てるようになります。もう1点取っておいた方がいいんでないの?って思いはじめた58分、秀人がスペースに出したボールに走り込んでいた俊哉がエリア右サイドで、遅れて外から内に切れ込んできたノブおにヒールで落とすと、これをノブおがダイレクトでシュート。これがゴール左隅に決まって2ー0。これで勝負がありました。
あとは選手を入れ替えながら国見の攻撃をいなし、時間を消化してけばOK。ということであとはたいした見どころもなく終了。ま、トーナメントの緒戦と言うことで内容よりも結果を求めたゲームでした。相手は明らかに格下だし。。。まあ、明らかに出来は良くなかったですね。前戦の選手の動き出しが悪かったし中盤のプレスも弱かった。(ま、ガシガシ行く相手ではなかったですが。。。)ともかく、もっとがんばりましょうな選手が多かったのがちょっと残念でした。(もっとがんばりましょうな選手は、河村、ノブお、西、ジレ、前田ってところでしょうか。)
しかし、ジュビロの選手はやりにくかったでしょうね。高校生相手にホンキでけずりにいくわけにはいかないし、ジュビロ側の接触プレーには厳しく笛を吹かれるし、ちょっと厳しいプレーには明らかにビビっていたし。。。そんな中でいつもの通り全開なのがゴン中山。このヒトには手加減するってことはできないんでしょうね。
《ジュビロ 2ー0 国見高校
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