【3回戦】 vs 駒澤大学(2001.12/12)

 第81回天皇杯全日本サッカー選手権大会3回戦(12月12日(日))
  ジュビロ磐田 vs 駒澤大学

☆試合会場:ジュビロ磐田スタジアム  キックオフ:19:00
 観衆:3,533人 天候:曇  風:弱い 気温:9℃(推定) 湿度:??%
 ピッチ状態   芝:全面良好  表面:乾燥

   MC:成田
   主審:上川
   副審:柿花・土本
   第4の審判:小林
   記録担当:??



☆先発及び交代選手

 ジュビロ磐田
  GK:ヴァン=ズワム
  DF:河村・田中・山西
  MF:西・福西・ジレ・金澤・藤田
  FW:奥・前田
  SUB:大神・上本・平野・川口・清水
  選手交代:金澤→平野(75min)
       前田→清水(91min)
  得点:前田(53min)
     西(60min)
     藤田(113min)
  警告:なし
  退場:なし
  シュート:13
  CK:4
  監督:鈴木 政一

 愛知学院大学
  GK:桜井
  DF:木村・小林久・那須・三上
  MF:津村・中田・高橋・森田
  FW:港・深井
   R:新沼・鈴木・橋本・中後・キム
  選手交代:森田→キム(71min)
       高橋→橋本(74min)
       中田→中後(84min)
  得点:深井(65min)
     深井(93+min)
  警告:なし
  退場:なし
  シュート:11
  CK:3
  監督:秋田 浩一


☆得点
       ジュビロ         駒澤大学
 
        0     前半     0
        2     後半     2
        0    延長前半    0
        1    延長後半    0
        −−−−−−−−−−−−−−
        3     合計     2


 「おいおい、それでもプロかい?」「金貰ってサッカーやってんだろ、金(授業料)払ってサッカーやってるヤツと良いゲームしてどーすんだよ。」などとヤジが飛んでいた。ごもっともな声援(笑)。さらに「駒大よくやった。」の声も多数。これまた、しごくごもっとも。

 開始早々から駒澤ペース。中盤での素早いプレスからボールを奪うとシンプルな繋ぎで前線に運んでくる。FWの深井の動きがいい。DFラインも集中したディフェンスを見せ、GKも抜かれたボールを跳ね返す場面も。攻守の切り替えも速く駒澤の良いところばかりが目立つ。
 一方のジュビロはポストのボールが収まらず、まともに攻撃の形が組み立てられない。前田とFWで使うのはかなり厳しいような気がする。見せ場も少なく、またーりとしたまま前半終了。

 後半になっても流れは変わらず。ジュビロは運動量が少なくパスは足下ばかり。それでも、駒澤のミスもあって先制、そして追加点。これで勝負あったかと思ったのもつかの間、ゴール前の混戦から深井に決められ1点差。ジュビロのディフェンスラインは高さで勝てない上に、ラインが下がりすぎ、そのためボランチも下がってきてしまって、FWとの間にぽっかりと穴が開いてしまう。中盤でボールを拾われまくり。どっちがプロか分かんねえちゅうの。しかし、駒大は動きが落ちないなあ。。。
 で、なんとか逃げ切ったかと思ったロスタイム、再び混戦から深井に決められて同点。なんとも集中力に欠けるプレーだったんだよね。


 延長に入って少し気合いが入ったか攻撃が形になるようになってきた。前田に代わって入ったジローが、うまくスペースを作り、ポストもこなし、パスが回るようになってきた。もはや電池切れ寸前の西を走らせるが、最後のクロスがあわない。相変わらず平野は今いち。

 対する駒大は、深井をターゲットにタテパスをぼんぼん放り込んでくる。単純な攻撃なんだが、これが結構有効だったりしちゃうからこの日のジュビロはお粗末。それでも、時間が経つに従ってついに駒大の動きが悪くなってきてジュビロ攻勢のままに延長後半に突入。で、エリア内で西が倒されてPK。倒した選手の『あ〜ぁ、やっちゃった〜』って感じの態度が大学生らしくて笑えた。これを俊哉が決めて、やっと終わった。


《ジュビロ 3vー2(0ー0)(2ー2)(0ー0) 駒澤大学







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