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11月の話題

08/11/29(Sat) へこんでる場合じゃない

 今日は鹿の国へは行かなかった。柏戦が勝利だったら鹿島に遠征して、鹿の国からとか銘打ってレポートでも上げちゃおうかと思っていたんだけど、柏には引き分けるわ、遠征どころではいない事情が持ち上るわで、TV中継すら見られなかった。出先で携帯電話でチェックしていたんだけど、よしよしドローなら御の字、これで自動降格はなくなったな。と思っていたら、なんと終了間際の失点。録画してあるけど見る気がしない。流石のオレもへこんだよ。

 でもまあ、これで終わったワケじゃあない。ヴェルディと千葉がお付き合いしてくれたおかげで(清水GJ)、うちにはまだ自力残留の目がある。中途半端にドローでもOKな感じじゃなくて勝たなきゃダメな感じの方がハッキリしていていかえって良いかも知れないと思ったりもする。で、明日のゲームで大宮が勝ってくれちゃったりしたりすると、ちょっと嬉しかったりする。今日、磐田・ヴェルディ・千葉が負けたことで大宮は明日勝てば残留が決まる。残留直接対決で磐田に乗り込まれるより、決まっちゃった状態で来てくれた方が助かるよなあ。(ちょっと弱気。)ともかく、いつまでもへこんでいるわけにはいかない。切り換えて次だ、次。



 



08/11/28(Fri) 天皇杯5回戦と明日の鹿島戦

 水曜日の天皇杯は実は見に行った。行ったんだけど、忙しい仕事の合間を縫って観戦記やら日記やらの更新をする気力が湧かなかったので、そのままになってしまった。
 正直、コメントに値しないゲームだったかなあとは思う。何しろ前半1分だけ見ればOKなゲームだからな。しかし、松井はどげんかせんといかんな。3失点目のミスはあまりにお粗末。ま、今更コメントしても仕方なかろうと思うからこのくらいにしておく。観衆は3,000弱。これはJ参入以来の公式戦では最少ではなかろうかと思う。仕方ないかなとは思うが。

 さて、明日は鹿の国で鹿島戦だ。マコのケガ、カレンもケガ、秀人は発熱、茶野のサスペンド、鹿島は勝てば優勝濃厚、鹿島には何年も勝っていないと不安要素がてんこ盛りだが、今更そんなこと言ったって始まらない。決勝点がオウンゴールだろうが同点弾がPKだろうが、何でもいいから勝ち点をもぎ取って来て欲しい。



 



08/11/25(Tue) 明日は天皇杯5回戦(迷惑)

 明日はガンバ様のお付き合いで天皇杯の5回戦。(実に迷惑だ。)オフトは4回戦の栃木戦と同じ考え方でメンバーを選ぶようだ。則ちほぼ全取っ替えの10名入替。累積を積もった茶ーさんが2ゲームのサスペンドとなるため茶野はスタメン起用するもののあとはサテメンを先発させるつもりらしい。リーグ戦を優先させるが、今の状態で戦える選手を選ぶ。むろん、勝ちに行くとオフトは強弁しているらしいがもちろん本心ではないだろう。犬飼会長があーだこーだ言うだろうが気にすることもあるまい。現状ではいわゆるベストメンバー規定は天皇杯には適用されない。天皇杯を取れば一部に残留できるんならまだしも(ってそんなことはあり得ない。)、チームとしてリーグ戦に力を入れることを誰が何の権限があって否定できるんだ。どの大会に力点を置くかなんてことはチーム独自のコンセプトによるべきもので、リーグが、ましてや協会が口を挟む問題ではないはずだ。うちのチームはリーグ優勝を狙う、うちとこはリーグカップを、おれんとこはカップ戦いただく、おれたちはすべてのタイトルと取りに行く、なんてことはチーム自身が自分で決めればよろしい。すべての大会で勝ちにいくなんて大風呂敷を広げられるのは一部のビッグクラブに限られるわけだよ。サポーターやファンはそれが分かっているから、たいていはチームの対応を認めていくことだろうと思う。今回に関して言えば、天皇杯をサテメンで戦ったとしてもブーイングをかますやつは居ないだろう。昨シーズン、ACLを戦う川崎がリーグ戦でメンバーを落とした時に犬飼氏が「ファンを裏切る行為」だと曰ったが、それに対して川崎ファンは「裏切られてなんていない」という断幕を掲げたことがあった。今回も同様だ。ファンを裏切る行為になんて絶対にならないし、サテメンで戦うことが裏切り行為だと考えるファンは居ないと思う。なぜなら、二部に落ちること以上にファンを裏切る行為が今の磐田にあるとは思えないからだ。それゆえ、鹿島戦に備えて主力を温存することは至極真っ当なことで、サポーターやファンはサテメンで戦うことを看過するはずだ。少なくともわたしは十分に納得している。だいたい、晩秋の寒いナイトマッチ、しかも天皇杯だぜ。足を運ぼうなんてヤツはコアサポか熱狂的なファンに限られる。この手の人たちはチーム事情をきちんと理解していよう。たぶん、犬飼氏はわたしたちとは違うベクトルでサッカーを見ている。そのベクトルを否定する気はないが、サポーター・ファンの目線とは全く違う次元の話であることは間違いない。

 ところで、カレンがケガをしたらしい。腫れが酷く重傷の可能性もあるとか。最後まで怪我人だらけで今シーズンは終わっていくのね。

 関係ないけど、おらんまちのジュビロだもんで、応援せにゃあ、いかんら!!のボード、実は気に入っている。バリバリの遠州言葉が実に良い味を出している。わたしは生まれも育ちも遠州だが、両親が遠州の出身ではなかった(お袋なんて兵庫県だ)ためか遠州弁のネイティブスピーカーとは言い難い。それだけにコテコテの遠州弁は微笑ましくて好ましい。おらんまちのジュビロが二部に落ちてはならない。





 



08/11/23(Sun) 勝てなかったのか?負けなかったのか?

 11月としては寒い毎日が続いていたが、この日はまさに小春日和となった。C・Dゲートの開門直前にスタジアムに到着した。Bゲート前でガラガラぽんをして日向ぼっこ。ガラぽんというのはALL SPONSOR DAYの抽選会のこと。6等のミニコロッケバーガー・・・って微妙。


 スタンドのいつものところでボッとするうちにキックオフの時間が迫ってくる。東名高速で自己があってバスツアーのバスが大幅に遅れているらしい。観戦仲間も到着が遅れている。混んできたのでいつもより早めに席に移る。この日は14,766人の観衆がつめかけた。


 ゲームが進むにつれて暮色が深くなっていく。一進一退のゲームがタイムアップを迎えたときにはすっかり夜のとばりが降りていた。激しいゲームだった。3−3。ゲームが終わった直後のスタジアムには、一瞬、何とも言えない空気が流れた。勝てるゲームであった。同時に負けなくて良かったゲームでもあった。スタジアムの空気はそれを表していた。それでも、今節、残留を争うライバルたちは軒並みドローだったために順位は変わっていない。

 しかし、正直言うと勝っておきたいゲームだった。次節は優勝のかかった鹿島とアウェーで戦わなければならないからだ。ここ一番での鹿島の強さは半端でないからかなり苦しい戦いとなろう。が、何が起こるか分からないのがサッカーだ。1997シーズンのチャンピオンシップまで遡らなくても、昨年の最終節、鉄板と思われた横浜FC戦を落とした浦和が優勝を逃したようなことがちょくちょく起こるのだ。最後まで諦めないで(覚悟は決めつつ)見守っていこうと思う。







 

08/11/22(Sat) 戦闘再開

 いよいよリーグ戦が再開される。再開と言っても残りは3節だ。全部勝つつもりで行かないと残留は見込めないだろうと思う。トーナメントのつもりで戦って欲しい。柏には開幕戦でチンチンにされているんでリベンジもかかっている。
 その柏戦の当日券は650枚程度しか出ないらしい。ということは16,000近い観衆になることが予想される。観戦を予定されている方はお早めのスタジアム入りをお勧めする


 しかし、間に天皇胚芽は下がっているのもいやらしい。先日記事にした天皇杯でのベストメンバー問題はやはり規定にないことを縦に処分は如何なものかということになったらしい。ということで今季は不問ということになれば、やっぱりメンバーをしっかりと落としていくんだろうなあと思う。来年からはベストメンバー規定を天皇杯にも広げる意向らしいが、どうしてそんなに最強メンバーにこだわるのか全く理解できない。そーいえば、犬飼氏は鬼塚チェアマンとも衝突しているらしいがスタンドプレーもたいがいにしていただきたい。協会会長職にあるからっては何でもありぢゃないだろ?


 今日は馴染みのマック屋さんに行ったんだけど、顔見知りの清水ファンの方にお会いしたんで、ダービープレゼントのお礼を申し上げておいた。で、磐田残れますか?と煽られたんで、心配しないでください、絶対残留しますと答えておいた。



 関係ないけど、CWCのチケットは何であんなに高いの?残件ありの情報に買おうかと思ったんだけどあまりの高さに断念した。絶対ぼられてるって。




 



08/11/13(Thu) 名波引退

 名波が今季限りで現役を引退するらしい。彼のオフィシャルサイトにコメントが掲載されている。

 ホントは昨シーズン限りで辞めるのかなと思っていたが、今季磐田と契約をしたと聞いて実を言うとちょっと驚いた。ま、彼としては磐田でキャリアを終われるのは良かったんじゃないかな。今後は指導者を目指すらしいが、どんなコーチや監督になるのか興味津々だ。ともかく、お疲れ様でした。そして、ありがとう。


 ここでしばしプレイバック。
 名波のプレーで真っ先に思い出すのは鹿島戦のFK
 1999年5月、1週間前に10万人のアウェー戦でアジアクラブ選手権のチャンピオンになっての凱旋ゲーム。会場はコクリツ。小笠原に先制弾を叩き込まれて敗色濃厚で迎えた終盤。その磐田を救ったのが名波のFKだった。なんてことは磐田ファンなら常識だね。もはや伝説かも知れない。あの日、わたしはコクリツのバックスタンドで快哉を叫びながら何度も拳を突き上げていた。あんまり喜びすぎて頭がクラクラしていた。あのボールの軌跡は今も脳裏に焼き付いている。
 2つ目は、スキラッチに出したワンタッチパス
 実を言うといつのどことのゲームか分からなくなっているんだが、たぶん名波が磐田に入った年じゃなかったかと思う。後方からのロビングボールがピッチに落下する直前に左足の甲に当てて出した浮き球のパス。トトが欲しがった場所にピタリと配球しアシストを記録。こいつ並みの選手じゃないなと思った瞬間だった。
 3つめは磐田でのゲームではないが、2000年のアジアカップでのボレーシュート
 俊輔のFKに合わせてエリアの外側から放ったシュートは低い弾道を描いてネットに突き刺さった。まさに突き刺さるという表現がぴったりの弾丸シュートだったが、TV観戦していた私は、あれ?俊輔どこに蹴ってんだ?と思った次の瞬間に画面のワクの外から現れた名波が左足を一閃。鳥肌が立つようなゴールだった。ついでながら、この大会の名波は鬼神の如く駆け回り攻守に圧倒的な存在感を示していた。

 名波のオフィシャルサイト
 なんとFIFAのオフィシャルサイトにも記事があったんでリンクを張っておく。




 



08/11/11(Tue) 殿、ご乱心?

 日本協会の犬飼会長がまたまた物議を醸している。
 先日の天皇杯4回戦でメンバーを落として戦った大分と千葉に制裁を加えるというのだ。報道によると、その制裁というのが来年の天皇杯に上記2チームは県予選から出場させる。その際、ベストメンバーで戦うことを義務づける。
 Jリーグにはベストメンバー規定というものがあることを皆さんはご存じだろう。かつて福岡の監督をしていたピッコリ大明神が、直近のリーグ戦から大幅メンバーを落としてナビスコ杯を戦ったことに時の川渕チェアマンが激怒。福岡に制裁を加えると共に作ったのはいわゆるベストメンバー規定だ。では、このベストメンバー規定というのはどういう内容になっているのか以下に示してみる。

次の試合における先発メンバー11人は,当該試合直前のリーグ戦5試合(以下「直前5試
合」という)の内,1試合以上先発メンバーとして出場した選手(以下「直前5試合先発選手」
という)を6人以上含まなければならない.
 1.リーグ戦(J1,J2)
 2.リーグカップ戦

 リーグカップ戦というのはナビスコカップのことだ。懸命な皆さんはもうお気づきのことと思うが、このベストメンバー規定に天皇杯は含まれていない。天皇杯にはこの規定は適用されないのだ。それがルールだ。ルールに無いことでチームを縛るのは許されることではない。しかも、槍玉に挙がった2チームの他にも明らかにメンバーを落としたにもかかわらずお咎めのないチームがある。お分かりですよね。わがジュビロ磐田だ。あからさまにメンバーを落としたにもかかわらずこちらは不問だ。彼我の差は何?たぶん、磐田は勝ったからよしと言うことだろう。別に制裁を加えて欲しいなんて言ってるわけでないが、勝てば不問で負ければ制裁。大分・千葉のファンならずとも納得が行くまい。
 さらにだ、今月の13日には代表戦がある。親善マッチだ。しかるに天皇杯の5回戦は15日に予定されている。ベストメンバーで戦わなければならないのであれば、当然、出場するチームは代表選手の招集を拒否する権利があるということになる。拒否して良いのか?矛盾していないか?
 さらに、県予選からベストメンバー出場させるって県リーグや地域リーグにチームにとっては迷惑以外の何者でもないぞ。来年の大分県と千葉県の県代表はもう決まりじゃないか。県代表として決勝大会に出ることを目標にしているチームはどこに目標を据えたらいいのか。


 そもそもベストメンバー規定なるものは妥当なのか?リーグが一クラブの運営方針にまで深く入り込むことが許されることなのか?チェアマンの心酔するドイツでもこうなのか?

 今回の場合、大分にしても千葉にしてもリーグ戦を優先したわけだが、リーグ戦、リーグカップ、カップ戦のどれを優先し、どれを後に回すかはチームによって自由に選択できるはずだ。チーム事情はそれぞれなんだから、強豪チームはすべてのゲームをベストメンバーで勝ちに行くだろうし、リーグ戦の残留が目的のチームは当然カップ戦のメンバーは落とすだろう。チームによって目指すものが違うのだから対応が違うのは当たり前のことなのだ。それを一律に縛ることはナンセンスだ。どのような対応を選ぶかの裁量権がクラブにはない、などと言うことはありえない。
リーグ戦で残留を争うチームが日程のかぶるカップ戦にベストメンバーで戦うのかサブメンバーを送るのかはチームの自由裁量のハズだ。普通のチームは後者で戦うだろうし、それに対してサポーターはもとよりファンが自分たちがないがしろにされたとは思わないだろう。たいていの人は次のシーズンも同じカテゴリーでリーグ戦を戦いたいと思うだろう。もちろん、ほとんど生観戦が出来ないと言う人がたまたまメンバーを落としたゲームをそれと知らずに見に来たとすれば、それは落胆するだろう。落胆するだろうがチームの対応に理解を示すだろうと思う。ファンとはそう言うものだ。

 ついでだから言ってしまうが、犬飼氏は昨今の天皇杯軽視は日程上の問題が大きく、秋春制を導入すれば解決するものとお考えのようだ。お考えのようだが、はたして日本の気候風土で厳冬期のリーグ戦開催が可能なのか?2ヶ月以上のブレイクが続くようではもはや一貫したリーグ戦日程とは言い難いからせめて1ヶ月から1ヶ月半が限界。天皇杯元旦決勝が動かせないものならリーグ戦の再開は2月。となれば日本海側の各チームはほとんどホームゲームの開催が不可能だ。日本の日本海側は世界有数の防雪地帯だ。人里離れ、人跡希な僻遠の地ならいざ知らず、これだけの人口を抱える地方であれほどの積雪をみる地域は世界中どこを探しても有りはしない。よしんばピッチの雪をどけてゲームが出来る状態を作ったとしよう。スタンドの雪はどうするのか。万を超える観衆の足はどうするのか。天候が急変して吹雪に閉じこめられたら観客の安全はどう確保するのか?だいたい、そんな雪の中を観客がスタジアムに足を運んでくれるのか。それに対して、日本海側のチームは厳冬期に限り雪の降らないアウェーで集中的にゲームを行い、季候が良くなったらホームゲームを開催すればいいと言っているようだ。言っているようだが、とんでもないハナシだ。太平洋側だって厳冬期は寒いんだ。たとえば磐田。静岡県だから暖かいと思っている向きもあるだろう。たしかに東京に比べれば多少は気温が高い。が、冬には冷たい北西の季節風が吹き荒れ体感気温はかなり寒いぞ。(学生時代を東京で過ごしたわたしは、浜松に比べて風のない東京は暖かいと思った。)その寒い時期に集中的にホームゲームを開催させられる私たちはたまったもんじゃない。集客は間違いなく落ちる。何が何でも欧州主要国と同じにする必要など、ない。
 さて、今回の件の制裁について14日の理事会で話し合いが行われるとの由。理事諸氏には冷静な対応をお願いする。






 

08/11/09(Sun) 清水さんからのプレゼント

 この日は休日出勤だった。午前中はみっちり仕事をして、午後も一仕事やっつけてからスタジアムに向かった。仕事を終えるのが予定より遅くなってしまったので高速を使った。愛野駅の南口、サークルKのあたりが混み合っていると思い、一旦東側に回り込んで愛野駅南口に回ってみたがそんなに混んでいるようには見えなかった。


 スタジアムの周囲は相変わらず建設ラッシュで、駅南側の駐車場はいずれ無くなってしまうだろう。この日はキックオフ1時間半前に着いたが何とか駐められた。

 メインスタンドの2F席で観戦した。この日の観衆は25,000弱だったが周囲はかなり埋まっていた。清水側も2F席までいっぱいになっていた。この日はアウェーゴール裏は隔離されていたらしい。そう言えば、スタンプを押してもらいに総合案内に行ったところ、メインスタンドに入ってしまった清水ファンがアウェーゴール裏に行きたいけど出来ないかと相談していた。


 磐田側のゴール裏もまとまりのある応援をしていた。声も出ていたように見えた。肩クンデ・・・のゲートフラッグが出ていた。もうお馴染みになった"Top of the World"、メインスタンドでも唱う人がいた。タオルマフラーを掲げて唱うとヴィジュアル的にも良いんじゃないかと思った。


 後半開始早々、思わぬ形で点が入った。その瞬間わたしのまわりは総立ち。いや、ビックリした。メインスタンドでもこんな風に立ち上がるのかと。もっとも、後半開始直後だったので売店やトイレに行っていて席に戻れずに見逃してしまった人がたくさんいたようだ。わたしの後ろの女性も得点直後に帰ってきて見逃したとぼやいていた。スタンドに入るゲートをくぐろうとしたところで大歓声。アナウンスで得点と知ったが見られなかったと。


 タイムアップの笛と共に立ち上がって雄叫び。前列の男性とハイタッチ。大宮が勝っていただけにどーしても落とせないゲームとなっていただけにホントにほっととした。ほっとしたらどっと疲れが襲ってきた。ともかく次に繋がった。ここからはトーナメントのようなものだ。東京の某キー局が連呼するフレーズに"絶対に負けられない戦いがそこにはある。"というのがあるが、今の磐田はそんな甘っちょろい言葉では語れない勝たねばならぬ戦いが毎試合続くのだ


 この日のゲームを見ていて、オフトは1−0で勝つことを想定してゲームプランを立てたのではなかったかと思う。とにかくディフェンス重視の布陣を敷き、(とはいえドン引きにならないよう高い位置にディフェンスラインを敷き中盤をコンパクトにしてプレスをかける。)リスクを避けて少ない人数で攻める。まず守備からだ。失点しなければ負けることはないから。ただ、攻撃に割く人数が少ないが故にチャンスは少なく決定機はわずかだ。わずかだがそこに賭ける。堅守速攻で1点を取って、それを遮二無二守る。かつての華麗なサッカーからは対極のように遠いが、以前のパスサッカーを指向した結果がオフト就任間際の惨状だったわけだから是非もあるまい。それと、オフトは相手チームをきちんと分析してそのストロングポイントをきちんと消すための策を講ずることが出ている。このゲームでも清水のサイド攻撃をきちんと消すことが出来ていた。

 久しぶりのダービーでの勝利に大いに溜飲を下げたがまだ終わっちゃいない。いや、ここからが本当の勝負となる。勝たねばならぬゲームはまだ続く。次のゲームに万全の準備で臨んでいただきたい。




 

 



08/11/07(Fri) 明日はDerby

 明日はDerbyだ。が、Derbyだからどうという意識はない。残留サバイバルマッチの1つという認識以外はありえないからだ。強いて言えば、来年もDerbyを戦うためのDerbyと言うことになろうか。何年か前、シーズン終盤に日本平でDerbyがあった。その時、残留争いに巻き込まれていた清水のファンがおびただしい量の断幕でスタジアムの周囲を覆っていたことを思い出す。スタジアムには悲壮感が漂っていた。今回は立場が逆だ。しかも、当時の清水より状況は切迫している。エコパのまわりを横断幕で覆い尽くすことはないだろうが、ゴール裏のメンメンは何か考えていることだろう。

 そんなシーズンの終盤になっても相変わらず怪我人が減らない。どーやらマコは出場できないようだ。加賀が2試合のサスペンドになるためCBに岡田を起用というハナシもある。真ん中は茶〜さんとか。激しく不安だ。本職の健太郎は岡田以下というワケなのか?もっとも、監督も紅白戦でいろいろ試している段階だったようだが。。。中盤から前もいろんなオプションを探っていたようだ。

 ところで、当日券の発売がアナウンスされた。メインスタンド1Fの真ん中以外はたっぷりと有るようだ。あわせて約19,000枚ということだから、入場者は20,000程度と言うことになろうか。





08/11/02(Sun) 天皇杯4回戦

 

天皇杯は後援会の招待券がいただけるありがたい大会だ。もちろん、自由席限定だが、この日の磐田はバックスタンド全域とゴール裏席(1Fも2Fも)が自由席チケットで観戦できる。天皇杯ゆえ大して客は入らないだろうと高をくくってスタジアム入り。案の定、駐車場付近から見るバックスタンド上段は、『今日はゲームじゃなかったっけ?』と思わせる状態。YFC本社玄関前のブースで後援会招待券をいただいてBゲートを抜けた。リーグ戦の時にはBゲート前広場に出ている出店は無し。民民だけはオフィシャルショップ横で営業していた。店に群がっているのは、なぜか栃木サポばかりだった。

 バックスタンド観戦は久しぶりだ。天皇杯以外ではバックスタンドに陣取ることはない。去年はメインで見ているので2年ぶりということになるか。この日は少々風があったが、日が当たってぽかぽかと暖かかった。ちゃんと帽子も持って行ったのでまぶしくなくて良かった。観衆は4088人。昨年より100人ほど減っている。ただ、この日は毎年居る小学生〜高校生のサッカー小僧たちがほとんどいなかった。栃木サポは結構やってきていた。たぶん、ヴェルディよかたくさんいたと思う。この日はおとなしくしていたし、ゲーム後も淡々と帰って行った。

 リーグ戦のスタメンに名を連ねているのは加賀くらいというほとんどサテメンでゲームを迎えた磐田だ。リーグ戦でここ2ヶ月半にわたって未勝利という栃木とはいえ、きちっと退けたことは評価して良いと思う。点こそ無かったがカレンが2アシストと良い仕事をしたし、太田も復帰早々にゴールを上げ、リーグ戦で使えるめどが立ったと思う。CBのばたつきとサイドの守備に不安が残るがチーム状態はどん底を抜け出したように思う。ダービーに向けて良い準備をして欲しいと思う。





08/11/01(Sat) 明日は天皇杯4回戦

 明日の天皇杯栃木戦、監督はメンバーを大幅に入れ替えて望むらしい。能活・前田・加賀はリーグ戦優先でメンバーに入れない。さらに、ケガから復帰の西・成岡あたりをスタメンで使ってくるようだ。岡田のスタメンもあるかも。ま、残留してもらわなければイケナイんでメンバーを落として戦うのは仕方がないと思う。ただ、メンバーを落として戦って勝てるのかどうかと言うと、これまた分からない。どんな相手だろうと大会の最初のゲームにはベストメンバーでいかなないと痛い目に遭うのがサッカーの常。本気で勝とうと思うのならメンバーは落とすべきではない。落とすべきではないが、今回は仕方ないかと思う。使われるメンバーはリーグ戦のためにも頑張って欲しい。
 で、もし勝った場合、対戦相手がガンバとなった場合、ゲームの日程が26日に変更になる。ガンバがACLファイナルに進出したからだ。その場合、22日の柏戦と29日の鹿島戦との間に入ってくることになりタイトな日程を余儀なくされる。何ともめーわくなハナシだ。これは対戦相手の栃木にとっても同じだ。彼らは今、J参入を巡ってしのぎを削っているからだ。しかも、栃木は2ヶ月半ばかりリーグ戦では勝っていない。前半走っていた栃木は、昨年同様後半失速しているのだ。目下、2位だが5位の富山との勝点差は4。残りのゲーム数は4。磐田同様に余談を許さない状況なのだ。負けてもしょうがないって思ってるかも?お、そおだ、ガンバがやらかしてくれれば無問題か。。。甲府相手にそれは無いか。