2月の話題

06/02/26(Sun) 豪雨・水溜まり、そしてキャンセル

  今日は、藤枝総合グラウンドでPSMの名古屋戦がありました。が、天候の悪化とグラウンドコンディション不良のために前半を終了したところで中止となりました。

 この雨はとーぜん予想されていたものでしたが、昨日は穏やかに晴れ渡り、軽やかに花粉も飛んで(笑)、今日の荒天を感じさせるものはありませんでした。明けて、今日は朝から強い風を伴った雨が降っていました。藤枝に向かう直前、中部南に大雨洪水警報が出ていることを知りました。ニョーボの『こんな天気でも行くわけ?』の声を背に藤枝に向かいます。

 途中、元同僚から電話。クルマで競技場に近づけないけど駐車場は?って話だったので、競技場付帯の駐車場は使えないこと、わたしは藤枝駅前にクルマを止めてシャトルバスに乗ることを伝えました。藤枝駅南駐車場クルマを止め、駅前のアピタで支度を整えて球技場に向かいました。乗車15分、降りて5分。土砂降りのスタジアムはスタンド下の通路に人がごった返していました。わたしは当日の荒天必至が判明した金曜日にチケットを買ったため、メインスタンドの屋根のあると思しきエリアに席を取りました。スタンドに上がると横殴りの雨はメインスタンドのほとんど席をぬらしている状況でした。濡れないのは一般の人が入れない柵の内側と、その前の4〜5列前まででしょう。そこも両サイドは濡れています。わたしの席はその柵のすぐ外側でしたが、席は濡れていました。それでも直接雨に打たれるよりは数段まし。わたしの周囲は、SS席ながらもっと下の方に自分の席があるお客さんで一杯。ま、わたしが席を買ったときの経緯から、たぶん空いていると思われますから堅いことは言わないことにしました。しかし、屋根が役に立っていないよ、このスタジアム。観衆は2,120人とのこと。もっといたように感じたけどなあ。

 ピッチがまた酷いです。センターサークル付近にでかい水溜まり。とメインスタンド寄りのタッチライン沿いは両ペナの外側以外は水溜まりか水含みの酷い状態。ボールは一発で停まります。水溜まりの中では力一杯蹴っても数mと飛ばなかったり散々。雨は今日の未明から降り続いているとは思いますが、交通網が寸断されるほど降っているわけでなく、ちょっと強い雨が降っているなくらいの状況でした。正直、この程度の雨でこんな酷い水溜まりが出来てしまうようではプロの公式戦は出来ません。磐田スタジアムであったら、もっとまともなピッチだったと思います。乾いた状態なら特にどうともない状態だと思いますので、見た目でだけでは分からないものです。

 そんなわけで、はじめは普通の通りにやろうとしていた両チームでしたが、次第にただ前へ蹴り合うだけのお小ちゃまサッカーになってしまって、サッカーになりませんでした。ただ、一瞬の隙を突かれて1点を失ったところは修正する必要があります。ディフェンスラインがそろってしまって上手く裏を取られていましたから。さらに、相変わらず攻撃の組み立てがはっきりしません。サイドも使えていないし、プレスも効いていなかった。天候、ピッチ状態を差し引いても、気になりました。とは言うものの、やはり今日のゲームは論評出来ないかなあと言うのが本音です。しかし、寒かったしケガが無くて良かったです。

 ってわけで、長めのハーフタイムを取って関係者が一所懸命にピッチの水取りをしていましたが、やがてゲームを続行するかどうかを競技中というアナウンスの後、結局、前半のみで打ち切りということになりました。ま、妥当な判断だったと思います。公式戦ならともかく、PSMということで、どーしても続けなくてはいけない理由はありませんし、開幕を1週間後に控えてケガをするわけにはいきませんからねえ。しかし、ゲームが途中でキャンセルになるなんて初めての経験でした。もっと激しい雨の中で観戦したこともありますし(磐田スタジアム)、極めつけは何シーズンか前の都田での国士舘大学戦で、今日なんか比較にならない大暴風雨が吹き荒れ、さらに視界のきかない中、プールのようになったピッチで90分きっちり行われました。あ、今思い出しました。そーいえば、ジュビロvsホンダの練習マッチが雷雨のために前半途中で取りやめになったことがありました。

 中止のアナウンスを聞いてすぐに席を立ちました。メインスタンド下にジュビちゃんペアがいましたが、一瞥しただけでバス乗り場に急ぎました。バス乗り場には『この駐車場は降雨時には水没します』の看板。確かに水溜まりがしっかりできていました。藤枝駅前で観戦仲間と待ち合わせをして、お茶をして帰ってきました。帰りも土砂降りの高速でしたが、浜松に帰ってくるとすでに小降りになっていました。



06/02/23(Thu) 欧州遠征代表選出

 昨日、28日のボスニア・ヘルツェゴヴィナ戦に向けての代表が発表されました。ジュビロからは、能活マコ福西の3名。村井が外れました。ってことで、村井はジュビロの練習に帰ってきます。村井自身は残念でしょうが、ジュビロにとってはうれしいことです。ファブリシオとの連携を磨いておいて欲しいものです。(ここで振るい落とすくらいなら最初っから呼ぶなよ、などと意地の悪いことは申しません)ここんところマコも使って貰ってないんですが、これはマコはもうOKだから他を試して見ましょうってことだと理解しています。理解して良いんですよね>ジーコ監督。

 さて、日曜日のPSMですが、どーやら雨っぽいです。しかも、まとまった雨が降るっていう話です。やだなあ。藤枝総合のサイド〜バックスタンドは芝なんだよねえ。メインも屋根小さいし・・・。
 駐車場に関してはオフィシャルサイトに記載があるとおり、運動公園付帯の駐車場は使えません。藤枝駅からシャトルバスが吉かと。藤枝駅までは、電車でもクルマでもご自由にってところでしょうか。




 

06/02/22(Wed) 前田戦線離脱

 前田の内転筋故障はちょっと重傷のようです。ケガそのものは昨年の9月のことだったんですが、予後が良くないようです。いったんは練習に復帰したものの、今季のキャンプはほぼリハビリ状態。まだ痛みが残ると言うことで開幕出場は絶望的になりました。長期離脱の可能性さえ出てきています。かつて、中山も苦しんだ故障です。今季前半は捨てるくらいの覚悟でであわてないでじっくり直して欲しいものです。
 さらに、カレンも膝の痛みがあるようです。プレーは出来ているようですが、今週中に精密検査を受ける予定だと言うことです。大事ないと良いですが・・・。もし、前田に続いてカレンも離脱となると、FWはいきなりスクランブルです。ってか、十分予想できる事態だっただけにFWをもう一枚取っておくべきだったと思います。今からでも遅くはありません、FW取りません?それにしても、ジュビロのメディカルスタッフは、少々、見立てが甘くありませんか?

 まあ、そんなわけで26日のPSMのFWは誰が先発するんでしょうか?清水戦と一緒かな?点を取れそうな臭いが全くしなかったワケですが、今度はどうでしょうか?この際だから、いっそのこと思いっきり若いの新人を抜擢しちゃう手も無いでは無いと、しろーとなわたしは思ったりします。


 

06/02/19(Sun) プレシーズンダービーマッチ

 プレシーズンマッチのダービーを見に行ってきた。公式戦じゃないんで観戦のページを使わないでここに書いてしまう。
 今季初の磐田スタジアム。雨が落ちてきそうな天候でちょっと寒かった。お客さんの入りも寒くて8,169人。清水側もあんまり来ていませんでした。この日の観戦位置はリーグ戦ならばロイヤルB席となるホーム側ベンチの後ろあたり。最前列。どこのスタジアムでも最前列ってのはびみょーな席なんだよね。追っかけギャルならいざ知らず、前過ぎて見づらい。しかも、磐田スタジアムは、最前列のさらに前に通路があって、通る人で鬱陶しいことおびただしいのよ。ニョーボを同道したわけだが、一緒に磐田に行ったのは99シーズンのチャンピオンシップ以来のことだったように思う。
 メインのプレス席に甲府の安間コーチがいた。甲府の開幕戦はホームで清水とだからね。しかも、開幕まで清水は公開ゲームがないんでここで見ておかないと見る機会がなくなっちゃうから。しかし、プレス席を用意しちゃうのか。目があったんで軽く会釈をしておいたが、『誰だったかなあ?』って顔をしていた。って、当たり前だよ。
 さて、ゲームレポート。

 スターター
  中山  藤井
    名波
船谷      西
  服部  ファブ
 茶野 菊地 秀人
    洋平 

62分 中山→カレン
71分 名波→成岡
73分 西→太田
84分 藤井→西野
88分 船谷→上田(交代はそれぞれ同じポジションで交代) 

 レギュラー級が5人いないとはいえ、もうちょい形を作ってくれないとねぇ。。。
 立ち上がりこそプレスが効いてボールも人も動いていたが、前半半ばになると中盤がルーズになり、パスが足下ばかりとなっていった。それとともに清水が攻勢に転ずるようになる。
 名波、船谷、西、ハットが頻繁にポジションチェンジ。中盤での連携はまあまあだが、FWとうまく連携が取れていない。予想されていたことだが、FWは何とかならんのか?点になりそうな気がしないんだが。で、相変わらず、攻撃に形が無い
 対する清水は攻撃も守備も決めごとがしっかりしていて、ちゃんと形を持っている。藤本ってのがやな感じだ。
 前半の半ば以降、プレスが落ちて中盤からサイドへのパスを押さえれなくなった。これで両サイドの裏を取られまくってピンチのてんこ盛り。(船谷絞りすぎだっての)藤本を誰が見るのかも曖昧で失点しなかったのは清水の決定力がアレだったからに過ぎない。それでも、後半は(清水の)中盤でのチラシを抑えることができて修正が効いた。
 中盤での横パスをかっさらわれてカウンターを食うことが多かったが、これをなくさないと勝てない。(服部ヤバ過ぎ)
 後半の半ば以降矢継ぎ早に選手を替えたが、右サイドの太田、FWのカレン、トップ下の成岡など代わって入った選手が良いリズムを作った。しかし、なかなかシュートまで行かれずに崩しきれなかった。
 。

 ファブリシオは使えると見た。運動量が多く、中盤での潰し役をきちんとこなした(後半限定)。足下もなかなか上手く、長いパスも出せる。空中戦も強い。チャンスがあれば積極的にシュートまで行っていた。さらにゲーム後のコメントが良いなあ。(公式サイト)
 現状での右サイドは太田だろう。2トップはカレンは決まりとして前田が戦線離脱してしまったので誰を使うか頭の痛いところだろう。が、今日の藤井は可能性を感じさせるプレーをしていた。運動量豊富で足下もしっかりしているんで組み合わせる相手次第では行けそうな気がする。

 考えてみたら、去年のプレシーズンマッチ緒戦はこんなんだったような気がする。ってか、もっと酷かったようにも思う。ベテランと呼ばれる選手たちが今よりやれていたかどうかはわからないが、若手の底上げは確実だ。昨年よりは閉塞感が少ない気がする。

 ゲーム後は出陣式。今年は簡単だった。社長のお話、磐田市長のお話、監督の挨拶。最後に中山。磐田市長の「ヤングジュビロ」の活躍を期待していますって話を受けて、「わたしもヤングジュビロの一員として頑張ります!」と中山隊長。きっちり笑いを取った。流石だ。





 

06/02/18(Sat) エコパ代表戦

 またまた、ほぼ1週間ぶりのご無沙汰です。滅多に泊まりの出張をすることの無いわたしが、3泊4日の出張に出ていましてね。で、今日はエコパでフル代表のフィンランド戦を見てきました。(同時開催のなでしこジャパンは後半10分過ぎあたりからしか見てません。)

 ジュビロの話じゃないんで手短に済ませますが、フィンランドしょぼ過ぎでつまらないゲームでした。アメリカ戦と違ってフィンランドは中盤でまったくプレスをかけてきませんで、ガチガチに引いて守ってしまいました。これをこじ開けるのに苦労したのですが、中盤はきちんと機能していました。小野、小笠原、福西の連係はよかったですし、小野がよく動いて良いパスを配給していました。(中盤でガンガンプレスをかけられたらここまで来ていないでしょうが。)巻のポストも良かったです。村井も悪くなかったと思います。クロスがアレだったんで印象が悪いかも知れませんが、スタジアムで見る限りは、運動量が豊富でかつバランス良く守っていましたし、攻撃参加も効果的だったと思います。あとは久保が点取ったことが収穫かな。小笠の点は事故みたいなもんだね。



 

06/02/12(Sun) 鹿児島キャンプ

 ほぼ1週間ぶりのご無沙汰です。ご存じの通り、この間、チームは鹿児島でのキャンプを続けていました。大きなケガをする選手もなく、キャンプ自体は順調にメニューをこなしているようです。
 で、キャンプ中に3回の練習マッチが行われています。1戦目は鹿児島実業。2ゲーム目がロッソ熊本、そして、今日、3戦目の愛媛FC戦が行われています。鹿実戦は若手ばかりだったんでともかくも、ロッソ戦と愛媛戦は鹿児島に来ている中でのベストのメンバーで戦っているハズです。実際に見たわけではありませんのでちゃんとしたコメントが出来ないのですが、結果を見ただけではかなりしょっぱいなあという印象です。オフィシャルウェブでは実況してくれていましたが、これはいいですね。キャンプでの練習マッチまで実況中継(テキストですが)してくれるチームはなかなか無いんじゃないですか?松森、グッジョブ!誤字脱字はご愛敬と言うことで。)で、その実況中継を読むかぎりでは、チャンスを作る割には点にならないと感じます。あと、その実況に鰤塩の名が出てこないのが気になります。キャンプも残すところ明日1日。ちゃんと成果があったのでしょうか?

 ところで、昨日の代表(アメリカ)戦に能活・マコ・福西と出ていました。能活・マコはともかく、福西の出来は非常に良くありませんでした。チームが前半さんざんな出来だった責任の一端は福西の出来の悪さだったかも知れません。

 

06/02/06(Mon) 今季の公式戦日程

 ちょっと遅くなりましたが、今季のリーグ戦の日程です。まず、リーグ戦。
 1  3月 5日(日)14:00  アビスパ福岡   (静 岡)J SPORTS
 2    11日(土)14:00  浦和レッズ    (埼 玉)TBS(単)/SBS/TV埼玉(録)
 3    18日(土)14:00  京都パープルサンガ(磐 田) 静岡放送
 4    21日(火)15:00 アルビレックス新潟(新潟S)新潟テレビ21
 5    25日(土)15:00 川崎フロンターレ  (磐 田)BS1
 6  4月 2日(日)15:00 大分トリニータ  (大分S)BS1
 7     8日(土)16:00 FC東京     (味スタ)NHK総合
 8    16日(日)15:00 サンフレッチェ広島(磐 田)BS1
 9    22日(土)15:00 ジェフ千葉   (フクアリ)BS−i
10    30日(日)13:00 ヴァンフォーレ甲府(磐 田)BS−i/SBS
11  5月10日(水)19:00 ガンバ大阪    (金 沢)BS1
12     6日(土)15:00 名古屋グランパス (静 岡)J SPORTS/NHK静岡
   〜2006 FIFA World Cup ドイツ大会のため中断〜
13  7月19日(水)19:00 大宮アルディージャ(駒 場)TV埼玉/BS−i(録)
14    22日(土)19:00 セレッソ大阪   (磐 田)ShyPerfecTV!/SBS(録)
15    26日(水)19:00 横浜F・マリノス (磐 田)BS1
16    29日(土)19:00 清水エスパルス  (静 岡) BS−i
17  8月12日(土)鹿島アントラーズ
18    19日(土)名古屋グランパスエイト
19    23日(水)ジェフユナイテッド千葉
20    26日(土)ヴァンフォーレ甲府
21    30日(水)サンフレッチェ広島
22  9月 2日(土)ガンバ大阪
23     9日(土)アルビレックス新潟
24    16日(土)川崎フロンターレ
25    23日(土)大分トリニータ
26    30日(土)横浜F・マリノス
27 10月14日(土)大宮アルディージャ
28    21日(土)アビスパ福岡
29    28日(土)浦和レッズ
30 11月11日(土)セレッソ大阪
31    18日(土)FC東京
32    23日(木)京都パープルサンガ
33    26日(日)清水エスパルス
34 12月 2日(土)鹿島アントラーズ

 しかし、なんでホームゲームが続いたりアウェー連戦だったりと偏ってるんでしょうか?


 次にヤマザキナビスコカップ
第1日 3月29日(水)19:00 セレッソ大阪(長居)フジテレビ739(録)
第2日 4月 5日(水)19:00 大宮アルディージャ(磐田)
第3日   12日(水)19:00 ヴァンフォーレ甲府(小瀬)
第4日   26日(水)19:00 大宮アルディージャ(駒場)フジテレビ739(録)
第8日 5月18日(木)19:00 ヴァンフォーレ甲府(磐田)
第9日   21日(日)15:00 名古屋グランパスエイト(鴨池)


 

06/02/02(Thu) 先日の記者会見

  飯田産業祭で忘れていたんですが、新体制の発表の日に新入団選手の会見がありました。今年は3人だけと、さびしい会見だったんですが、それはともかく。。。

 まず、ファブリシオが覚え立ての日本語であいさつをしました。もちろん、さわりの挨拶だけですがね。次ぎに犬塚が挨拶したわけですが、ファブリシオのあいさつをまねて、わざとたどたどしい日本語で話し始めました。わたしは正直、不愉快でした。笑いを取りに行ったつもりなんでしょうが、ファブリシオに対して実に失礼な振る舞いだった思います。誰も知る人のいない(と思われる)国に来て、その国の言葉を覚えて、一日も早くチームに馴染もうとしている選手を茶化して何が面白いのか?ファブリシオもカチンと来たに違いありません。犬塚に対して「今度はポルトガル語で挨拶してくれよ」反撃していました。
 それともう一つ。あの時の記者会見は、ジュビロの選手としての最初の会見です。つまりプロ選手としてのスタートラインなわけです。各種プレスが顔をそろえて、いろんな場面で報道されるわけです。通常のニュースで流され、一般紙にも載るわけです。フォルツァジュビロの取材じゃないんだからおちゃらけ会見が許される場面ではありません。仮にも大卒なんだから、TPOをわきまえた行動を取れなければなりません。社会人として失格です。彼は少し勘違いをしているように思いました。