1月の話題
 
04/01/31(Tue) 今季前半ののマッチメイク

 まずは、リーグ戦から参ります。

 1.3/13(土) 19:00 vs東京V(ヤマハ)
 2.3/10(土) 15:00 vs名古屋(豊田) 名古屋TV、SPTV!
 3.4/ 3(土) 16:00 vs浦和(ヤマハ)  J SPORTS
 4.4/10(土) 15:00 vsC大阪(長居)  BS
 5.4/14(水) 19:00 vs柏(日立台)  BS−i(録)
 6.4/17(土) 16:00 vsFC東京(ヤマハ)  BS−i
 7.5/ 2(日) 15:00    vs清水(静岡) BS<
 8.5/ 5(水) 15:00 vs大分(ヤマハ)  SBS、J SPORTS
 9.5/ 9(日) 15:00 vsG大阪(万博) BS
10.5/15(土) 14:00 vs横浜(磐田) NHK総合
11.5/ 23(日) 15:00 vs新潟(新潟S) BSーi
12.6/12(土) 15:30 vs市原(ヤマハ)  SBS
13.6/16(水) 19:00 vs神戸(ヤマハ)  SBS(録)
14.6/19(土) 19:00 vs鹿島(カシマ)
15.6/26(土) 15:00 vs広島(ヤマハ) SBS(録)


 続いて、ナビスコ杯グループリーグ(B組)です。

1節 3/27(土) 14:00 vs新潟(ヤマハ)
2節 4/29(木) 15:00 vs名古屋(瑞穂陸)
3節 5/29(土) 14:00 vsG大阪(ヤマハ)
4節 6/05(木) 14:00 vsG大阪(万博)
5節 7/17(土) 19:00 vs新潟(新潟S)
6節 7/24(土) 18:30 vs名古屋(鴨池)


 最後に、ACLグループリーグの日程です。

1節 2月11日(水)vs全北現代(韓国) 14:00 Gang Chang Hak Stadium(Seogwipo City)
2節 2月25日(水)vsテロ=ササーナ(タイ) 19:00 Yamaha Stadium(Iwata)
3節 4月 6日(水)vs上海申花(中国) 19:00 Yamaha Stadium(Iwata)
4節 4月22日(水)vs上海申花(中国) 19:30 Shanghai Hong Kou Stadium(Shanghai)
5節 5月12日(水)vs全北現代(韓国) 19:00 Yamaha Stadium(Iwata)
6節 5月19日(水)vsテロ=ササーナ(タイ) 18:00 Suphachalasai National Stadium(Bangkok)




 
04/01/25(Sun) 今シーズンの陣容

 今シーズンの陣容です。

  【トップチーム】
     監 督         桑原  隆
     ヘッドコーチ      堀井 美晴
     コーチ兼サテライト監督 大石 和孝
     GKコーチ       森下 申一
     フィジカルコーチ    渋川 賢一
     先乗りスカウト     大石 隆夫

  【サテライトチーム】
     監督兼コーチ      大石 和孝
     フィジカルコーチ    菊池 忍

  【ユースチーム】
     監 督         内山  篤
     コーチ         吉田 光範
     GKコーチ       大橋 昭好

  【メディカルスタッフ】
     PT          マ ル コ
     PT          宮村  司
     トレーナー       始澤 輝雄
     トレーナー       村田 隆郎
     トレーナー       佐々木達也

  【通訳スタッフ】
     英語・西語・葡語    赤阪 弘昭

  【マネージャーグループ】
     トップチーム(チーフ) 尾畑 正人
     トップチーム      武藤 輝久
     サテライト       キム=テジュ

  【選手】
GK佐藤 洋平
DF鈴木 秀人
DF上本 大海
MF河村 崇大
DF田中  誠
DF服部 年宏
MF名波  浩
FWグ ラ ウ
FW中山 雅史
10MF藤田 俊哉
11FW西  紀寛
12GK山本 浩正
13FW川口 信男
14DF山西 尊裕
15MF森下 仁志
16GK高原 寿康
17DF太田 吉彰
18MF前田 遼一
19MF成岡  翔
20MF大井健太郎
21GK松井 謙弥
22MFカ レ ン
23MF福西 祟史
24FW松下 幸平
25DF加賀 健一
26DF西野 泰正
27DF菊池 直哉
28FW船谷 圭祐
29FWガヴィオン

 ブルーが新加入選手、赤字は背番号が変更になった選手です。
 今年の登録メンバーは以上の通りですが、背番号の決め方なんかは例年通り、基本的に移籍で空いたところに、新加入の選手をあてはめているようです。

 


 
04/01/22(Thu)  今季、始動!

 20日にクラブから今シーズンの陣容の発表があり、翌21日から合同練習が始まりました。今年も余所のチームより早めのスタートとなっています。俊哉移籍!?なんてハナシも飛び込んできて、なんとも気のもめるスタートとなりました。俊哉はふつーに練習に参加しています。

 入団発表も20日に行われまして、移籍の森下や新加入のカレン、松井、松下、船谷の紹介もありました。で、グレミオからガヴィオンの加入も発表されていました。。。カレンのコメントの中に、『レヴェルの高い中で自分試してみたい』という言葉と、『私生活を直して・・・』という言葉が同居していてちょっと微妙。っていうか、私生活云々ってのが気になりますが。。。それと、ガヴィオンを紹介する中日新聞の記事の中で、「元磐田のアジウソンの推薦」って書いてあったんですが、アジウソンはグレミオの監督ですよね。つまり、ガヴィオンは干されていた、ってことになりません?ここもちょいびみょー。(しかし、これで23歳ですか。)

 ユニも新しくなりました。襟元が変更になって、ブルーが少し濃くなった印象。かつてのように、もっとネイビーの部分を増やして欲しいと思うAGATHAです。しかし、毎年変えるか〜。また買わなきゃなんないじゃん。もっとも、天皇杯仕様のヤタガラスが入るから、変えてもらった方が思い切って買いやすいことはあるんですけどね。あと、胸にYAMAHAと入ったACL仕様のユニも準備されているようです。こちらも販売されるというハナシです。(物入りだあぁ〜)

 さて、昨日から合同練習が開始されたわけですが、桑さん、所信表明の文書を刷って選手に配ったとか、その枚数が3枚。なにやら気合い入っています。練習に始めの施政方針演説?でジュビロもわたしも強運の持ち主、とか曰ったとの由。言うなあ〜、桑さん。(笑)

 で、練習初日ですが、中山隊長が不参加だったとのこと。読売新聞によれば、股関節の診断のためにドイツに行っているということでした。悪くないと良いんですが。。。鶴。

 


 
04/01/16(Fri)  鹿児島キャンプの日程

 今日の中日新聞に鹿児島キャンプについて載っていました。キャンプの会場はいつもの通り鴨池陸上競技場。練習は27日から2月4日まで、午前・午後の2回練習。30日に九州大学選抜と2月1日には鹿屋体育大学と4日にはJチームと練習マッチを行う予定。俊哉と福西はフル代表の合宿とゲームのために合宿には不参加。前田・西野・成岡・菊地はU23の合宿のため2月3日、3日だけの参加となるとのことです。ダイジョブなのかな。。。

 今日、金曜日から若手選手の合同自主トレが始まりました。参加選手は、大海、太田、大井、加賀、松井、 松下、船谷。なんですが、マコ、秀人、山西あたりも参加していたようです。新聞によると18日にはカレンも参加の予定だとか。


 
04/01/12(Mon)  俊哉移籍?

 昨日の日刊スポーツに神戸が俊哉にオファーを出しているという記事がありました。その中で、俊哉の契約がこの1月で切れると記載がありましたが、これは事実誤認ではないでしょうか?俊哉は来年の1月までの契約だったと思います。さらに、今日付では俊哉がクラブ側の対応に不満を持っているような報道。もともとの契約が6ヶ月のレンタル移籍で延長のオプションが付き、というものでユトレヒトがそのオプションを行使しなかったって話を、磐田が無理矢理呼び戻したように書くのも事実誤認。さらに、俊哉が『オファーがあったことは何も聞かされていない。』などと書いてみたり。。。契約期間が残っている選手に関しては、クラブ側の書面による承諾無しでその選手との交渉はできないことになっています。社長の話だと9日に神戸からオファーがあって、きっぱりと断ったってことですから、前述の移籍交渉のルールに従えば、神戸との移籍交渉などあり得ない話のハズなんですけどね。日刊はサッカー記事をたくさんフォローしてくれていて良い印象を持っていたのですが、これは飛ばし同然じゃないですか。ちょっとがっかりです。

 


 
04/01/11(Sun)  もう一つのジュビロ

 10日の土曜日、ジュビロスタジアム(今シーズンからは、正式名称のヤマハスタジアムと呼ぶべきでしょうが)で、ラグビーのジュビロ(ヤマハ発動機ラグビー部)のゲームがありましたので行ってみました。サッカーのジュビロ(ややこしいんで、便宜上ジュビロ、ラグビー部と呼び分けます。)とは直接関係ありませんが、シーズンオフということでおつき合い下さい。

 さて、トップリーグのゲームを見に行くのはこの日が初めてでした。12月にもサントリー戦があったのですが、天皇杯の2回戦とかぶってしまっていたので、都田を優先しました。で、ジュビロスタジアムでどんなふうにラグビーが行われるのか非常に興味深いことでした。サッカーの時は有料となっているヤマハ所有の駐車場が無料で開放されていました。Cゲートをくぐり、ゴール裏を通ってバックスタンドに向かいました。ゴール裏はメディア専用となっていて、一般の観客は入れないようにテープを張ってありました。客席越しにピッチを見るとラバーを貼ったゴールポストが目につきました。この日は、バックスタンドのほぼ中央(A自由席と呼ばれる席種。ジュビロのゲームではジュビロAシートというシーズンシートになっている場所。)に席を確保しました。見下ろすピッチには、とーぜんセンターサークルもペナルティエリアもありません。それに代わって、10mラインとか22mラインなんかが引いてあるんですが、ピッチそのものは違和感を感じませんでした。

 キックオフの50分ほど前に着いたんですが、割とたくさんのお客さんがいました。とりあえず、昼食。ジュビロのゲームの時に売られているカレー丼がこの日もありました。あとで気づいたんですが、Bゲートの外で、いろんなお店がお弁当を売っていたようで、コンテストみたいなこともやっていたようです。こおゆうのなかなか良いですね。ジュビロスタジアムは食べ物が美味い、とか売りを作れますよね。

 キックオフが近ずいてくると周囲にお客さんが増えてきたんですが、わたしが座っていたあたりはコアなファンが集まってくる場所のようで、みなさん顔見知りの様子でした。中にはレプリカユニを着たヒトも数多く見られました。ま、サッカーで言えば、ゴール裏のようなところでしょうか?入場に際して渡されたシート(っていうのかボード)を掲げてコールしていました。このシートには、表に"Try!"裏に"Go! Go!"と書いてありました。ハーフウェーラインあたりに集まって応援することは初めて知りました。ただ、隣接するブロックにはセコムの応援団が居たりして、いざこざは起きないのか心配になりました。ラグビーファンにはサッカーファンみたいに暴れるヤツはいないのかな?そーいえば、わたしが飯を食ってるときにスグ前の席に大きなバッグ(バックの中はカメラとレンズがぎっしり。プレスと書いた腕章もありました。)を降ろして座ったおっちゃんが、「ここは日本一のラグビー場だね〜。」って言っていました。『おいおい。球技場ならまだしもラグビー場かよ。』まあね、スタジアムはヤマハ発動機の持ち物ですから、ラグビー部が使うのには何の問題もないワケで、まさにホームスタジアムなのですよ。でも、サッカー部がJリーグに上がってからだけでも10年、東山サッカー場だったころも含めれば20年以上にわたってサッカー場として使われてきて経緯を無視した発言には正直あきれました。あまりにイタイ発言に話しかけられた知り合いとおぼしきヒトもどう反応して良いのか戸惑っていたようでした。このおっちゃんにはラグビー周辺しか見えないのかも知れません。
 そんなわけで、スタンドの風景は少し違和感っていうか、普段と違う雰囲気が漂っていました。わたしがコアなファンの真ん中に陣取ってしまった居心地の悪さがつきまとっていたのは否めません。ただ、サッカーと違ったコールは新鮮でした。女性の声がほとんど聞こえない野太い声もこれまた新鮮でした。そうそう、スタジアム内限定のFM放送も流されていました。解説者はラグビー部の方だったんですが、お相手が新井真奈美さんだったのにはビックリしました。こんな仕事もしているのか、と。あと、隣の放送ブースにFM HARO!の垂れ幕が出ていましたので、中継していたのかも知れません(未確認)。

 ゲームは、ヤマハが前半の早い時間帯に立て続けにトライを取ってゲームを優位に進めました。FWの集散が速く、よく攻撃の起点を作っていた様に思います。ところが、前半の終盤からセコムの流れとなり、後半は押し込まれる場面が増えてきました。それでも、バックスのねばり強いディフェンスで連続攻撃を受けてもよく持ちこたえていました。2トライは取られましたが、取られたら取り返す頑張りを見せました。実は、01/02シーズンの関西Aリーグ時代に1試合だけ見たんですが、その時に比べて、面白いゲームでした。そして、ずいぶん洗練されたラグビーになっているような気がします。

 
04/01/09(Fri)  シーズン当初の予定 など

 今シーズンのシーズン当初の予定(代表&五輪代表を含む)が流れてきましたので、ちょっとまとめてみます。

1/20(火)        04シーズン体制発表
1/21(水)        練習開始
1/26(月)〜2/4(水) 鹿児島キャンプ
1/26(月)〜2/1(日) フル代表トレーニング
2/3(火)〜6(金)    フル代表トレーニング
2/7(土)         フル代表vsマレーシア(親善試合)《カシマ》
2/8(日)         五輪代表vsイラン五輪代表(親善試合)《さいたま》
2/8(日)〜11(水)   A代表トレーニング
2/11(水)        五輪代表vsロシアフル代表(親善試合)《エコパ》
2/11(水)        ジュビロvs全北現代(ACL一次予選)Away《済州島?》
2/12(木)        フル代表vsイラクフル代表(親善試合)《霞ヶ丘》
2/18(水)        フル代表vsオマーン(W杯一次予選)《さいたま》
2/21(土)        五輪代表vs韓国五輪代表(親善試合)《長居》
2/22(日)or25(水)  ジュビロvsテロ・ササナ(ACL一次予選)Home
3/1(月)         五輪代表vsバーレーン(アジア最終予選)《UAE》
3/3(水)         五輪代表vsレバノン(アジア最終予選)《UAE》
3/5(月)         五輪代表vsUAE(アジア最終予選)《UAE》
3/6(土)         ゼロックス=スーパーカップ(マリノスvsジュビロ)《霞ヶ丘》
3/13(土)        Jリーグファーストステージ第1節
3/14(日)        五輪代表vsバーレーン(アジア最終予選)《日本》
3/16(火)        五輪代表vsレバノン(アジア最終予選)《日本》
3/18(木)        五輪代表vsUAE(アジア最終予選)《日本》
3/27(土)        ヤマザキナビスコカップ予選リーグ開幕
3/31(水)        フル代表vsシンガポール(W杯一次予選)



 しかし、何という日程なんでしょう!2月に代表戦や五輪代表戦が目白押しなんて、あり得ない日程になっています。書きませんでしたが、2月22日、25日、28日とA3が入ってきます。今年は韓国で開催でしたか。マリノスさんご苦労様です。

 さて、そのフル代表の候補にジュビロからは、福西と俊哉が選ばれています。福西の足は大丈夫なんでしょうか?さらに、五輪代表候補には、前田、西野、菊地、成岡が選ばれています。ジュビロのキャンプはどうなっちゃうのか?

 
04/01/08(Thu)  今季スローガン&移籍情報

 "突破(2002)"とか、"超戦(2003)"とか、このところ毎年、漢字二文字でその年のスローガンを表しているジュビロですが、今年の漢字二文字は『羅針』だそうです。羅針盤の羅針です。ま、コンパスの針って意味ですね。で、何が針なのかというと、社長はこんなことを言ったようです。「ぜひともアジア王者となって、05年開催予定の世界クラブ選手権にアジア代表で出場したい。ジュビロにかかわるすべての人が、世界に向けて正しく進むためのコンパス(羅針)を胸に戦い抜きます」再びアジアの王者に、そして世界へ!ってことなんでしょうが、国内の戦いも軽視はしないとも言ってはいます。

 そんなワケで、今年は再びアジアでの戦いに参戦です。ひじょーにタイトな日程になりますが、選手の皆さんには、ホントに頑張って頂きたいと思います。今季の始動は20日からのようですが、それまでの短いオフを充分に堪能して鋭気を養って頂きたいと思います。しっかり休んでね。公式戦は、(まだ正式にはアナウンスされていませんが)2月11日の韓国でのACL、アウェーゲームからのようです。

 しかし、なんですね、今年の2月はメチャメチャな日程ですね。っていうか、以前は、2月には(Jのプレシーズンマッチを除いて)ほとんどゲームらしいゲームなんてなかったのに、今年はクラブレヴェルでは、ACLとA3が行われ、フル代表は親善マッチに+W杯1次予選、さらには五輪代表の親善試合。。。日程が頭に入り切りません(笑)。今年は、おちおちボードしにゲレンデに行ってられないかも。。。

 さて、移籍の話ですが、グレミオのガビオンはどうやらホントに来るようです。何か、今日付の日刊スポーツだと、ガビオンの移籍は既出、みたいな書き方でしたが。。。それと仙台の山下(福岡からのレンタル?)、これも本気で取りに行くようです。よっさんは、ユースのヘッドコーチに就任のようです。新体制は20日に発表との由。

 今日のたっぷりスポーツ館(NHK静岡ローカル、たっぷり静岡のスポーツコーナー)に桑サンが出てきました。今季のキーワードとして、冒険(FW)、展開(MF)、危機管理(DF)という言葉を上げていました。さらにボールに、奪取とサインしていました。


 
04/01/03(Sat)  元旦、国立霞ヶ丘

  明けましておめでとうございます。今年も日記をご贔屓に。

 年末から年始にかけて北海道に行ったり、ニョーボの実家に帰省していたりでバタバタしていました。その合間を縫ってコクリツに遠征してりしてバタバタに拍車がかかっています。北海道にはリナザウを持って行って、ページの更新が出来る態勢は作ってあったんですが、全然そんな気にならなくて(だってリゾートしに行ったんだもん。)27日のセミ=ファイナルも携帯電話でチェックしたり、生観戦組の情報なんかで大体の感じはつかんでいました。日記を更新しようとすればできない訳ではなかったんですが、まぁほらリゾートでまったりの日々をだったんで、そおいった日常はまあいっかってところで。。。

 で、今回のコクリツ遠征の記はニョーボ実家にリナザウを持ち込んでて、折りを見て書き連ねています。写真は撮りましたが、リナザウでは加工出来ませんので、後日、優勝おめでとうページでも作ってどどーんと公開致します。乞うご期待!


   さて、決戦の朝。夜明け前には起床のAGATHAでありました。「えー、元旦から出掛けるわけぇ。」なニョーボ殿には、とあるものをプレゼントすることで懐柔。「エスパが勝ったら、行きたかっただろ。」の問いには「行かない!」とキッパリ。『あーそうですか。でもおいらは違うんだよん。』
 元日をコクリツで迎える。日本リーグのころはサッカー選手の夢のようなものであったらしい。Jリーグが発足して多少変わったかも知れませんが、元日にファイナルを迎えるってのはやっぱり選手にとってもファンにとっても特別なことじゃあないでしょうか?少なくともわたしにとっては、積年の夢がかなった今年でありました。
 朝、8時前に家を出ます。駅までの道を足早に歩きます。静まり返った家々の様子と軒先のお飾りで今日が正月であることを実感します。酔狂なのかなあ、やっぱり。

 浜松駅でY氏と落ち合い東京へ。自由席がベタ混みの様子に慌てて指定席を購入する。元日に出歩くヤツなんてろくにいねーだろうと高をくくっていたらとんでもないことでした。しかも、一目で国立へ向かうと分かる人々が多数。
 10時半ちょい過ぎに千駄ケ谷駅に到着。一計を案じて、直接スタジアムに向かわず、アウェー自由席の列並びが伸びているであろう方向を経由しながら向かいましたが、全く余裕。列はスタジアムを取り巻くブロックから外へは出ないどころか、スタジアム西側の公園の中にも入っていない状態でした。磐田からのツアーバス(16台とのこと)が到着する前に列に並べたのも勝因か。まもなく列整理。そして開門。一番メイン寄り(通路挟んでSA席)中段の席をゲット。ここならロイヤルボックスに上がってカップを持ち上げる選手たちをカメラで十分狙える位置でもあります。列並び中に目撃した大きな方のY氏がゲートをくぐるのを発見。何度かけてもなぜか電話がつながりませんでしたので追いかけて声をかけました。電話を家に忘れてきてしまったとのことで、納得。ほどなくN氏、M女史も合流。何も示し合わせた訳でも、連絡を取り合った訳でもないのに、よくご一緒するんですよね。

 自由席はアウェー扱いのジュビロサイドから埋まって行きました。キックオフの1時間前にはジュビロサイドは空席が見えなくなっていたように思いました。セレッソサイドも30分前には一杯になっていたと思います。最終的には51,000余の観衆で埋め尽くされることとなりました。ま、完売だった訳で当然と言えば当然。

 天皇杯の決勝って、2度目の生観戦になるんですけど、贔屓チームが出場するのは今年が初めてです。わたし自身のテンションが前回と段違いなのは当然なんですが、いつも見ているJ以上に指定席と自由席の温度差が大きいような気がしました。例えば、見慣れた磐田スタジアムのゲームでは、例えばメインスタンドの観客は概しておとなしく、得点シーンで立ち上がったりする人はごく少数です。(わたしは、そのマイノリティ。)でも、大事なゲームや、チャンピオンシップの時などは、わたしがびっくりするようなノリで、総立ちになったりします。
 今回は、たまたまSA指定席に隣接するエリアにいて、さらに内側を俯瞰出来る場所に位置していたんで特にそう感じたのかも知れません。ま、これは無理もない話で指定席の多くはカードが決まる前に既に完売に近かったわけですから、どちらのサポーターやファンではない人達がほとんどであると推察されます。両チームのファンから見れば単なるサッカー好きってことになるのかな。そんなわけで指定席はことさらにおとない雰囲気だったんですが、自由席もわりとまったりしたムードでした。列並びからのんびりでしたし、ゲーム前のサポ同士の煽り合いなんかもなかった。これについては、Y氏が絶妙の解説をしてくれました。いわく、「両方とも、こいつらが相手なら勝ったと思ってるんじゃない?」。

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 手持ちの時計は48分を回りました。表示されたロスタイムの3分台に入り、わたしの周囲は試合終了を待ち侘びています。選手は相変わらず激しく動き回っていますが、ベンチはそわそわしています。やがて、吉田レフェリーの右手が真っすぐ上がり、タイムアップを告げる笛が聞こえてきました。監督にかけより喜びを爆発させる選手、スタッフ。ジュビロゴール裏は、ブルーの紙テープが乱れ飛び、総立ちとなって歓喜の渦に包まれていました。コールが響き、わっしょいが繰り返されていました。
 ゲームが勝利で終わりましたから、当然、表彰式も見て帰ります。準優勝のセレッソの表彰が淡々と終われば、続いてジュビロの表彰です。ジュビロサイドが沸き立つ中を選手がロイヤルボックスに上がって行きます。一人一人の選手にメダルが渡され、各種カップが授与された後、最後に天皇杯が手渡されました。そして、カップを高々と掲げて勝利の雄叫び!こんなに早くこの日が来るとは感無量でした。
 ピッチに戻った選手たちは写真撮影の後、ヤンツーさんの胴上げ。この日44回目の誕生日を迎えた監督が何度も宙に舞います。ヤンツーさん泣いていたんじゃないでしょうか?続いて、菅野フィジコも胴上げされていました。やがて、ウィニングランに移ります。ゴール裏ではみんなそろって両手を高々とあげて歓喜に答えていましたが、選手は喜びを爆発させるというより、かみしめているといった風に見えました。その中で、印象的だったのが名波。いつもの無愛想は態度とは打って変わって、何度も何度も求めに応じてスタンドのファンと握手。最後は、履いていたスパイクをスタンドに投げ入れていました。対象的だったのがグラウ。退場してしまったためか、あの陽気な男が、しょげているような、少し自重しているよな感じにも見えました。でも、インタビューを終えてピッチを去る時には、ゴール裏にやってきて、いつも来ているアンダーシャツをスタンドに投げ込んで行きました。


 優勝セレモニーをすべて見届けてからスタジアムを去りました。勝った勢いで、調子に乗って新宿まで歩いてしまいました。歩く道すがら、ふっと 今日が元日であったことを思い出しました。元旦決勝って、けっこう浮世離れしていることなんだと再確認。東京駅で新幹線に乗ろうとホームに上がってみてびっくりジュビサポ多すぎ(笑)。席に着いて見ると、前も後ろも、横も斜め前も、斜め後ろも全部ジュビサポ(大笑)。浮世離れの大集団。浮いてたかも。
 わたしは、熱海で降りましたが、伊東で伊豆急に乗り換えたら同じ車両にセレッソサポの親子が乗っていました。これもビックリ。ってことで、元旦国立遠征が終わりました。が、まだ自宅に帰っていません(爆)。