6月の話題
 
03/06/29(Sun) 練習マッチ(vs産大)

 昨日、大久保グランドで静岡産業大学との練習マッチがありました。雨が心配な中を、雨対策完全武装して向かいました。が、寄り道がたたって大久保グランドに着いたときにはすでに15時を回ってしまっていました。第五駐車場も満車となっていて、臨時駐車場と言う名の草ぼーぼーの空き地に駐車することになりました。やっぱアレですね、皆さんゲームに餓えていらっしゃるんですね(笑)。

 グランドを取り巻く土手に昇ろうとしたときにホィッスルが聞こえてきまして、これをキックオフの笛と思ってストップウォッチを押しましたが、どーもさらに5分ほど前にゲームは始まっていたようです。しかし、たくさんいること。500人ほどもいたでしょうか、見学者。(大げさ?)この日はコートを南北にとっていましたので、ベンチのある見学スペースはゴール裏から見る形となります。しかも、出遅れたわたしの入っていくスペースはありそうもないので、イスも持参したことだし見学が許可されているスペースの南隅近くの土手の最上段で見ることにしました。


 ゲームは45分を2本行われました。1本目のフォーメーションはこんな感じ。

   前田  グラウ
     俊哉
 ジレ     ノブお
   服部 河村
  大海 田中 秀人
     アルノ

 得点は25分グラウ(PK)、30分グラウ、45分俊哉。(手もとの時計に5分足しました。)
   開始から怒濤の攻めを見せるも2度ほどの決定機を外し膠着状態に。好調を伝えられる前田ですが、オフザボールの動きが今ひとつ。ノブおを使うための長いボールが有効でした。30分のグラウのゴールはこのパターンで、ノブおがゴールラインぎりぎりから折り返し、ファーで待っていたグラウが頭で決めたものでした。攻撃よりも守備が気になりました。というもの、大海とマコの間を簡単に破られてアルノと1対1になる場面とか、ワンツーで真ん中を割られてシュートまで行かれた場面があったりと今ひとつピリッとしませんでした。


2本目
   西野  成岡
     名波
 太田      西
   菊地 福西
 山西  大井  挽地
     松下

 得点、8分名波、42分 大井!。


 なんだかこちらのチームの方がしっかりパスが回っている感じでした。8分の名波のゴールは、西がドリブル突破してゴールライン付近までえぐっての折り返しを頭で決めたもの。名波のこの手のゴールは珍しいことです。大井のゴールはCKからの流れで前線に残っていました彼が、成岡からのボールにスライディングで押し込んだもの。このクロスは低くて鋭い良いボールでした。その成岡、FWで使われましたが、まだまだですね。これまたオフザボールでの動きがよろしくありません。久しぶりのヤマちゃんもダメでした。西はだいぶ戻ってきた感じです。足の具合がねえ。。。福西はまだ戻ってないのかサボり気味でしたが、やることはやっていました(苦笑)。しかしなあ、福西よお、学生相手にケズるなよ。


 って具合だったんですが、来週からの再開がちょっと心配だったりします。ボランチのコンディション不良が気になりますね。さらに膝に爆弾を抱える名波もナビスコの出場は回避の方針なので、とりあえず水曜日のナビスコをどんなメンバーで戦うかってコトです。ヴィッセル戦に勝ってしまえばグループリーグ勝ち抜けはほぼ決定なので、何が何でも勝ちに行って欲しいんですが、土曜日にはアントラーズ戦が控えていて無理はさせられないですし。。。アウェーだし、アントラーズはナビスコがないし。。。さあ、インターバルは終わりです。


 
03/06/23(Mon) あんまりにもネタがないんで。。。

 このところ、あんまりネタがないんで、土曜日に見に行ったエスパvsグランパスの話でも書いちゃおうかな、と。で、もとよりジュビロファンには『エスパなんぞ(怒)!!』な御仁がいらっしゃることは承知の上なので、おれは該当するぞ!な方は今日の日記はパスすることをお勧めいたします。m(_陳謝_)m


 藤枝総合グランドは2度目になります。前回は昨年のSBSカップの時で、クルマを付帯駐車場に留めることが出来ました。しかし、今回はスタジアムへのアクセス道路はその日の朝から通行止め。グランドか2kmも離れた場所に留めなくてはいけません。これは、その時よりも観客が多いことが予想されることと、行ったことのあるヒトはお分かりかと思いますが、スタジアムの外からタダで見られてしまうんで、その対策のためかと思います。

 なワケで、今回は電車で行くことにしました。東海道本線(在来線のコトね)に乗るのは何と1年半ぶりなんだよね。自分でも驚いてしまいました。もともと、東海道本線の沿線に住んでいるワケではないし、出張もプライベートもクルマでの移動が主だから無理もないかな。久しぶりに乗ったからってワケではないと思いますが、車内で寝転けてしまって藤枝駅で危うく乗り過ごすところでした。総合グランドまではシャトルバスで15分ほど。スタンドに着きます。S指定席(アウェーサイド)はガラガラ。通路を隔ててSS席と接する場所にしっかりと席を確保。ペナルティアークより内側でありました。アウェーサイドとは言え、当然のように周囲はエスパファンばかりです。が、ところどころに、海に浮かぶ島のようにグランパスファンが点在しています。その中でいちばん元気良かったのがわたしの10列ほど前にいる男性のみの一段でした。彼らはしっかり赤いユニを身に付けていましたしグランパスの選手紹介には大きな声で反応していました。しかし、いちばん喜んでいたのはパルちゃんの踊りに対してでした。パルちゃんショーの始まりを告げるアナウンスに大喜び、パルちゃんが出てくると拍手拍手。そして、やにわカメラを取り出して撮影撮影撮影。続けて出てきたオレンジウェーブのおねいさん方もしっかり被写体になっていたのか言うまでもありませんが、ゲーム前のアトラクションをすっかり堪能していらっしゃる様子でした。つか、グランパスサポならずともパルちゃんは人気者なんだよね。元気でお茶目でしかも芸もあるって来てるからね。。。しかしよぉ、グランパスには最強の着ぐるみがいるぢゃんかよぉ。グランパスくんとかグララとかもやは存在そのものが芸だぜありゃ。歩くだけで拍手なんだからね。そこへいくと、顔色の悪い鳥とか言われちゃうジュ。。。(以下略)

 そー言えばこのゲーム。両チームがウォーミングアップをしている間、審判団もハーフウェーラインの辺り(ピッチの中で)でそろってアップをしていました。もちろん、レフェリーさんたちもアップはするでしょうが、選手と一緒にピッチでアップする姿はあんまり見たことがありません。あんまり見たことがないと言えば、グランパスのゴール裏は声出し隊がいませんでした。これも珍しいことでした。

 ゲームはほとんど見せ場のないままスコアレスドローに終わってしまい、消化不良な内容でした。それでもグランパスは外国人選手が一人も出ていなかったんでこんなもんなのかなあって思いましたが、エスパは。。。(代表選手がいないのはお互い様ですが。)そんなわけで、タイムアップの笛が鳴る前に席を立って、宴席の待つ浜松へ急ぎましたとさ。。。


 そーいえば、コンフェデレーションズカップ、敗退してしまったみたいですね。代表な選手の方々、お疲れさまでした。


 
03/06/22(Sun) 練習日程(6/23-6/29)ほか

 このところ、あんまりジュビロなネタがありません。で、小ネタをぽつぽつと。
 代表に行って怪我しちゃったゴンちゃんとフクですが、練習に復帰しています。ただ、まだ別メニューです。骨折の西も同様。ヤマちゃんがやっと帰ってきまして、フルメニューをこなしているみたいです。金曜に行われた浜松大学との練習マッチは7−0?で勝利。浜大のケンタ監督はもっとやれると思っていたらしく落胆していました。
 木曜日の夕方、NHKのローカルニュースで流されたグラウのライブインタビューで、やっぱりグラウくん小ネタを披露してくれました。ソックスからジュビロの小フラッグを取り出していました。インタビューは今までどこかで見たり聞いたりした内容でしたが、グラウの真面目さがにじみ出てきて良い感じでした。通訳さんが訳しやすいように言葉を区切って話す気配りにも好感を持ちました。

 ここんとこ1ヶ月半ほど書いてなかった練習日程です。

 

トップ

サテライト

06/23(Mon)

10:00(大久保)
16:00(大久保)

10:00(大久保)
16:00(大久保)

06/24(Tue)

10:00(大久保)
16:00(大久保)

10:00(大久保)
16:00(大久保)

06/25(Wed)

16:00(大久保)

16:00(大久保)

06/26(Thu)

16:00(大久保)

16:00(大久保)

06/27(Fri)

10:00(大久保)

10:00(大久保)

06/28(Sat)

15:00 vs 静岡産大(大久保)

15:00 vs 静岡産大(大久保)

06/29(Sun)

off

off





 
03/06/15(Sun) フィールドのサイズ

 昨日の話の続きなんですが。。。昨日の日記には書かなかったんですが、ジュビロスタジアムでラグビーをやるとして、フィールドの長さが足りるんかいなあって疑問があるんですね。サッカーのピッチは国際標準が105m×68mのハズで、日本でもJリーグなんかはこれにあわせてあると思いました。ラグビーは100m以内+10mm〜22m×70m以内。この"+"ってのは何かって言うと、ご存じと思いますが、ラグビーの場合はゴールラインの外側にデッドボールラインってのがあって、これが10m〜22mの間ってことになっているんですね。ってことは、最低でも120mほど欲しいってコトになるんですが、現在のピッチサイズでゴールラインの外側にあわせて15m欲しいことになります。そんなにあるかなあ?日本平や遠州灘くらいの余裕が有ればまるで問題ないんですけどねえ。ま、だから改修に入っているんでしょうケド。でも、どんな改修なんでしょう。7/2にはナビスコがありますから、それまでに終わらせなくては行けません。ってことはスタンドをいじるような大規模な改修ではなさそうですね。


 
03/06/14(Sat) ジュビスタの名が消える!?

 今日付け静岡新聞にビックリするような記事が出ていました。ヤマハ発動機は、現在ジュビロがほぼ独占使用しているジュビロ磐田スタジアムを同社ラグビー部のホームスタジアムとしても使用することを決め、名称も『ヤマハスタジアム磐田』に変更することをJリーグと磐田市に説明したとのことです。で、ラグビーが出来るようにグランドの一部改修作業にも入ったとのことです。使用するのは3ゲームほどだそうです。名称の使用は来シーズンから。さらに、ラグビー部は名称にジュビロの文字を使うこととか、ユニをサックスブルーにすることなども検討しているみたいです。(今は、かつてのヤマ発サッカー部に似た青地に赤い横線だったかな。。。)

 かつての東山サッカー場の頃からずっとサッカー部〜ジュビロが使っていたグランドをラグビーも使うってことで釈然としないムキもおありではないかと思いますが、まあ、地域密着型総合スポーツクラブへの第一歩ってことなら納得かなって思っています。Jの理念だしね、地域密着のクラブ作りって。スペインの話ですが、バルサなんかはバスケやハンドボールチームも持っていたように思います。国内でもアルビレックスはバスケチームがあったりしますよね。それと同じ様に、ジュビロもとりあえずサッカーとラグビーから初めて、いろんなスポーツチームと提携できると良いと思っています。ただ、今は社名がヤマハフットボールクラブなんでアレですけど。ラグビーはヤマハ発動機ラグビー部ですし。。。

 でも、慣れ親しんだジュビロ磐田スタジアムの名前が消えるのは心情的には寂しいですね。ラグビー部が名前にジュビロを入れるんだったら、スタジアムの名前にジュビロを残して欲しかった気もしますが、「ヤマハスタジアム」とすることでヤマ発としてもネーミングライツを行使してチームを支援できるってことなんでしょうか?味の素スタジアムやYahooBBスタジアムなんかとはちょっと違うような気がしますが。。。


 
03/06/12(Thu) ケガ人続出なんだが。。。

 おいおいおいおいおい。ケガ人ばかりぢゃないかい。中山に続いて福西もケガで代表辞退。二人とも肉離れなんだよね。コンディションが悪いのに無理しちゃったのかなあ。肉離れって無理すると長引いちゃうんだよね。アントラーズ戦に間にあって欲しいんだが、無理をしないで欲しいね。とりあえず、1週間くらいは完全休養でいいんじゃないのかな。あと気になるのは西の回復具合。全然情報がないんだけどどーなんだろうか?ヤマちゃんはもうダイジョブなのか?

 しかし、なんだな、これでコンフェデレーションズカップは全くどうでもよくなったな。なんかだんだん代表に興味が無くなって行くなあ。前任者のころはジュビロの選手が使われなくても興味が無くなることは無かったんだけどね。ジーコになってから、戦術無いし、サッカーつまんないし、勝てないし。。。。。服部よお、怪我すんなよなぁ。


 
03/06/07(Sat) ヤマハフットボールクラブ決算

 昨日付けの中日新聞にヤマハフットボールクラブの収支についての記事がありました。その記事によると、2002シーズンの(正確には03年3月期の決算)売上げが40億3600万円、経常利益が4億2400万円、当期利益が2億8900万円の増収増益。増収増益は4期連続とのこと。

 過去4期の収益は以下の通り。金額の単位は百万円
           売上げ  当期利益  平均入場者  戦績
99年シーズン   3,422  54  12,300  1st、年間王者
00年シーズン   3,198  87  12,500  
01年シーズン   3,779 142  16,700  1st、ナビスコ準優勝
02年シーズン   4,036 289  16,600  完全制覇
03年シーズン予想 3,293  20  15,500


 昨シーズン、チャンピオンシップが行われなかったことによる損失を、入場料収入、TV放映権料、グッズ販売などで3億円ほどと弾いているようです。お金より名誉をとったってこと?で、今シーズンの利益予想はかなり控えめになっています。ま、昨年の収支には高原、奥、大岩、浄の移籍金が入っているからね。タイトルが取れなければ、収入は少ないってことなんでしょうね。


 
03/06/03(Tue) ジュビロな話題ぢゃないけれど。。。

 リーグ戦がインターバルに入って、練習もお休みだし、メディアの報道もほとんどなくなってしまいました。昨年の今頃は、毎日ワクワクな日々を送っていましたが、なんか遠い昔のように感じられます。同じインターバルなのにエライ違いです。と言うことで、今日の日記は思いきりジュビロからは離れますが、ジュビロな話題も少ない時期と言うことでご容赦下さい。その上、今日は無駄に長いと来ています(詫)。ご勘弁下さい。


 土曜日の日韓戦、ご立腹の皆様が多いことと思いますが、ご同慶のいたりであります。このゲーム、生観戦してきましたワケですが、コクリツに行ったことを後悔させるに十分だった、と申し上げても異論のある方は少ないものと思われます。中盤での連携がまるで取れていませんでしたし、くさびのボールがまるで入らず、入ってもハードマークに潰されがち。これでは攻撃のリズムも何もあったものではありませんでした。こおゆうときにお約束の決めごとがあればもうちょいと何とかできたのかも知れません。ジーコ先生はチームに決めごとらしい決めごとは一切作らずに、すべてを選手に任せているようですが、今回のようにベストメンバーがそろわない上に、劣勢に立たされている時にはキビシイ気がします。これを打開できるのは個人技!と言うことになるんでしょうが、日本人選手にこれを求めるのは。。。だいたい、個人技やフィジカルでの不利をうめるための組織的なプレーだったハズなんですよね。特に、ディフェンスに関しては、前任者のように繰り返し繰り返し叩き込まなければいけないものだと思います。
 FWが叩かれてますが、あれだけ中盤からパスが出てこないんではねえ。来てもフォロー無いし。中山の動きの質自体は悪くなかったと思います。ま、彼の空けたスペースをもう一人のFWが旨く使えなかったのは事実なんですがね。点が取れなかったのは、FWのせいだけではない、と。。。そもそも中盤でのプレス弱過ぎ。前任監督の時のようにラインを高くとって、がんがんプレスをかけてボールを奪いカウンター気味の速攻。が、ゴールへの近道ではありませんか。ディフェンスは次の攻撃のためにするものではないのか、と。そんなふやけた中盤が機能しない中で、最終ラインは奮闘していました。後半、流動的に動き回る韓国の3トップを何とか押さえていただけに、名良橋の上がった後のサイドを破られての失点は悔いが残ります。第一義的にはボランチのカバーリングミスですよね。(第二義的には、秋田のブレイクが遅すぎたってことかなあ。)しかし、アン=ジョンファンよぉ、エスパでも点とってやれよ。


 さて、コクリツ遠征記です。当日、台風の接近で朝から激しい雨が降っていました。東京は遅れて荒れて行くはずなので、浜松で荒れている中を出かけて行って、荒れた中を列並びかよお。(今回は後援会の先行予約が無かったので、チケ争奪戦に参戦したのよ。で、取れたのがアウェー側カテ3(T_T)。カテゴリー3はエリア内自由席なのでイイ席を取ろうと思ったら早くから並ばなくては行けません。)萎える気持ちを奮い立たせて出かけました。東京へ向かう新幹線の中でもずっと、雨。とりあえずホテルにチェックインして様子を見ます。それでも、あんまりのんびりしていてもアレなので意を決して出発。大江戸線の国立競技場駅で降りて地上に出てみると。。。思った通り大混雑。一見しただけではどーなっているのか分からないので、列整理をしているおにいさんに2度ほど聞いて、列の最後尾を探します。千駄ヶ谷駅にほど近い位置に最後尾を発見。並びはじめは16:00頃。並びはじめてすぐに列が動き出します。どーやら開門したようです。すぐ前の男1人と女2人の3人連れ。盛んにチャンピオンズリーグの話なんかをしていました。サカオタなのね、と思って、聞くとはなしに聞いていると、
男「オフサイドって分かるよね?
女1「ん〜、びみょーに
女2「・・・・・
『おいおい微妙ってなんなんだい。』『分からねえのかよ。』なんか鼻白んでしまいました。並んでいる最中、激しく雨が降ってきましたので、あわててポンチョを取り出していると、後ろの男もポンチョを準備している模様。何気なく見るとFC東京のポンチョ。『ガスサポか?それとも青いポンチョを調達して来たのか?』オレのサックスブルーのポンチョを見て何と思ったであろうか?って、どお思われても別にいいんだけどね。

 入り口のチケットチェックを通ったのは17時ころでしたか?メインスタンドの8ゲートをくぐってみると、アウェーカテ3は3分の1ほど埋まっている感じ。バックスタンドのアウェーカテ3はほとんどヒトの姿が見られません。カテゴリー3の出足は案に相違して遅く、とはいえ、屋根の下の入れるほど早く着いたわけではなく、何となく中途半端。最初に座った位置はちょうど屋根の切れ目。左半身は屋根の下、右半身は屋根の外。屋根からのしずくがぽたぽたと鬱陶しい。ので、2席ほど外側にずれました。どーせ完璧に雨対策を施して来たからね。後から来た2人組が、2席明けて座っている私の姿に怪訝な顔を示しながらも「ここ空いてますか?」と。「どーぞ。」とわたし。しずくポタポタな話はしませんでした。どーせ気付くだろうし、イヤなら席を移るだろうからね。周りを見回すと、一番後ろでラブラブな2人連れを除いてはわりと落ちついた雰囲気のヒトたちが多がったですね。年齢層もわりと高め。ただ、スグ後ろに座っていたおにいさんが、どおやら鹿ファンならしく盛んにアントラーズがどおこおとか、カシマスタジアムがどーしたこーしたとヤケにアントラーズを主張していた(様に聞こえただけなのか?)。スグ前にすわってるおっさん(オレのことね)が見るからにジュビロファンと分かる格好をしているから意識していたのかも?しかも、このおにいさん、ゴール裏の応援の様を眺めながら「ナショナリズムだねえ〜。」を連発。『おいおい、ナショナリズムってのはこんなに薄っぺらいものなのかい。本物のナショナリズムってやつは。。。(以下略)』と思いましたが、思うだけにしておきました。ちなみにお連れさんはガスサポらしかったです。わたしの2列前の女性3人連れ、2人はふつーに青いものを着ているのに、残りの一人がやにわに韓国ユニを取り出して着ようとしているではありませんか。背中には"AHN"の文字が。。。やっぱり。でも、上から青いジャケットを羽織っていました。乙女心は複雑なのね。しかし、なんですね、ゴール裏(このゲームではカテゴリー4と呼ばれた。)でなくてもみんな青い物をまとっているんですね。W杯前には、こんなに青が目立たなかったような気がするんですが、キックオフが近付いてくると周りはどんどんと青が浸食して行きました。くだんの隣のおとっつぁんも席を立ったなあと思ったら青いTシャツ姿で再登場となってビックリしました。もう一つ驚いたのが、みなさんゴール裏の呼応して声を出したり手を叩いたりするんですね。わたしはあくまでも観戦なので、応援の声出しや拍手はしませんが、周囲は大きな声を出していました。最初はみんな立ち上がってしまうんじゃないかと心配になってしまいました。もっとも、劣勢の後半ともなると、すっかり萎れて声が出ていませんでしたが。。。

 ゲームの内容がアレだったんで、盛り上がりに欠けるような印象があるかも知れませんが、わりと盛り上がっていたような気がします。最初、韓国応援団に圧倒されかけていた応援も、アウェーゴール裏でウルトラスが本格的に応援を開始すると、韓国の応援団はかき消されてしまいました。少なくとも2001年8月のエコパでのオーストラリア戦よりはもりあがっていました。国立のなせるものなのか。日韓戦の故なのか、はたまたW杯でサッカーを覚えたサポが2002年の雰囲気に刷り込まれたのか。。。しかし、普段行き慣れている磐田スタジアムや日本平とはずいぶん雰囲気が違います。端的に言って若者が非常に多い。たぶん、Jのゲームでも磐田や清水以外のホームゲームは代表戦のように若い人ばかりなのかもしれません。たまに行くジュビロのアウェーゲームでも客層が違うなあと思うことが多いので、やはり磐田、清水が例外的な存在なのかもしれません。

 ゲーム終了後は、混雑を避けて早めに席を立ちました。ゴール裏からのブーイングを背中に聞きながスタンドを後にしました。ホテルから来た道筋を逆にたどってホテルへと戻りました。しかし、何ですね国立は施設は老朽化して最近の新しく出来たスタジアムと比べて、ずいぶんと見劣りするようになりましたが、スタジアムへのアクセスは抜群ですね。JRに地下鉄にと、ゲーム後もまったくスムーズにはけて行きます。この辺りのキャパシティは流石に都心の施設です。エコパぢゃ、こおはいかねーよなあ。未だに多くのビッグゲームがコクリツで行われる理由の一つがここにあるような気がします。



 明けて6月1日。何をしようかさんざん考えた挙げ句が、三ッ沢に横浜FCvs山形を見てきました(苦笑)。ゲームそのものは、0ー4で山形の勝ち。だったワケですが、面白みの薄いゲームでした。横浜は前半半ばにボランチが負傷退場してしまってバランスを崩してしまいました。流れが山形に傾く中で、センターバックが一発退場。そのFK(PKではない)をお粗末なディフェンスで叩き込まれてしまってからは一方的な展開になってしまいます。2点目は完璧な崩しで山形が得点。左サイドを破られて、さらにファーサイドからゴール前に斜めに走り込む選手を全くマークできていませんでした。0ー2で前半終了。後半、開始から横浜の攻勢。何度かチャンスを迎え、決定的チャンスも訪れましたが得点できず、直後に3点目を献上して万事窮した形でした。後半開始早々、レフェリーのジャッジに不満なリトバルスキー監督が給水ボトルを蹴り上げて退席処分になる一幕もありました。リティってもっと冷静なヒトだと思っていましたのでちょっと意外でした。ジャッジに関しては、確かに???な部分もありましたが、ニュートラルな立場で見ていたわたしから見て、妙なジャッジがどちらかのチームに偏って出現したわけではありませんでした。負けていた横浜の方がナーバスになってしまったってことなんでしょうね。ま〜、なんですね、山形もそんなに良いサッカーってワケではなかったんですが、横浜が悪すぎましたね。中盤がまるで構成できないところにもってきて、最終ラインの不安定なこと。FWが全くの孤立無援で、城はたびたび中盤での繋ぎの役までこなしていましたが、最後はキレてていました。どーせ中盤の組み立て何かできないんだから、裏を狙ってタテに蹴ったり、クロスを放り込んだりしても良かったんじゃないかと感じました。>横浜

 さて、久しぶりに三ッ沢に行ったワケなんですが、ちょっと古さが目立ちました。もっときれいなイメージが残っていたんですが、最後に訪れてからの幾星霜、無理からぬ話なのかもしれません。でも、こじんまりとした観戦しやすいスタジアムであることは確かで、ビッグゲームではない限り、J1で使っても悪くないスタジアムだと思います。バックスタンドの最上段での観戦だったわけですが、記憶の中のスタジアムよりもスタンドが低かったです。メインスタンドの高さくらいはあったもと記憶していました。わたしが座っていた席は、ハーフウェーラインとゴールラインの真ん中辺りで、ちょうど横浜ファンと山形ファンの境目に位置していました。(意図していたわけではありません。)レプリカの背中の"平田牧場+豚さんマーク"がキュート&ラブリーでいい味出してました。アウェーの山形サポはほとんどいないだろうと思っていましたので、かなり意外でした。もう一つ意外だったのは、応援団がゴール裏ではなく、JFLなんかでよくやるようにバックスタンドのアウェーサイドの陣取っていました。結構たくさんの声出し隊がいて、元気な応援でした。一方の横浜は、それほど多くない声出し隊が、なぜか二つに分裂していてなんだかなあでした。そもそも多くもないのに分裂してどーすると思いつつ、ガンバを連想した次第。もう一つ横浜絡みで驚いたのは横浜のユニの色。まんまサックスブルーやん。 しかも、めっちゃ濃い。ジュビロよりも鮮やかなサックスブルーなのよ。ホームユニは白基調でなかったかい、昨シーズンまで。ま、ともかくゲームは最後まで見ましたが、タイムアップの笛とともに立ち上がりました。わたしの左手は歓喜のウズ、右手は茫然自失または力なく席を立つ人たちが目立ちました。三ッ沢上町駅まで歩くフリエサポの背中が寂しげでありました。

 と、ふいにかつての三ッ沢遠征を思い出してしまいした。あの時は最終戦の前のゲーム。フリエ(当時のフリューゲルス)とジュビロともにまだ優勝の目が残っていての直接対決でした。首位を走るアントラーズが勝ってしまえば、両者の対戦結果なんてどーでもよくなってしまう状況ではあれ、もしアントラーズが負ければ、フリエ、ジュビロの勝った方は優勝戦線に踏み止まり得るといったシチュエーションだったように記憶しています。(こシーズンは、H&A2回総当たりのまっとうな1シーズン制で行われた唯一のシーズンです。)いても立ってもいられなかった私は、平日の横浜遠征の暴挙(笑)に出て辛くも終電を捕まえて帰ってきました。このゲーム、後半開始早々に前園のゴールで先制を許すものの、ドゥンガのFKで同点に追い付き、終了間際に服部が逆転ゴールを叩き込んで大騒ぎのうちに(ゴール裏で爆裂していたのよ)タイムアップを迎えました。結局はアントラーズが勝利したために三ッ沢での結果はどちらでも関係のないものになってしまいましたが。勝利の余韻を楽しむ間もなく席を立って駅に向かって歩く道すがら、抜け殻のような寂しげなフリエファンの背中をいくつも追い越して行ったことを思い出してしまったわけです。しかも、あの時の雪辱はもはや晴らせない。。。もちろん、今の横浜FCと当時のフリューゲルスは全く別のチームですから、当時の記憶とオーバーラップさせること自体がナンセンスでしょうが、寂しげな背中はおんなじ雰囲気をかもし出していました。あれから7年の歳月が流れまたんですね。