第三戦の大連戦に行ってきました。まあなんですなあ。今年は覚悟しいや！ってことと受け取って帰ってきました。

　久しぶりに国立に行きました。雨が心配でしたのでメインスタンドの後ろの方の席を取りました。実は、チケット発売後しばらくして買いに行った時には、前段しか売ってもらえなくて買わずに帰るはめにあっていました。その後、忙しくてチケットを買いに行く暇もなくて、結局、当日券で入場しました。第一試合の始まる直前にスタジアムに到着しました。代々木門ではメインスタンドはホーム側の席しかありませんでした。青山門にまわると、アウェーサイドのチケットもありました。後段が残っていたのはＳＡ席しかありませんでしたのでそれでよしにしました。先日、左肘の靱帯をのばしてしまったわたしは支払いにもたついてしましたが、その間に隣のブースで交わされている会話が耳に飛び込んできました。彼等はメインスタンド前段の、しかもとびきり前の方の席を快哉を叫んで買って行きました。『分かってないなあ。』そう思いながらわたしは支払いすませました。で、８入り口の私の席は思ったよりよかったです。ちゃんと屋根の下でした。ジュビロスタジアムで言うと、メインとバックが逆ですが、バックスタンド両端の立ち席中段あたりって感じでしょうかね。わりとちゃんとゲームが見られました。

　第一試合のアウェー側はソンナム。ゴール裏は真っ黄っ黄。ちゃんと組織されていたワケではないようでしたが、よく声が出ていました。わたしの周囲でも韓国語が飛び交っていました。ゴール裏の人たちは第二試合は見なかったみたいでジュビロファンと入れ替わっていましたが、わたしのまわりの韓国系の人々は第二試合も見て帰りました。第二試合の前半、私の前には大連のファンが（もちろん中国人）大騒ぎしながら応援していましたが、後半にはいなくなってしまいました。どこ行ったんでしょう？



　ゲーム後、久しぶりにあった観戦仲間のＹ氏夫妻と食事をして、お茶してから帰りました。奥さんは『久しぶりにあんな酷いゲームを見た。』と少々お冠でしたが、旦那さん方はこの大会のゲームは全部見ているとかであんまりショックなようではありませんでした。わたしもわりとショックが少なくて、「ソンナム戦よりだいぶまし。」と思っていました。今シーズンは辛いシーズンになりそうだなあっところは３人ともが共通した認識だったと思います。




　さて、細かい感想です。ボールは回るがボールは回るが勝負のパスが少ないです。オフ＝ザ＝ボールの動きが少なく足下へのパスばかり。クサビのボールが入らないので攻めにリズムが出来ません。たまに入ってもキープしたり、はたいたりのＦＷらしい動きができないために、なかなかゴール前に迫れません。西のＦＷはダメのようです。。。

　中盤のできが悪いことが気になります。名波、服部といったところの調子がいまいち。判断が遅いのか回りの動きが悪いのか玉離れが悪いです。ＦＷがアレなんで、もっと中盤の選手が前に出て行かなくてはイケナイのに。。。失点はＰＫだったわけですが、ＰＫを与えた場面は、左サイドペナルティエリアの角っこあたりにスペースを空けてしまい遅れて対応したために取られてしまったファールでした。


　後半は俄然ジュビロペース。左サイドをうまく攻めてたびたびチャンスを作っていましたが、点にはつながりませんでした。俊哉、福西と、この点ではいい仕事をしていました。途中交代出ててきたグラウもいまいち。西よりはボールに絡んでいましたが、二人とも所詮はＭＦ。西野を試して欲しかったあがたです。同じく途中交代のノブおも仕事らしい仕事をしないままに終わってしまいした。ノブの正しい使い方はスペースへのパス。右アウトサイドにはスペースがあったように思ったのですが。。。後半開始からの２０分に点が取れていたらもっと別の展開になっていたとも思います。後半はずっとジュビロの時間でしたから。。。

　数少ないながら収穫もありました。大海が無難にＣＢをつとめたことです。バックアップが少ないジュビロですからこれは明るい材料になります。秀人もヤマちゃんもふつーにこなしていましたから、課題はやはり得点力かな〜。。。




　鹿島vsソンナム戦も見ましたので、ついでだからそっちの感想も。いずれのチームもボールの動きが鈍くてまったりとしたゲーム。オフザボールの動きも悪いです。（ぼろぼろなジュビロだが、そのジュビロの方が明らかにパス回しが早い。）その中でソンナムはやる事が徹底して、これがこのチームのカラーなのかと思います。それは、中盤を省略して縦に急ぐサッカーで、一度サイドに開いた後、必ずロングボールを放り込んできます。これを１０番のサーシャが競り落として勝負に持ち込んで行きます。フィジカルに頼ったサッカーとも言えます。でも、これで９０分間アントラーズを押しまくってしまいました。そして、両チームとも点が取れないままにスコアレスドロー。ゲーム自体は面白かったのですが、Kリーグチャンピオンがこんなサッカーでいいのかなあって思いが残りました。一方のアントラーズもきっちり守ってドローに持ち込んだところは評価できますが、それ以外になにかありましたか？ってゲームでした。ま、人の事を言えるチーム状態ではありませんがね。一つ言える事は（セルヂオ風に）、今シーズンのチャンピオンチームはアントラーズでもジュビロでもないだろうってことです。

　デジタルカメラが壊れてしまいました。よって今回画像は無しです。ってか、しばらく無しのままかも。。。