第85回大会実施概要

名 称   第85回天皇杯全日本サッカー選手権大会
主 催   財団法人日本サッカー協会  社団法人 日本プロサッカーリーグ
共 催   NHK 共同通信社
主 管   都道府県サッカー協会
出場チーム 全80チーム
  J1-18チーム、J2-12チーム、JFL前期の上位2チーム(栃木SC、Honda FC)
  総理大臣杯全日本大学サッカー選手権大会優勝チーム(関西大学)、都道府県代表47チーム
日 程
1回戦   平成17年 9月 17 日 (土) 大学シードチームの出場
2回戦    9月19日(月・祝)
3回戦   10月 9日(日)J2チーム、JFLシードチームの出場
 (予備日)10月12日(水)※1
4回戦   11月 3日(木・祝)J1チームの出場
 (予備日)11月 9日(水)※2
5回戦   12月10日(土)
 (予備日)12月17日(土)※3
準々決勝  12月24日(土)
準決勝   12月29日(木)
決勝戦   平成18年1月1日(日・祝)
※1 高円宮杯第16回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会と日程が重複するため
※2 2005Jリーグヤマザキナビスコカップ決勝(11月5日)に出場するJ1チームが対象
※3 Jリーグの入替戦に出場するチームが対象


 出場チーム詳細
 ☆J1リーグ 18チーム(順不同)
  1.鹿島アントラーズ     10.アルビレックス新潟 
  2.浦和レッドダイヤモンズ  11.清水エスパルス    
  3.大宮アルディージャ    12.ジュビロ磐田 
  4.ジェフユナイテッド市原  13.名古屋グランパスエイト       
  5.柏レイソル        14.ガンバ大阪
  6.FC東京         15.セレッソ大阪  
  7.東京ヴェルディ1969  16.ヴィッセル神戸
  8 川崎フロンターレ     17.サンフレッチェ広島
  9.横浜Fマリノス      18. 大分トリニータ

 ☆J2リーグ 12チーム (順不同)
  1.コンサドーレ札幌     7.湘南ベルマーレ
  2.ベガルタ仙台       8.ヴァンフォーレ甲府
  3.モンテディオ山形     9.京都パープルサンガ
  4.水戸ホーリーホック    10.徳島ヴォルティス
  5.ザスパ草津        11.アビスパ福岡
  6.横浜FC         12.サガン鳥栖

 ☆JFLシード 2チーム[前期日程終了時の上位2チーム]
  1.栃木SC         2.ホンダFC

 ☆大学シード 1チーム [総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント優勝チーム]
 1.関西大学

 ☆都道府県代表 47チーム
  北海道:札幌大学            滋 賀:びわこ成蹊スポーツ大学
  青 森:八戸大学            和歌山:初芝橋本高校
  岩 手:グルージャ盛岡         奈 良:高田FC
  秋 田:TDK             京 都:佐川印刷SC
  山 形:山形中央高校          大 阪:アイン食品
  宮 城:仙台大学            兵 庫:パンディオンセ神戸
  福 島:FCプリメーロ         鳥 取:SC鳥取
  茨 城:筑波大学            島 根:FCセントラル中国
  栃 木:日立栃木            岡 山:三菱自動車水島FC
  群 馬:群馬FCホリコシ        広 島:佐川急便中国
  埼 玉:埼玉SC            山 口:徳山大学
  千 葉:柏レイソルUー18       香 川:高松FC
  東 京:佐川急便東京SC        徳 島:三洋電機徳島
  神奈川:東海大学            愛 媛:愛媛FC
  山 梨:韮崎アストロス         高 知:高知大学
  長 野:FCアンテロープ        福 岡:福岡大学
  新 潟:JAPANサッカーカレッジ
  富 山:アローズ北陸          佐 賀:九州INAX
  石 川:金沢SC            長 崎:三菱重工長崎
  福 井:丸岡高校            熊 本:ロッソ熊本
  静 岡:浜松大学            大 分:大分トリニータUー18
  愛 知:デンソー            宮 崎:ホンダロック
  岐 阜:中京高校            鹿児島:鹿屋体育大学
  三 重:三重中京大学          沖 縄:FC琉球


天皇杯とは
 プロ、アマを問わず、すべての第1種、第2種加盟チームが参加できる、
“日本最強のチーム”を決定するトーナメント大会です。
1996年、(財)日本サッカー協会創立75周年を記念して、天皇杯は
リニューアルのため、以下のような改革を断行いたしました。

「全国9ブロック制を廃止し、全国47都道府県から代表チームを選出」
「18歳未満・高校生などの第2種加盟チームへの門戸開放」

これにより、天皇杯への出場のチャンスが、アマチュアチームにも広く
与えられ、ユースチームや高校生のチームも、続々と本大会に駒を進め
るようになりました。さらに、2004年度から開催時期が変更されました。
「すべてのプレーヤーにチャンスを与えたい」という天皇杯の理想が、
一歩一歩実現されています。

今後目指すものは、この歴史ある天皇杯が皆さんにとって最も身近であ
りかつ、世界に誇れる一流のカップ戦になることです。

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第1種  年齢を制限しない選手により構成されるチーム。
第2種  18歳未満の選手により構成されるチーム。
     ただし、高等学校在学中の選手にはこの年齢制限を適用しない。
第3種  15歳未満の選手により構成されるチーム。
     ただし、中学在学中の選手にはこの年齢制限を適用しない。
第4種  12歳未満の選手により構成されるチーム。
     ただし、小学校在学中の選手にはこの年齢制限を適用しない。
女子   女子の選手により構成されるチーム。
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天皇杯の由来
昭和22年(1947年)4月3日、東京・明治神宮競技場で行われた
東西対抗サッカー試合を、天皇陛下と皇太子殿下がご観戦になられた。

戦後、運動競技の試合会場へおいでになった最初のことで、荒廃のなか
から立ち上がった日本の中核をなす若人を激励されたいお心からであっ
たろう。

2対2の引き分けで試合が終わったあと、グラウンドにおり立たれて、
協会関係者や選手を激励された。

このことから、宮内庁の特別なご尽力もあって、天皇杯下賜のことが運
ばれ、翌23年(1948年)7月2日、当時の高橋龍太郎日本蹴球協
会会長が宮内庁に出頭、拝受した。
これは、戦後各種競技へ下賜された天皇杯のなかで最初のものである。

天皇杯は当初、東西対抗の勝者に授与されていたが、第31回から「天
皇杯全日本選手権大会」となり、その優勝チームに授与されることにな
った。その後、年月を経たために昭和41年(1996年)6月27日、
宮内庁から新しい天皇杯を再下賜され、第46回大会に優勝した早稲田
大学チームが、新天皇杯を獲得した。