天皇杯2004

     
 

【4】準決勝 vs浦和レッドダイヤモンズ(2004.12/25)


 ゲームのレヴェルはともかく熱いゲームでした。で、めちゃくちゃ嬉しい。

 例によって、記録は手元の集計によりますので公式記録と異なる場合があります。なお、タイム表示は国際式によっています。

  MC:野村六彦
  R:上川 徹
  AR:上荒・江角
  S:高山
  会場:国立霞ヶ丘競技場
  天気:晴れ
  気温:12度(推定)
  観衆:35,523人

 ☆Member(Jubilo)
  GK:佐藤
  DF:秀人・田中・菊地
  MF:河村・福西・服部・西・名波
  FW:グラウ・前田
  SUB:岩丸・山西・ノブお・藤田・中山
  交代出場:前田→中山(61')、名波→俊哉(78')、グラウ→ノブお
  得点:俊哉(73')・中山(84')
  警告:名波(22')、前田(53')、西(90')
  退場:なし
  シュート:7
  CK:4


 ☆Member (レッズ)
  GK:山岸
  DF:アルパイ・堀之内・内舘
  MF:山田・鈴木啓・平川・アレックス・長谷部
  FW:田中・永井
  SUB:都築・坪井・酒井・横山・岡野
  交代出場:アレックス→酒井(81')、堀之内→岡野(89')
  得点:田中(72')
  警告:アルパイ(6')、内舘(71')
  退場:なし
  シュート:14
  CK:7

 前半
開始から一進一退の攻防が続く。お互いに寄せが早い。ジュビロは相変わらず細かく繋いで攻め上がって行く。多少はヒトが動く立ち上がり。いつもより意識してパススピードを上げている様子。一方の浦和、単純にほうってくる攻撃が多い。FWにスピードがあるのでこれが結構効果的。
 20分を過ぎるころから浦和にリズム出てくる。サイドを使ってくる攻撃が目立つ。30分になると、完全に浦和のペース、カウンター攻撃でシュートまでいくようになって得点の匂いが漂うイヤな流れ。 前田とグラウはなんでこうも動きが被るのか?前半の終了間際、うまくパス交換から攻めるが、シュートまで行かれず、逆にカウンターからあわや失点。

 後半
 動きが落ちたジュビロは、浦和の攻勢を受ける。中盤でボールが拾えず苦しい展開が続く。65分、浦和の猛攻はなおも続き 、ボール取れない。左サイドを徹底してねらわれいる。ところが、隊長の投入で流れをを戻すことができた。前線での動き出しがスムーズになり、ボールを引き出せるようになってくる。 もっとも。浦和の左サイドねらいは一層顕著になり、何度か決定機を外しながらも、結局左サイドからの崩しで田中が先制ゴールを上げてしまう。ところが、その直後、ジュビロは右サイドで得たFKをすかさず蹴った福西のFKに河村が反応。エリア内に侵入し深い位置からの折り返しを俊哉がゲット。あっと 言う間に同点に追いついた。
 この後はお互いに攻め合うスリリングな展開が続く。ジュビロは左サイドをちんちんにされるものの、中のDFの頑張りと多少のツキも手伝ってこれ以上の失点は防いでいく。と、84分、右サイドを切り裂いたノブおからのクロスを西がシュート、 そのこぼれを隊長が押し込んで逆転。あとは浦和の攻撃をうまくいなし、時間を有効に使ってタイムアップの笛までゲームをコントロール。

ジュビロ 2ー1 レッズ

 

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