天皇杯2004

     
 

【5】決 勝 vs東京ヴェルディ1969(2005.01/01)


  負けるべくして負けたと感じるのはわたしだけでしょうか。。。

 例によって、記録は手元の集計によりますので公式記録と異なる場合があります。なお、タイム表示は国際式によっています。

  MC:大野辰巳
  R:柏原丈二
  AR:柴田・手塚
  S:家本
  会場:国立霞ヶ丘競技場
  天気:晴れ
  気温:10度(推定)
  観衆:50,223人

 ☆Member(Jubilo)
  GK:佐藤
  DF:秀人・田中・菊地
  MF:河村・福西・服部・西・名波
  FW:グラウ・前田
  SUB:岩丸・山西・ノブお・藤田・中山
  交代出場:前田→中山(HT)、菊地→ノブお(66')、グラウ→俊哉(73')
  得点:西(78')
  警告:秀人(60')
  退場:なし
  シュート:21
  CK:7


 ☆Member (ヴェルディ)
  GK:高木
  DF:李・米山・富澤
  MF:林・山田・相馬・小林大・小林慶
  FW:平本・飯尾
  SUB:水原・柳沢・平野・玉乃・森本
  交代出場:飯尾→柳沢(HT)
  得点:飯尾(36')、平本(54')
  警告:富澤(20')、小林大(24')、小林慶(38',45')、飯尾(46+')、林(75')
  退場:小林慶(45')
  シュート:11
  CK:1

 前半、ヴェルディは前から激しくプレスをかけてきました。ボールを奪った後の切り替えが速く度々決定機を作られました。相変わらずボール回しはうまいヴェルディです。ジュビロはまともにシュートが打てず得点の匂いがしませんでした。スペースをうまく使えないのはもはやデフォルト。切り替えも遅い。数少ないチャンスもシュートがワクに行かず。。。やはり。左サイドから攻められることが多く、失点も左サイドからでした。前半終了間際にヴェルディ小林慶二の退場。

 後半になると、1人多いジュビロが隊長を投入して、ボールを支配し責め立てます。ただ、今一つリズムに乗れないところで、福西の緩慢なプレーから失点。これが後々まで効きました。このあとやっとスイッチが入ったジュビロが一方的に責め立てます。菊地に変えてノブおを投入しSBとし、4バックに変更。俊哉を投入し、福西を前線に上げたりと一層の攻勢を試みます。ところが、肝心のシュートが枠に行かなかったり、ヴェルディDFの体を張ったディフェンスの前に西が1点取るのがやっと。しかしながら、中盤で激しくプレスをかけてボールを奪う積極サッカーが見られてはいました。ショートパスを繋いで中央を突破しようとしたり、両サイドから早めに放り込んでみたりと多彩な攻撃を見せてはくれました。サイドからのほうり込みが意外に効果がありました。

 ただ、選手の交替が効果的であったかどうかには疑問が残ります。ノブおの投入が間違いだとは思いませんが、なぜ菊地に変えたのか?また、その時に4バックへ変更していますが、左SBにノブおあてるのはどうだったのか?さらに、俊哉を投入した後のシステムがまるでわかりません。前線が混乱していたように思います。

 結局、このままタイムアップ。連覇はなりませんでした。時間によっては(特に前半の失点後と後半の後半)サッカーは良い流れを作り出していましたが、これが来季につながるものであるかどうかは何とも言えません。

ジュビロ 1ー2 ヴェルディ

 

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