第83回大会実施概要
1.名 称 第83回天皇杯全日本サッカー選手権大会
2.主 催 財団法人日本サッカー協会
3.共 催 日本放送協会、共同通信社
4.後 援 2002年FIFAワールドカップ日本組織委員会
日 程
1回戦: 11月30日(日)
2回戦: 12月 7日(日)
3回戦: 12月14日(日)
4回戦: 12月20日(土)
準々決勝:12月23日(火・祝)
準決勝: 12月27日(土)
決 勝: 1月 1日(木・元日)
5.チーム強化費
上位入賞チーム
☆優 勝:100,000,000円(昨年度大会比+5,000万円)
☆準優勝: 50,000,000円(昨年度大会比+2,000万円)
☆第3位: 20,000,000円(1チームあたり/昨年度大会比+1,000万円)
☆勝利チーム(次戦への準備金として)
1・2 回戦: 500,000円
3回戦以降:1,000,000円
6.出場チーム [チーム名の後の( )内は出場回数]
☆J1リーグ 16チーム[順位はファーストステージ終了時]
1.横浜Fマリノス(26) 9.柏レイソル(36)
2.ジュビロ磐田(27) 10.東京ヴェルディ1969(29)
3.ジェフユナイテッド市原(39) 11.清水エスパルス(12)
4.FC東京(10) 12.ガンバ大阪(23)
5.セレッソ大阪(35) 13.ヴィッセル神戸(17)
6.浦和レッドダイヤモンズ(39) 14.大分トリニータ(8)
7.名古屋グランパスエイト(27) 15.ベガルタ仙台(10)
8 鹿島アントラーズ(20) 16.京都パープルサンガ(21)
☆J2リーグ 12チーム [順位は最終成績]
1.アルビレックス新潟(12) 7.水戸ホーリーホック(8)
2.サンフレッチェ広島(52) 8.モンテディオ山形(12)
3.川崎フロンターレ(20) 9.コンサドーレ札幌(23)
4.アビスパ福岡(12) 10.湘南ベルマーレ(31)
5.ヴァンフォーレ甲府(12) 11.横浜FC(5)
6.大宮アルディージャ(9) 12.サガン鳥栖(12)
☆JFLシード 2チーム[前期日程終了時の上位2チーム]
1.ホンダFC(28) 2.大塚製薬(15)
☆大学シード 2チーム [総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント上位2チーム]
1.阪南大学(8) 2.駒澤大学(10)
☆2種シード 1チーム[高円宮杯全日本ユース(U-18)選手権優勝]
1.市立船橋高校(2)
☆都道府県代表 47チーム
北海道:道都大学(5) 滋 賀:野洲高校(初)
青 森:青森山田高校(初) 和歌山:紀北蹴球団(2)
岩 手:盛岡ゼブラ(4) 奈 良:天理大学(4)
秋 田:TDK(10) 京 都:立命館大学(5)
山 形:鶴岡高校(初) 大 阪:桃山学院大学(2)
宮 城:ソニー仙台FC(7) 兵 庫:関西学院大学(19)
福 島:ノーザンピークス郡山(初) 鳥 取:SC鳥取(6)
茨 城:筑波大学(21) 島 根:石見FC(6)
栃 木:栃木SC(6) 岡 山:吉備国際大学(4)
群 馬:ザスパ草津(初) 広 島:サンフレッチェ広島ユース(3)
埼 玉:ホンダルミノッソ狭山FC(2) 山 口:徳山大学(3)
千 葉:順天堂大学(11) 香 川:尽誠学園高校(初)
東 京:佐川急便東京SC(2) 徳 島:三洋電機徳島(初)
神奈川:東海大学(7) 愛 媛:愛媛FC(5)
山 梨:韮崎アストロス(7) 高 知:高知大学(8)
長 野:松商学園高校(初) 福 岡:福岡教育大学(2)
新 潟:JAPANスポーツカレッジFC(4)
富 山:アローズ北陸(7) 佐 賀:九州INAX(3)
石 川:金沢SC(2) 長 崎:国見高校(5)
福 井:福井工業大学(2) 熊 本:アルエット熊本(3)
静 岡:静岡産業大学(2) 大 分:日本文理大学(3)
愛 知:マルヤス工業(初) 宮 崎:サン宮崎(2)
岐 阜:岐阜工業高校(2) 鹿児島:ヴォルカ鹿児島(4)
三 重:松阪大学(初) 沖 縄:沖縄かりゆしFC(3)
天皇杯とは
プロ、アマを問わず、すべての第1種、第2種加盟チームが参加できる、
“日本最強のチーム”を決定するトーナメント大会です。
1996年、(財)日本サッカー協会創立75周年を記念して、天皇杯は
リニューアルのため、以下のような改革を断行いたしました。
「全国9ブロック制を廃止し、全国47都道府県から代表チームを選出」
「18歳未満・高校生などの第2種加盟チームへの門戸開放」
これにより、天皇杯への出場のチャンスが、アマチュアチームにも広く
与えられ、ユースチームや高校生のチームも、続々と本大会に駒を進め
るようになりました。
「すべてのプレーヤーにチャンスを与えたい」という天皇杯の理想が、
一歩一歩実現されています。
今後目指すものは、この歴史ある天皇杯が皆さんにとって最も身近であ
りかつ、世界に誇れる一流のカップ戦になることです。
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第1種 年齢を制限しない選手により構成されるチーム。
第2種 18歳未満の選手により構成されるチーム。
ただし、高等学校在学中の選手にはこの年齢制限を適用しない。
第3種 15歳未満の選手により構成されるチーム。
ただし、中学在学中の選手にはこの年齢制限を適用しない。
第4種 12歳未満の選手により構成されるチーム。
ただし、小学校在学中の選手にはこの年齢制限を適用しない。
女子 女子の選手により構成されるチーム。
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天皇杯の由来
昭和22年(1947年)4月3日、東京・明治神宮競技場で行われた
東西対抗サッカー試合を、天皇陛下と皇太子殿下がご観戦になられた。
戦後、運動競技の試合会場へおいでになった最初のことで、荒廃のなか
から立ち上がった日本の中核をなす若人を激励されたいお心からであっ
たろう。
2対2の引き分けで試合が終わったあと、グラウンドにおり立たれて、
協会関係者や選手を激励された。
このことから、宮内庁の特別なご尽力もあって、天皇杯下賜のことが運
ばれ、翌23年(1948年)7月2日、当時の高橋龍太郎日本蹴球協
会会長が宮内庁に出頭、拝受した。
これは、戦後各種競技へ下賜された天皇杯のなかで最初のものである。
天皇杯は当初、東西対抗の勝者に授与されていたが、第31回から「天
皇杯全日本選手権大会」となり、その優勝チームに授与されることにな
った。その後、年月を経たために昭和41年(1996年)6月27日、
宮内庁から新しい天皇杯を再下賜され、第46回大会に優勝した早稲田
大学チームが、新天皇杯を獲得した。